2002年秋季演奏会までの日記
2002年11月3日(日)秋季演奏会当日
 いよいよ演奏会。気合いを出すため、ドアに向って「にゃー!」と雄叫びをあげつつ突進。なにやってんだか。
 開演14時というのは早いもので、リハーサル時間があっという間に過ぎてゆきます。リハーサルでは地震がありました。いえ、「自信」の間違いではなくて「地震」。アースクエイクですよ地面が揺れるやつ。会場の方の指示にしたがって控室へ避難。そうだよな、反響板が落ちてきたらたいへんだしな、などと呑気なことを考えていて、気付くとそのままリハーサル時間終了。本番開始へ。(幸い地震での被害等はありませんでした)
 たくさんのお客様、お手伝いの方々のおかげで、本番の演奏はなんとかうまくいったと思います。うん、一安心。細かいミスはいくつかあったものの特に大きな事故には発展せず、ひとまずほっとした次第。
 演奏会の後には宴会。今回は比較的おとなしい宴会で、ああ皆さん紳士淑女になったのだなあ、と思ったり、いや紳士淑女はこんなばか騒ぎはしないなあ、とも思い、おとなしくといってもあくまで「比較的」なのね、といった感じです。(二次会は参加しておりませんのでわかりません。もちろん他人に迷惑をかけない範囲で楽しまれたことと思います。そうですよね?)
 酔っぱらった頭で、次の演奏会のことやらなにやらをとりとめもなく考えながら眠りにつきました。
 翌日、演奏会にいらしてくださった方より次回の演奏会についてお問い合わせがありました。ありがとうございます。次回もぜひおいでくださいませ。

 いらしてくださった皆様、お手伝いいただいた方々にあらためて感謝いたします。ありがとうございました。
2002年11月2日(土)
 演奏会前日。たくさん打楽器をお借りするために本日は厚木へ向かいました。高校の吹奏楽部さんからお借りしたわけですが、顧問の先生も部長さんも快くご協力くださって、本当にありがたかったです。なんでも明日からは修学旅行だそうで。お気をつけてお楽しみください。
 さて、私はいまいち前日でも本番へ向けて精神状態が定まらないので、ゆっくりとひとりで考える時間を作ろうと、ひとりで向かいました。それがなんとか役にたったのか「本番モード」の精神状態になることができました。
 本日の練習は演奏会場である杜のホールはしもと。なんだかんだでセッティングやその他準備に時間がかかり練習はあまりできませんでした。最後にやった「プスタ」などはもうひどい出来で、思わずゾッといたしました。しかし松元さん曰く「実はあまり心配していない。皆さんの顔を見ていると『あ、しまった』や『ああそうだった』という顔をしているから、明日はきっとうまくいくでしょう」。そうなることを祈りつつ、帰途につきました。
2002年10月27日(日)
 本日は久しぶりに小山公民館での練習。朝会場に到着してみると「ソフトボール大会」があるらしく、公民館の駐車場が一杯になっておりました。なんとか楽器運搬車の駐車スペースを確保せねばと、駐車場でたむろすることから一日が始まりました。
 練習を始めて出てきた音は、昨夜以上に乱れており、一瞬ちびまる子ちゃんの世界でなら顔にタテ線が入るであろう表情で凍りつく。練習が進むにつれて改善はされるのですが、練習曲目が変わるたびにまた最初の状態に戻る、の繰り返し。不安は募るばかり。
 それにもかかわらず、練習の終わりに松元さんがおっしゃるには、「実はあまり心配していない。皆さんの顔を見ていると、しまった、や、ああそうだった、が多い。本番ではできるだろう」とのこと。
 それでも個人的には不安は払拭されず。つまりそれは、できるだろうけど失敗する可能性もあるね、ということですので。
 前回よりも音は良くなっていると思います。だから確実に、できることはできるようにしたい、無駄なミス・事故は防ぎたいのです。
 来週、お客様と楽しい空間を共有できるよう、体調や心意気を整えていきましょう。
2002年10月26日(土)
 1週間前、来週の今ごろは演奏会会場と同じ場所でのリハーサルだと思いつつ、一方で、だからといって浮き足立ってもしようがないぜ、と思う自分を抱えながらの練習。
 久しぶりの松元さんの練習。メニューは、ウィーアーオールアローンから始まり、エルクンバンチェロ、ライオンキング。松元さんによるライオンキングは実に合宿以来の練習。はじめはがたがたになる部分もあり不安でしたが、だんだん調子があがってきてそこそこの出来に。「暖気」に時間がかかりますな。
2002年10月20日(日)
 続きの久石譲とキャラバンが本日の練習メニュー。すでに2週間前なのでだいたい本番での出来が読めてくる時期。曲の難易度が低いため、前回よりはまあ仕上がりは良いものの、やはり「もったいない」ことが多いので残念。能力としてはできるのに、実際には半分くらいの確率でしかできないものがあったりと。できることは確実にできるように、それをこころがけましょう。
 午後は、松元さんが指揮を振る「アンサンブル・フィガロ」というアマチュアオーケストラの演奏会を聴きにいく。こちらのオーケストラには個人的に知り合いも多く、まったく別のルートで知り合った松元さんと、昔の友人や知り合いがいっしょに舞台にいるのを見るのはなかなか不思議な感覚でした。
 客席にも知り合いが結構いたりして、松元さんについて「面白い人だね」という声が多くてなんとなくニンマリしてしまったり。そう、面白いのよ、松元さんは。さらに生意気なところでは「将来が楽しみだね」なんて言っているのもあり…。
 演奏会終了後に矢部に戻ってみると、パート練を終えた方々がまだ残っておしゃべりをしてました。演奏会のパンフレットの松元さんの写真を見せると「おすまし顔」とのことでなかなかの評判。
 次週はいよいよ1週間前です。
2002年10月19日(土)
 土曜日。どんより曇って雨が降りそうな天気。昼間から演奏会の衣装(?)というか小道具作り。
 うちの名前で部屋を予約して、やっているのは工作、なかなか奇妙な風景。
 運良く、雨が落ちてくる前に楽器の積み込み、おろしが完了。練習開始となりました。
 今日は垣見さんの合奏で、「シェナンドー」「久石譲メドレー」の練習。本日もまた、音程の練習、正確な譜割りの練習に時間を割きました。できることが増えてきていますが、それを一度にすべて実現できない。もったいない、と思うことしばしば。
 練習は「久石譲」で終了。明日は続きの練習から。
2002年10月14日(月)
 本日は練習はないのですが、調布までちらしの挟み込みにいきました。他の方では演奏会の衣装作りをしている方々もおり、なんだかんだいいつつ今日もBAGの活動日のような様相。
 調布ではさみこみさせていただいたのは「ル・ノワール ウインドオーケストラ」さん。第1回の演奏会だそうで、ふーん、と思いながら挟み込み作業をしていましたら、リハーサルの音が聞こえてきて、それがまた上手くてびっくり。はさみこみの時間から本番まで時間があいていたので、演奏会を聞こうかどうか迷ってましたが、あんまりいい音なんで聞くことに決定。良い演奏会でした。なんでも今年4月にできたばかりだそうですが、いや、半年でこんな演奏ができるところもあるんだなあ、と感心。いや、感心してるだけでなくて、われわれもがんばらねば、と刺激も受けました。
 演奏会前、時間をつぶすため本屋で「音楽の友」を立ち読み。フランソワ・ルルーの後頭部が薄くなっている写真をみつけて愕然とする(たしかまだ30歳前後のハズ)。やっぱりオーボエ吹きは禿げるんだ…。
2002年10月13日(日)
 今日は大野中公民館での練習。9時15分合奏開始できるようにわさわさと会場準備に。
 ところが、松元さんがいらっしゃらない。自分で15分と言っておいて、なんたること、と思っておりましたら、松元さんと連絡のついた垣見さんが「今日は10時15分頃になるって、昨日連絡したっておっしゃってるけど?」とのこと。…つまりこちらで勝手に1時間間違えていたわけで、皆さんの朝の時間を不用意にいただいてしまったわけです。申し訳ない!
 その場で皆様に謝罪。「まー、逆に間違えるよりはいいでしょう」という言葉をいただきましたが、無言で「もう少し眠れたのにー」と思ってる人もいるんだろうなあ、と反省。

 で、練習ですがプスタの後半2曲の練習でした。自分では、まあいいんでないかな、と思ったところでも松元さんは「ぬるい!」ということが多かった練習で、こちらの耳が甘くなったのか、松元さんの要求が高くなったのか、後者ならうれしいことですが、前者のような気もしてます。

 午後はフルート・オーボエのパート練習。同じ会場で夜間は個人練習(自由参加)。わたしはパート練習終了後、まっすぐ帰りましたが夜間の練習に参加した方々は(話によると)その後食事へゆき、午前2時まで帰らなかったとか。次の日はお休みとはいえ、あまり夜更かししないようにしてくださいまし。
2002年10月12日(土)
 本日は久しぶりに大野南公民館での練習。約1年半ぶりの会場とあって、団員の中には場所を知らない人もぱらぱらと。
 おそらく道が渋滞すると見込まれたので、早めに出発。すると相模大野周辺は「まんどう祭り」のために普段以上に混み合っておりました。みんな無事に着けるかなあ、と少し不安に。
 それでも、特に問題なくみなさん時間に集まりました。うん優秀優秀…いやこれが普通ですな。
 練習は「シェナンドー」および「ライオンキング」。シェナンドーはそこそこ良い感じに仕上がりつつあるだけに、テンポが停滞したり(数えてないせいですね)、音を間違えたり(うーん、困りものですぞ)するのが残念でならない。毎回の練習でミスをしない、ということをこころがけましょう。事故はお互い許しましょう。チョンボはお互い厳しくあたりましょう。

 練習前に松元さんより電話あり。「明日の練習は何時まででしたっけ?」「えーと、12時に会場を出なくてはならないので、11時半くらいまでですね」「そーですか。じゃあ…(よく聞こえない)…15分に開始ということでよろしくお願いします」(あ、なるほど時間が少ないので早めに開始、というわけですな)「わかりました」という会話。
 それを受けて、明日はいつもより15分早く9時15分合奏開始でーす、と連絡。前日の練習で申し訳ないですが、ご協力お願いします。ということで…
2002年10月6日(日)
 本日は合宿の後、初めての松元さんの練習。チューニングの時から、なんだか変だなと思っていました。反応がイマイチ良くない。そしたら松元さんも同じように思ったらしく「とても演奏会1ヶ月前のバンドとは思えない」と一言。これで気合いが入ったのか、その後は集中したいい練習になったと思います。
 とにかく、練習すればその分良くなります。本日もよくなりました。それを忘れないように、来週になったらまた元に戻ってた、ということだけは避けましょうね。
 本日はまた見学の方が3名(サックス、トランペット、パーカッション)いらしてくださいました。ありがとうございます。
2002年10月5日(土)
 本日も先週に引き続き、矢部は青少年学習センターでの練習。ここ青少年学習センターでは「子供情報誌 アルエット」という機関誌を発行しておられますが、今月はその中で当楽団をご紹介いただきました。前回の演奏会の後にふざけて撮った写真を使っております。なかなか皆さん良い顔をしてます。今度の演奏会後もそういう顔になるといいですね。
 練習は「シェナンドー」「久石譲」ともう1曲。本日もじっくりと音程とハーモニーを攻めました。ときどき「おやっ?」と思うほど良い音が聞こえることもあり、そういう部分をだんだん増やしていけるようにしたいものです。
 明日もまた練習です。
2002年9月29日(日)
 本日も昨日に引き続きの練習。土曜の夜/日曜の朝と練習が続くのでこの演奏会前の時期は毎回BAG三昧といったところ。本日も垣見さんの練習。曲目は「久石譲」と「シェナンドー」。本日も細かくハーモニー、音程の練習をしていきました。残念だったのは今日もまた譜割りの確認に時間がとられてしまったこと。個人で予習して解決できることは、みんなの時間を使ってやらぬよう注意しましょうね。
 昨日夜の町に連れられていったクラリネット見学の方、本日入団。そのうえあだ名まで早速ついてました。今後ともよろしくお願い致します。
 さらに、本日は見学の方がパーカッションにいらしてくださいました。ありがとうございます。
2002年9月28日(土)
 本番前1ヶ月ということで、本日より土曜日練習開始。垣見さんの合奏で「ライオンキング」と「久石譲メドレー」。本番が近く気合がはいってまいります。そのせいか、先週はがたがたであったと聞いていた合奏ですが(まあ、ガタガタといえばまだそうなんですが…)なかなかいいじゃないですか。一番の問題は譜割りがイマイチ不正確であること。細かい単位でシビアに勘定していくことが不可欠であります。
 しかし、土曜日の練習は夜ということからか、練習後に妙な盛り上がりをみせたりして。本日は見学の方が(クラリネットの男性)がいらしてくださいました(ありがとうございます!)が、早速クラリネットのお姉様軍団につれられてどこかへ消えてゆきまして…大丈夫かなあ?
2002年9月22日(日)
 合宿の翌週の練習。
 本日はいつもの矢部にある青少年学習センターで「Yフェスティバル」というお祭りが開催されているために、練習は大野中公民館。もちろん、フェスティバルに参加する団員もおり、何人かで受付のお仕事を致しました。本番は明日(23日)。
 で、練習のほうですが、あまり良くなかったようで…。合宿疲れ?それとも出席者が少なかったせいか?
 ともあれ、演奏会約1ヶ月前。一回一回の練習を無駄にしないように、時間を大切に使ってゆきましょう。

(おまけ)
9月23日(月)
 本日は練習ではなくて、「Yフェスティバル」の日。我々BAGウィンドアンサンブルの発表も本日。
 残念ながら青少年学習センターのホールの舞台は狭く、我々全員はのっからないので小編成のアンサンブルの発表。木管五重奏とパーカッションアンサンブル。なかなか良かったと思います。センターの職員の方も聞きに来てくださって、「はじめて聞きました」なんて言われてしまったり…あ、そういえば演奏会、御招待すべきでしたね、今まで…。たいへんお世話になっているのに。というわけで、ちらしをお渡しする。
 通りすがりの小学生にもほめられて、ほんわか嬉しい気分。
 その他、同じセンターを利用している他の団体の方々とも準備を通じてお近づきになれたのが大きな収穫でした。なんでも早くも次の企画がでているとか…。
2002年9月16日(月):合宿最終日
 早いもので、合宿も最終日。終わってみると意外と遊ぶ時間はなく、はじめから最後まで練習づくめでした。(あたり前ですけどね)
 最後の練習は18人で久石譲メドレーを。なかなかいい雰囲気でした。松元さんの「合奏中に『すみません』てあやまるのはなしにしましょう」に応えて、最近一部で「よろこんで」が流行っています。でも間違えて「よろこんで!」はなんか変ですぞ。
 帰りはあいにくの雨。それでも遊びに行った方も若干名。
 フェリーに乗って東京湾を横断。甲板にでると風が強く気持ちがよい。合宿の疲れからか、フェリー上では睡眠をとる方多数。
 町田付近までは早く着いたのに、そこからは1時間以上かかりました。渋滞渋滞。
2002年9月15日(日):合宿二日目
 合宿二日目。少々二日酔い気味。オーボエは吹き込み口が狭いので、ますます頭が痛む。困ったものです。
 本日はカタロニアの栄光、ライオンキングの日。プスタ、カタロニアは結構難しいので、皆あせってさらっているためか、かえって出来が良いのに対して、ライオンキングは油断しているせいか意外とぼろぼろ。うーん、まずいぞ、なかなか。
 午前、午後とみっちり練習して夕食。本夕食後に帰る人が多く、夜の練習はさびしくなりました。夜は合奏ではなく、分奏。ライオンキングを中心に。なかなか効果ありでした。
 夜は当然宴会。ただし昨日の反省をふまえて控えめに。
(ちなみに合宿のしおりには「宴会はほどほどに、でもはじけてもよし」との注意書き。なんとも音楽の表情記号っぽい。さしずめ "moderato ma agitato" といったところか??)
 また、来週の矢部青少年学習センターでの「Yフェスティバル」飾り付け用のお花づくりも宴会前に。松元氏に「なにをやっているんですか?」と聞かれたので「BAGの資金難のためにみんなで内職やってます」とお答えしました。その後しばらく内職話に花が咲く。団費に加えて役務も求めよう!とかなんとか・・・。酔っ払いですな。
 本日は、なんとサックスの新入団者が合宿にいきなり参加!気合がはいっております。頼もしや。
2002年9月14日(土):合宿初日
 本日から3日間、合宿です。向かうは千葉は岩井海岸「さじべえ荘」。事前に東京発の特急の指定席を確保していた私は少し早めに出発。9:20に東京駅発。サンドイッチをもぐもぐとやりながら岩井駅まで1時間半。快適な旅でした。
 早めに宿に到着したのですが、既にきている人もおり、合奏ホールを使用してもよいとのことでしたのでぱらぱらと音出し開始。しばらくすると皆もぞろぞろと集合してまいりました。
 練習開始。はじめは垣見さんによるブレスの練習から。音を出すときの準備の仕方、息の吸い方、効果的な息の使い方、といったところでしょうか。みんなで体操をやっているような雰囲気。窓がおおきく外からよく見えるらしく、前を通る人がけげんそうに見つめて通り過ぎてゆきます。
 その後の練習は松元さんによるプスタの合奏。いつもより集中して時間をかけて練習できました。合宿の利点です。ちょうど窓の外は浴場になっており、他の宿泊客の皆様がちらちらとこちらを見ながら歩いてゆきます。お子さんはたまーに拍手をくれたり。練習後は、松元さんとパートリーダーで練習内容の復習。
(後日、パートリーダーから話の内容がまわってきました。細かい注意多数!)
 夜は例によって例のごとく飲み会。昨年と違って今回は隠れて飲む必要がないために、楽しめました。
2002年9月8日(日)
 学校の夏休みが終わり、通勤の電車も混みはじめました。日中はまだ暑いものの、夜・朝は涼しくなりました。もうそろそろ秋でしょうか。
 さて、本日の練習は先週に引き続き松元さんの合奏。曲目は「カタロニアの栄光」と「プスタ」。正直、カタロニア…は1ヶ月以上合奏で練習していなかったので、きっと前回の練習前とほとんど変わらん状態に戻っているのではなかろうか、と不安だったのですが、そんなことはなく、さらにつっこんだ練習ができました。松元さんの最近のお気に入り、一曲集中の練習の効果でしょうか、練習したことがちゃんと維持されていました(あ、もちろんこれは団員の練習の成果でもあります)。
 「最近、今まで要求できなかったことを要求できるようになった」と松元さん。嬉しいなと思っていると「でも音程がひどい」と、うう…その通りですな。
 今日は見学の方が2名いらしてくださいました。ありがとうございます。

 来週は合宿です。よい天気になりますように。
2002年9月1日(日)
 先日、通りをながめていたら「匍匐屋」という看板が見えて、ああなんのお店だろうと、よく見てみたら「葡萄屋」で、自分も目が悪くなったものだと思いました。最近譜面も見づらくなったと思ったら、なるほど近視がすすんでいたようです。

 さて、本日の練習。
 いつも通り、チューニングをして基礎練をして、松元さんに合奏をみてもらいました。松元さんには「しばらく来ないうちに音に潤いが出た」と誉められましたが、我々、普段誉められられ慣れていないのでどう反応してよいやらわからずビミョーに笑みを浮かべて沈黙(頭のなかでは、久しぶりに訪ねてきた親戚のおばさんが「あらー○○ちゃん、大きくなったわねー」という図がぐるぐる、ぐるぐる…)。
 練習の内容は「プスタ」。誉められて気をよくしたのか、もともと集中力が高かったためか、いずれにせよ反応の良い、いい練習になりました。
 本日で、演奏会の約2ヶ月前(!)。さらに良い演奏となるよう、演奏会となるよう、精進いたしましょう。

 本日は見学の方が3名、いらしてくださいました。ありがとうございます。
2002年8月25日(日)
 本日は分奏練習。3箇所に分かれて、木管・金管・打楽器の練習。木管練習は今年度新設されたポスト、セクションリーダーのKさんによる初めての練習。前に立って練習をリードする役目になったとき、やりやすいのは一言一言にみんなが反応をしめしてくれることで、これはいつも実感していることですが、今日の反応はよくて羨ましかったですね。皆様、私のときにもやさしくしてください(目があったらにっこりと笑いかけてくださいませ。目をそらされるとかなり傷付きます…)。
 金管は久しぶりに青木先生にみていただきました。訳あって、少しだけ顔を出してご挨拶(ほんの少しながら)致しました。きっと良い練習になったことと思います。
 打楽器は清新公民館での練習。なるほど打楽器のパート練習というものは、合奏と違い旋律がわかりにくいために非常にやりにくいものと実感。途中で垣見さんがピアノを弾いてくれて、それと一緒に練習しました。
 本日の見学の方は…申し訳ありませんが分奏のためわかりませんが、入団の方が2名!ありがとうございます。
2002年8月18日(日)
 本日は久々に古淵は大野中公民館での練習。この会場はなかなかよい部屋なのですが、12時までしか使うことができず、矢部での練習時よりも1時間短いのが難点。ただ近くにおいしいおそば屋さんがあるため、少々不謹慎ながら、別の楽しみもございます。
 さて、本日の練習曲目はティケリの「シェナンドー」。アメリカの民謡(インディアン、もといネイティブアメリカンの民謡)を使ったもの。ゆっくりとした、音色、ハーモニー重視の曲。
 集中したいい練習ができました。やはりあと1時間は欲しかった…。
 本日は見学の方が3名いらしてくださいました。また、入団の方が1名!ありがとうございます。
2002年8月11日(日)
 本日は松元氏による合奏練習。曲目はライオンキングとウィーアーオールアローン。ライオンキングの出来はいまいち。曲のはじめのほうはなかなか良いと思いましたが、後に行くにしたがって乱れてきました。多分、はじめのほうはさらっていたけど、後のほうまで手が回っていないのだろうなあ、というありがちな結果に。良くない、良くないですね。
 パーカッションの鍵盤楽器担当のN子さんが、グロッケンにすばやく移るためにスカートのポケットにマレットを刺しての演奏。松元氏「その新種の虫みたいのやめましょうよ」と一言。あー、「ぬるい」に並んで「新種の虫」が流行り言葉になるのではと漠然と思う。
 全体的に本日は、細かく数えてタテをあわせる、ということに時間を費やしました。数えることはアンサンブルの基本、みなさま、ひたすら数えましょう。もちろん機械ならぬ人間ですから、皆が同じ速さで数えるのはすぐにはできません。しかし一緒に音を出して合奏を重ねていくと、不思議なくらいにぴたりと合ってきます。
 合奏の時間を大切にして、一緒に音を出す時間をなるたけ多くとっていきましょう。
2002年8月4日(日)
 本日は矢部の青少年学習センターでの練習。基礎合奏練習は私の担当の日でしたので、先週松元さんがやってくださった息の使い方に関する練習をしようと思っていました。
 前回の松元さんの練習では、「クラリネット二人羽織」ということで吹く人と指を担当する人と、二人で一本のクラリネットを演奏して、一定の息を楽器に流しておいて指だけ動かせばきれいに音がだせる、ということを実演してくださいました。目に見えるビジュアル系の練習といえましょう。
 そこで、同じことを違う方法で表そうと、本日は「触覚系」でいくことにしました。誰かに腰のあたりを押さえてもらいながら楽器を吹く、という方法です。この「誰か」が問題で、人選を間違えると本当に思いきり腰を押さえつけられて痛いので、、、やさしそうなフルートS氏にその係を依頼。うまく押さえていただきました。
 触覚系の難点は、実際に触った人しかよくわからん、ということ。まあ、さわりさわられ、試してみることをオススメ致します。
(ちなみに、私がオーボエのレッスンに通い始めたころは、よく先生の腰まわりを「押さえてみろ」と言われてやっておりました。効果は非常にあったのですが、客観的にみたらとても滑稽な姿だなあ、と思いながらやっていたのを覚えております。あんまり公の場では「さわりさわられ」はオススメできませんね)

 肝心の曲の練習は垣見さんによる久石譲のメドレーとデューク・エリントンのキャラバン。キャラバンはトランペットががんばっていて嬉しかったですが、自分のことに必死でそれ以外のことはあまり聞こえてきませんでした。ごめんなさい。
 久石…のほうは、音程が悪くてどうにも困ったもので。垣見さんは「今まであまりつかまえなかったけど、今回は音程細かくあわせようね」と。そうですね。せっかくきれいな曲ですから、キチリとあわせましょう。

 本日の練習には見学の方が2名。チューバとフルートに1名ずつ。ありがとうございました。

 練習の後は総会でした。ギリギリで定足数に達して成立(途中で1名追加により成立。きわどいところでした)。結果団費の値上げが成立。あううう。
2002年7月28日(日)
 本日は松元氏による練習。予定の曲目は「カタロニアの栄光」と「プスタ」。しかしながら、以下二つの理由により結局は「カタロニア…」1曲のみの練習。

 ひとつめの理由は芳しからぬ理由。我々の事前の準備、音だしがたりなかったためにチューニングや基礎練習(ティップス)に時間がかかってしまったこと。反省。
 ふたつめはどちらかというと良い理由。練習によって「カタロニア…」の出来が目に見えて良くなっていったので「途中でやめたくなかった」(松元氏)とのこと。せっかく良い成果があがったのですから、皆さん来週になったら忘れてる、なんてことのないようお気をつけください。

 今回の演奏会はパーカッションに人数が足りないので、団内で比較的人数の多いパートから「お手伝い」が出ております。「カタロニア」ではサルさんと呼ばれるクラリネットのSさんがタンバリンをたたいていて、これが上手くてびっくりしました。なにを隠そうわたくしめも、いくつかの曲についてパーカッションに移らせていただくことになっておりますが、叩いている姿を「寿司ロボット」やら「猫パンチ」やらと酷評されていて少々落ち込み気味です。
 サルさんのように上手くなるぞ、とクラベスを借りて家に持ち帰るが…あ、家で叩いたら近所に怒られるなあ、と…とりあえず握ってフォームの研究。

 本日はトランペットに見学の方が1名。ありがとうございます。それから同じくトランペットに入団された方1名。ありがとうございます、今後ともよろしくお願い致します。
2002年7月21日(日)
 本日は分奏練習。とはいえ隣同士の部屋での練習なので、ちょくちょくと向こう(金管)の練習を覗きにいったりしました。
 練習曲目は木管は「カタロニアの栄光」と「プスタ」。金管では「プスタ」を中心に練習していた模様。カタロニア…では、とにかく歯切れ良い演奏にするために、音の長さ、出だしをそろえる、いやそれ以前にきちんと音を音符通りに吹く、という練習をしました。休憩時間にちょっと金管をのぞいてみたところ、練習中のプスタの出来がなかなか良く、こりゃやばいやばい、と木管でも気を引き締めて練習を再開。
 ともあれ、良い練習になったようでなによりです。
 本日はトランペットに見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございます。
2002年7月14日(日)
 松元氏による練習。曲目は、ライオンキング、エル・クンバンチェロ、それにWe are all alone の3曲。
 天気予報では雨、なんて数日前まで言ってましたが本日は快晴、蒸し暑いことこの上なし。練習会場の青少年学習センターのホールはクーラーのききがどうも悪いらしく、汗だくでの練習が開始されました。松元さんにも「これは新手のダイエット作戦ですか?」と言われてしまいました。何度か空調のお願いを事務所にしていたところ、センターの担当の方がわざわざいらしてくださって、「古い設備なので申し訳ない…今業者を手配しているところで…」としきりに恐縮していらっしゃいました。いえいえ私どものためにわざわざありがとうございます。結局、練習途中でエアコン業者の方がいらして調整してくださったらしく、後半はたいへん涼しい環境で練習ができました。
 練習は、暑さ問題以外にはつつがなく終了。音の出だしをそろえる、という基本的なことに時間を割いた練習でした。これを解決するには主にふたつのことが必要ですね。ひとつめは、「ずれてるのか合っているのかを判断できる耳を持つ」ということ。もうひとつは「どういう息の圧力とスピードで息を出したら音が出る、あるいは出ない、その境界線を特定する」ということです。まあ、後者のほうはとても難しいですので、せめて前者だけでも。合奏で決して「歌に溺れ」たりせずに、アンサンブルの状態を確認できる冷静な自分を育てておきましょう。
 本日、サックスに入団の方1名。今後ともよろしくお願い致します。
2002年7月7日(日)
 七夕の今日は良い天気となりました。垣見さんの合奏にて、エル・クンバンチェロ、キャラバン、ウィーアーオールアローンの3曲。カタカナで書くとなんとも間抜けな、We are all alone ですがこれが一番の難物でした。いや音程が悪い悪い、せっかくの「わたしたちふたりきり」なんて題名も泣くようなうねりの嵐。音程をあわせる、これには一緒に音を出す回数を、つまり一緒に練習を重ねるということしか解決策はないと思います。この曲にかぎらず、音程は大事ですので、せっかく皆であつまれる合奏の時間を大切にしていきたいものです。
 本日はコントラバスに入団された方が1名。BAG初めての高校生の団員。これから一緒にがんばって参りましょう。
2002年6月30日(日)
 前回の演奏会から約2ヶ月過ぎ。演奏会後2回目の松元さんの練習。約1ヶ月ぶり。曲目は間宮芳生「カタロニアの栄光」とヤン・ヴァン・デル・ロースト「プスタ」でした。
 実はカタロニアの栄光は小生、高校生の時にオーボエを手にして2ヶ月目くらいに吹いた曲。数えてみたらもう12年も前。時の経つのは早いものです。以前やったからそこそこは覚えているだろ、と思っていたら、え、こんな曲だっけ?と新発見(思いだし?)多々あり、嬉しいような悲しいような。
 「プスタ」はいかにもBAGの面々が好きそうな土臭い曲。まだまだ吹けないところもたくさんありますが、なんとか吹いてやろうという意気は感じられて楽しい合奏でした。個人的にはどーしても途中からブラームスの「ハンガリア舞曲」につながってしまう部分があり、頭のなかで「プスタ」を演奏する自分が「ハンガリア舞曲」を歌い出す自分を抑えつけながらの練習でした。
 次からは気をつけます。

 練習の後は松元さんを交えての選曲の話。
「普通の会社では、会議が終わってから、あれは違うだろ、という発言はないですよね?我々の話合いでも当然それはなしですよね」と、最後に松元さんからの言葉。隣りでボソリと「うちの会社ではしょっちゅう…」。
2002年6月23日(日)
 前日は周囲では演奏会ラッシュ。当楽団ともゆかりの深い、青陵ウインドオーケストラさん、相模原ウインドアンサンブルさんの演奏会が同時刻で開催され団員は「いったい、どちらを聞きにゆこう?」と迷ったに違いありません。
 いずれも御盛会だったと聞き及んでおります。おめでとうございます。

 さて…私めは実は練習をお休みして旅行でした。不謹慎な!と怒られそうですが…すみません。行き先は北海道です。
 みなさんが練習されている頃、札幌で「よさこいソーラン祭り」を見ておりました。普段は近所のにーちゃん、ねーちゃん、おばちゃん、おじちゃん、であろう人々が非常に完成度の高い踊りを生き生きとやっている姿をみて、BAGもがんばるぞ、と思った次第。

 来週からキリキリ練習に励みます。

 本日はコントラバスに見学の方がいらしてくださった模様。ありがとうございます。いなくてすみません。今度ぜひお会いしましょう。
2002年6月16日(日)
 本日は淵野辺駅前の大野北公民館での練習。ここのところ慣れた矢部の練習場を使わない練習が続いています。
 曲目は久石譲メドレー(森田一浩編)とティケリの「シェナンドー」。
 久石…は小編成でもきちんと曲になる名曲(名編曲というべきか)だなあと思っていましたが、本日の練習でもそう思いました。特にお気に入りの部分は冒頭付近の、フルート・オーボエ・クラリネットの三重奏。本日の練習でなかなか良い演奏で「おっ、すげえ」と思って見てみたら、吹いていらしたのは当楽団の長老3人衆(S氏、P氏、I氏)。まさに亀の甲よりなんとやらと申しますか、あまりこの話題を深追いすると後が怖いのですが、まあとにかく良い演奏であったということです(いや、まじめな話良かったです。今後も良いアンサンブル期待してます)。
 来週は久々に矢部での練習。楽しみです。
2002年6月9日(日)
 本日も先週に引き続いて中央公民館での練習。曲目はデューク・エリントンの「キャラバン」を中心にした練習。先日テレビでなんかのクイズ番組のBGMに流れているのを聞きました。練習中にテレビで悩んでいた兄ちゃんの顔がふと浮かぶ。
 いつもに比べてタテの長さが短い会場のせいか、金管の後列のトランペットがよく聞こえます。特に最近楽器を購入したK氏のはりきり具合が心地よく。
 うまく吹ければ妖しい魅力、音はずしたらアヤシイ和音。間違えないようにしましょうね。
2002年6月2日(日)
 本日は、演奏会後初の松元さんの練習。ひととおり、秋の演奏会のポップス曲を見ていただきました。
 練習会場は初めて使わせていただく中央公民館。少し駅から遠いのが難点ですが、練習するにはちょうどよい大きさの部屋でした。
 練習内容はそこそこ。ただし前回できるようになったことでまたもとに戻っているものもあり残念。また出席率がイマイチだったのも残念。
 一方で着実に努力してうまくなってきている人もいまして、ああこりゃがんばらないかんな、と一人で反省。
 秋の演奏会の曲目は、今までのプログラムに比べて難易度は低く設定してあります。その分、完成度を高めましょう。その分、基礎的な実力を伸ばしましょう、という作戦。
 本日はトランペットに見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございます。
2002年5月26日(日)
 気がつくと5月も最後の練習日。演奏会後3回目の練習。
 内容は、ウィーアーオールアローンとアフリカンシンフォニー、エル・クンバンチェロ。可もなく不可もなくといったところでした。ただ、合奏途中の合間合間に無駄な時間が多くて残念。思わず団員のなかから「私語は慎め」との声あり。意外と秋の演奏会までは練習回数が少ないので、大事に一回一回練習しましょう。
 先月の演奏会の録音を団内むけにダビング中。そのため何度も聞いてしまいました。お客様の反応が結構よかったので期待していたのですが、感想は
「だめだこりゃ」
でした…。音程はとても悪く、テンポキープができていない。基本的なところでこんなに乱れているとは…まあ、今後精進してゆきましょう。

 本日は見学の方が2名いらしてくださいました。ありがとうございます。
2002年5月19日(日)
 目覚めるとすがすがしい晴天。気持ちよく起床し練習に向かいました。
 本日は久しぶりに古淵、大野中公民館での練習。垣見さんの合奏にて、久石譲メドレーとウィーアーオールアローン。まあ、2曲ともそんなに難しい曲ではないので、すごくひどいということにはなりませんでしたが、音程があわない・音を間違える、といったことが続出し、決して出てくる音は良くありませんでした。早いところ譜面を覚えて、アンサンブルの楽しみにつかってゆきたいものです。
 個人練習とはなんのためにやるのか、それは暗譜するためです。譜面を頭にたたきこんでみると、合奏がとても楽しくなるはず。お試しください。
 練習にはフルート、クラリネット、パーカッションに見学の方がいらしてくださいました。ありがとうございます。よろしくお願い致します。

 午後は秋の演奏会の選曲会。パートリーダーは必ず出席すること、その他の方もおひまならどうぞ、という会。20名以上が参加…団員のほぼ半数ですね、さすがに選曲はみなさん興味が高い模様。

 夜は、先の第10回定期演奏会企画係の皆様のお疲れ様会に参加してきました。飲みやすい日本酒をくいくいいっていたら途中から記憶がとんでしまいました。話によると、階段をかかえてもらって降りたり、家に帰る途中にしきりに「クンバンチェーロー!」と叫んでいたりしたとか…。困ったものです。すみません…。
2002年5月12日(日)
 連休明け、演奏会後の初めての練習。妙に静かな雰囲気での練習。別に悪い意味でも良い意味でもなく、単純に「静か」。練習の後の片付けもさささと終わりました(こちらは良い意味)。演奏会が終わって落ち着いたという感じの練習でした。
 内容は基礎練習(ティップスとトレジャリー)と秋の演奏会の初めての合奏。ポップス曲の練習。
 比較的時間に余裕があったため、基礎合奏練習に重点をおいた練習でした。呼吸法からハーモニー練習のための歌までメニューは色々。呼吸法については垣見さんから、自分で腰の後ろあたりに手をあてて息を吸ってみる、との指導がありました。もっとよいのは、うまく呼吸できる人の腰に手をあてて、吸ったり吐いたりしてもらうことだなあ、と漠然と思いつつ、でも誰かに手を当てられたらくすぐったくてうひょうひょ笑ってしまいそうだなあと思い、口に出さず。
 歌は、ティップスの中のコラールを楽器を置いて、代わりに歌ったものです。意外に良い合唱になって驚きました。
 来週の練習も基礎合奏に時間をとるとのこと。面白そうですね。
 本日はトロンボーンに見学の方がいらしてくださいました。ありがとうございます。