第15回定期演奏会までの日記
2007年4月8日(日)第15回定期演奏会当日
 演奏会の当日。心配していた天気は…とりあえず朝は快晴。気分が良くなる。がんばるぞ。ただひとつ、誰にも言わなかったが心配事がありました。今日は「仏滅」。なにもなければ良いですが…。
 主な心配事は、演出がうまくいくかどうか、ということでした。前日のリハーサルは演奏の練習だけしかできなかったので、「途中での風船を出すのはうまくいくだろうか」とか「譜面台のかざりはうまくくっつくだろうか」とか。
 ただ…心配していたことは仲間がうまく解決してくれました。当日になって譜面台のかざり(青い板)がうまくつけられないとわかりましたが、板に修正を加えてくっつくようにしてしまったり、風船を膨らませて準備するのも気がついたらみんなでやってくれていたり。いや、もう助かりました。ありがとう。
 演奏のほうは事故が多かったですが、なんとかお客様には楽しんでいただけたようで良かったです。なお、その後、録音を聞いての第一感想は「音程が悪い」ということ…今年の課題になりそうです。また、事故の大部分は「出だし」で起っておりました。指揮に頼らずに自分達であわせるべきところは、キチンと数えてあわせないと、ということを強く思いました。これも課題になりそうです。
 本日、いらしてくださったお客様は375名でした。お忙しい中、ありがとうございました。アンケートをみたところ、昨年秋の小学校での演奏会にいらしてくださった方々が結構たくさんいらっしゃり、とても嬉しかったです。また、昨年の演奏会を偶然聴いて、今年はぜひ来たいということでいらっしゃった方も。演奏会をかさねるたびに少しずつ、こうしてお客様が増えていくといいなあと思います。それには…まずは練習ですね。「去年よりも下手だなあ」なんて思われぬように…。
 いつものことながら、演奏会の開催・準備にあたっては多くの方々のご協力をいただきました。ありがとうございました。今後とも当楽団をどうぞよろしくお願い致します。
 次回からは5月(もうすぐだ!)の幼稚園での演奏会に向けての練習がはじまります。がんばっていきましょう。
2007年4月7日(土)
 演奏会の前日。いつものことながら前日は色々と不安があり、朝起きるのが嫌だったのですが、9時前になって子供に起こされました。がんばらないと。
 久しぶりに演奏会の企画を担当したせいか、あれは大丈夫だろうか、とかこれは確認しておかないと…とか前日のリハーサル前にも不安は募るばかり。ああ、もう明日はダメかもと思ったり。
 前日のリハーサルは、演奏会場と同じ「杜のホールはしもと」のホールにて、19時半からの予定。
 リハーサルの前に、係で集まってパンフレット作成作業がありました。経費削減のため、印刷だけして、折り込みとホチキスどめは団員の手作業で行います。机を囲んでみんなで作業…。不思議とこういうことをしていると不安はなくなっていきました。これだけみんなが演奏会の成功にむけて動いているんだから、大丈夫でしょ、という気分になってくる。
 ホールが開き、準備開始。予定よりもかなり前倒しでステージセッティングが終了したので、リハーサルを当初より30分前倒しで開始しました。ホールの担当の方々がなんだかとても明るい雰囲気で作業してくださって、こちらも気分が良くなりました。
 リハーサルは滞りなく終了。明日、良い演奏会になりますように。

(演奏会前日の余談1)
 杜のホールはビルの7階にあるため、帰りのエレベーターは団員でいっぱいになります。混雑しているなかで、ファゴットのAさんがこっそり空のペットボトルをパーカッションのHさんの鞄に入れました…。この人、いい歳してイタズラ好きの小学生みたいだ…。
(演奏会前日の余談2)
 帰り道に、のどが乾いたのでペットボトルのお茶をぐびぐび飲みながら歩いていると、「それ、西村さんが飲んでいたのと同じお茶?」と聞かれたので「そうです」と答えたら、微妙な空気が流れました。すぐに気がついて「いや、『種類』が同じという意味で、西村さんの飲んでいた残りではありません」と訂正しましたが…。
2007年4月1日(日)
 本日は4月1日。新年度の始まりというところも多いのでは。
 我々にとっては演奏会の一週間前であり、かつ来年の演奏会場予約のための抽選会の日でもありました。
 抽選のほうは…残念ながら9団体中「9」を引いてしまい、会場確保能わず。5月の抽選会に改めて挑むことと致します。

 さて、抽選会の時に配布された資料によると、相撲原市では今後「後援」や「共催」をする企画について、それが吹奏楽のような音楽団体は「一定の水準」の演奏レベルに達していないと判断された場合は以後の後援や共催を断るとの方針を決めたそうです。我々は来週の演奏会では教育委員会の後援を頂いておりますので、もし「一定の水準」とやらに達しないと判断されると、来年からは後援がもらえないということになります。判断は「相応の知見を備えた専門家」が演奏会を聞きに来た上で行うとか…。なかなか世知辛いことになってまいりました。がんばりましょう。

 それで本日の練習。午前中は西村さんと大藤さんとお二人がいらしてくださって練習を見て頂きました。一週間前ということで団員の集中力は高かったのですが、まだ練習が必要な箇所は多く…。できるだけのことをやって、演奏会を迎えるほかないですね。
 ただ、我々のやっていることは、「○○のチームに勝つ」とか「記録を更新する」とかいうのではなくて、「良い演奏会」をする、ということが目標です。よって、決まった目標地点がないので、いつまでたっても「まだ足りない」ということになります。つらいと言えばツライですが、それが最大の魅力でもあります。
 やるべきことはたくさんあるし、できないところも、不十分なところもあるけれど、あと一週間できることをやることで、きっとお客様に楽しんでいただける内容になるのではないかな、と思っています。まあ、すべきことをやりましょう。
 それでは来週。団員各位はくれぐれも身体を壊したりしないように!
 良い演奏会にしましょう。

※なお上記の「相撲原市」に関する「さて、」から「がんばりましょう。」までの部分はエイプリルフールにちなんだウソです。ごめんなさい。
2007年3月25日(日)
 演奏会の2週間前。この頃になると当然のことながら演奏会の出来が気になります。それは演奏の質はもちろん、集客であったり、演奏会運営面の様々なことであったりします。
 予兆であるとか、縁起とかジンクスとか、普段はばかにしているほうですが、不思議と演奏会に関してはいつも重要視してしまいます。昔、人から聞いた話を思い出します。「演奏会は「興行」だからね。正しい動詞は「打つ」で博打に対する動詞と同じだ。だから演奏会前はせいぜい神様にお願いをかけることだよ」と…
 そんなわけで、縁起の良し悪しが気になる今日この頃。本日は悪いことと良いこととがとりまぜて…
 まずは悪いことから。
 ひとつ目は大藤さんの不在。前日の夜に大藤さんから電話があり、急遽本日の練習に来られなくなったとのこと。大藤さんの合奏がただでさえ少ないのに、かなりの打撃だなあと悩みました。というわけで今日は朝から夕まで団員だけの練習…
 ふたつ目は大雨。しかも風まで強く吹きやがって…雨のなかみんなで苦労して楽器を車に積み込みました。
 みっつ目は自分の体調。どうやら風邪をひいたらしく、のどが痛いし咳がでる。やれやれ…
 次に良いことを。
 午前の練習会場である大野南中学校へ向うときに、トランペットのM氏の車に乗せてもらい、雑談をしながら向いました。演奏会のポスター掲示をお願いしにM氏が町田のとある楽器屋さんにお邪魔したところ、「へえ、バグで吹いてるんですか?評判いいんですよねー」と言われたらしい。何の評判がいいんだろう??と悩みつつも、まあ嬉しい話。
 ふたつ目。かつて「たけのうち幼稚園」での演奏会を聞いてくれた子(当時は5歳か6歳でしょうか)が、現在小学5年生になり、その時の演奏の影響を受けてチューバを始めたとの話を聞きました。当時の演奏会がとても印象深く残っていて、今に至るとのこと。再来週の演奏会も楽しみにしてくれているらしい。これはとても嬉しい話?
 練習自体は、のどの痛みのせいであまり集中できず。午前中の木管練習は進めましたが、事前に決めておいた課題をこなすのが精一杯で、音を聞きながら、できてるのかできてないのか判断することがなかなかできなかったり、気がついたらテンポがずれずれになっていたり…皆様にはご迷惑をおかけ致しました。
 というわけで、午後はクラリネットの「組長」氏に練習をみてもらうようお願い致しました。楽器は休み休み吹きました。
 午後の練習会場は初めて使わせていただく「上溝公民館」でした。ここがとても良い会場でみんなウキウキ。必要もないのにミラーボールを回してみたり…。

 ただ個人的にはどうしても肉体の不調のため練習がつらくてつらくて。特に頭痛が厄介で…オーボエは息があまり入らないので、吹いていると頭の血流が…どうなるんだろう悪くなるのでしょうか、それで吹き終わると「ドバッ」と血が流れるのでしょう。長いフレーズを吹き終わって息をついたとたんにガンガンと頭が痛くなったり…頭痛というのはなるほど頭の血流に関係があるのかと感心しつつ、頭痛いよう、と思いながら合奏。出来はどうだったんだろう?まあ、そんなにひどくはないと思いましたが。正直、あまり聞いている余裕がありませんでした。
 帰りは普段なら楽器倉庫で片付けの手伝いですが、今日は勘弁してもらいました。すみません。帰って試しに熱をはかったら37.7度。なんだよ、悪化してるじゃねーか!と誰にも怒れないので心の中で乾燥した天気と風邪菌に悪態をつく。

 …ぐったりしていたら電話あり。「チューナー落としてない?」との電話。どうやら午前の練習会場から午後の会場に移動する際に乗せてもらった車に落っことしていたらしい。落ち込んでいた気分がすっと良くなりました。

 来週は1週間前。がんばりましょう。
 …皆様体調にお気をつけて。
2007年3月18日(日)
 本日で演奏会の3週間前。
 以前、楽器倉庫の扉に演奏会のちらしを貼ったのですが、気づくとはがされていました。おそらく大家さんが「勝手に貼るなよ」とはがしたのだろうなあ、と思っていたら、やはり本日、楽器を積み込んでいるときに件のちらしを手に大家さんが登場。きっと「勝手に貼ってもらっちゃ困るよ」と怒られるのかと思っていたら…「ほら、これ、そこの家のポストに入れて来て。そこの奥さんねえ、こういう演奏会好きなのよ」…と。どうやら近所に配ろうと思ってわざわざはがしてコピーをとってくれたようでした。ありがたや。
 練習は、午前中は団員だけでの練習。やはり問題は、それぞれの楽器や譜面の都合でテンポが速くなってしまったり、遅くなってしまったり…というところ。ただ団内で注意するという意識があるためか、こことここが乱れる、と指摘するだけで修正されてくるようになりました。…次の段階ははじめから乱れないことですな、難しいですが。
 午後は大藤さんによる練習で「せんばやま変奏曲」。事情により少々練習に遅れるとの連絡があり、到着までの間「強弱とタテをあわせる」ことをお願いします、とのこと…それができれば苦労はしませんぜ、と思いつつ、それでもやっぱり必要なことなので気をつけながら、ざっと通してみました。ちょっと驚いたのは「せんばやま」は久しぶりの練習でしたが、予想よりも出来が良かったことです。多分、こことこことあそこはぐっちゃりするんだろうなあ…と予想していた部分ができるようになっていたりして、あれ?みんなできるようになってる?それとも自分の耳がおかしい?と悩んでしまいました。結局、自分の耳とみなさんの状態を疑って(ごめんなさい!)ひとつひとつ気になる箇所を抜き出して確認してしまいました。…やはりできるようになっている。良かった。ありがとう。
 大藤さん、なぜか楽器をたくさんもって登場。なんでも夜から練習をみる高校で使用するフリューゲルホルン等を持っていくためだとか。
 練習の内容は「せんばやま」の曲づくり。細かく、丁寧にみていただきました。色々とやること、できることはまだまだあるにしても、この曲はまあ安心して仕上げられそうという感じがします。
 大藤さんが帰られた後、少々時間がありましたので「海の上のピアニスト」を練習しました。これがなかなか「安心できない」曲。これがなかなか攻めどころがなく、難しい。パート単位、ひとりひとりでできないというトコロはそんなにないのですが、それぞれが少しづつ乱れたり、テンポにクセがついてしまったりしていて、その「少しづつ」が積み重なって、全体ではテンポがぐちゃぐちゃになってしまう…。これはみんなで少しづつ良くしていくしかなさそうです。引き続きがんばっていきましょう。
2007年3月11日(日)
 雨でした。本日の午前の練習会場は大野南中学校で、いつもより少し遠いところです。こんな時にかぎって雨が降るんだよなあ、と思いながらまず楽器倉庫へ。歩いている途中で体調不良でお休みする旨の電話があったり…最近風邪が流行っているようです。みなさんお気をつけください。
 大野南中学校は、市が「生涯学習ルーム」として、かつて教室として使っていた3部屋を我々のような団体が活動に使えるにしてくれています。というわけで、本日の練習会場は学校の教室と同じくらいの広さ。できれば合奏をしたいと思っていたのですが、会場がここしかとれなかったため、全員が入らなかった場合にそなえて練習予定を合奏の場合と合奏ができなかった場合と2種類作ってありました。しかし、入れれば入るもので、打楽器も含めて全員入ることができました。ただチューバがやけに後ろの方にいってしまったりしましたが…
 本日午前の練習も西村さんに見て頂きました。曲目はサンダーバード、海の上のピアニスト、それからプスタ。残り練習時間が少なくなって来たため、西村さんの練習時間だけでは解決できない課題も多く、宿題をもらいました。よし、これは午後の練習でつぶしていこう。
 午後は、当楽団初めて利用させていただく「麻溝公民館」での練習です。余談ですが…午前の練習の最後にそんな話をしたところ、西村さん「むかしカーナビに「麻溝公民館」ではなくて「麻満公民館」と表示されていたのを、指摘したら図書券をもらった」と、ちょっと嬉しそうに語ってくれました。
 午後は団員だけでの練習。先週つくった「課題リスト」を見ながら、ひたすら繰り返し練習をしました。先週も書きましたが、最近の課題はテンポキープに関わるところが多いです。これはもしかして強拍を意識することで改善できるのでは、と思い、1拍目を強く演奏すること・長い音を強く演奏すること、を確認したところ、良くなりました(少なくとも良くなった気がしまして…)。思惑があたってちょっと嬉しい。
 午後の練習が終わって、カーテンを開けて外を見ると…青空。最近、練習の日はこういう天気のパターンが多いなあ。

 余談その2。写真は某ペットボトルのお茶にくっついているおまけです。
「脳トレ」と題された、ナゾナゾがはいっている小冊子です。先週だったか先々週だったかの練習のときに、西村さんが「全問制覇した」とおっしゃっていたので、今日の練習のときに指揮台の横に仕込んでおきました。案の定、休み時間に「お、これはやったことがあるぞ」と言いながら答えを全部書き込んで、最後にくれました。ちなみに私は、答えをみてもしばらく意味がわからない問題もいくつか…
2007年3月4日(日)
 先週、この冬一番の寒さだとか言っていたのに今日はまさしく春の気候。暖かくて気分も上々。いよいよ3月。演奏会の一ヵ月前です。
 演奏会の準備も着々と進行中。楽器積み込みの時に倉庫の扉にちらしを貼りました。通り掛かりの人が見てくれるとはあまり期待していませんが、「いつも日曜の朝早くから集まってなんか運んでる奴ら」がこんなことやってます、と知ってもらえたらいいなあとは期待しております。
 本日から一ヵ月前ということで、午前・午後の練習。午前は西村さんがいらっしゃり、素晴らしきヒコーキ野郎、80日間世界一周、プスタ、の3曲の練習。全体的に言えるのはリズムやテンポといった演奏上の時間的な要素が、正確なつもりで意外と乱れている、といったところでしょうか。
 午後は二手にわかれました。大野中公民館まつりに参加するチームと、会場に残って練習するチームとに。大野中公民館まつりには、少人数のアンサンブルで参加しました。今年は夏に横山公民館で、冬には古淵のマンションでアンサンブルでの演奏会を行っており、時間をかけて練習してきたのですが、本番の魔力に負けてしまいミスが多い演奏になってしまいました。お客さまには申し訳なかったですが、幸い楽しんでいただけたようで、ほっとしております。
 誰かがちょっとミスする、と、自分もミスするかもと動揺して更にミスを重ねる。本番に臨む際の精神力の弱さが出てしまったようです。反省。
 公民館まつりの後はふたたび練習に戻りました。午前から練習を続けていたメンバーは、とにかく正確に演奏することを目指してシビアに反復練習を続けていた模様(午後は指導者なしで団員だけの練習でした)。公民館まつりチームが戻ったときにはぐったりお疲れでした。公民館組も精神的に疲れていましたが・・・。とにかく時間いっぱいまで濃い練習を続けました。
 また次回も午前・午後の一日練習です。がんばりましょう。
2007年2月25日(日)
 本日は快晴なり!いい天気で気分が良さそうだと思ったら、意外にも寒くて驚きました。楽器倉庫に着いて楽器を積み込みながら雑談したところによるとなんでもこの冬一番の寒さだとか。楽器の重さよりも冷たさがつらかった。
 今日は久しぶりに中央公民館での練習。来週はここでも公民館まつりがあるそうで、天井にはその準備のためかミラーボールがぶらさがっていました。バブル時代に青春をおくった方々はだいぶコイツが気になっていた様子。
 本日は西村さんの練習で、曲目はプスタ。最初にひととおり通して、ああ、まあまあ良いかなと思ったら、それは甘かった。数々ひっかかって、予定していたもう1曲はできませんでした。確かに後から練習の録音を聞いてみると、特に第四楽章の速い部分なんかタテがばらばらで・・・。アンサンブルの詰めの甘さが目立ちますな。
 今日、指摘の内容はザッツ(裏もきちんと数えること)や、音の切りやら、バンドの基本性能に関わるところが多くありました。だから難しいと思う一方、ここでの練習は演奏会後にも、他の曲でも生きるな、とも思いました。よし、しっかりやろう。
 練習の後はいつもの矢部に移動して演奏会の企画会議。西村さんと次回以降の練習の話などを終えて、ふと見回したら、あらもうみんないない?誰かの車に乗せてもらおうと思ったのに・・・。仕方がないので20分程歩いて行きました。いい運動になったかな。
 会議は、今のところ準備は順調に進んでいるので楽しく進みました。特に舞台演出の話題ではみんなで大騒ぎ(大笑い?いい大人が・・・)したり。
 来週はもう一ヵ月前。練習時間も増えます。気合いいれていきましょう。
2007年2月18日(日)
 雨。朝から寒くて雨が降っていて、それだけで気分が暗くなります。この状態で楽器の運搬は嫌だなあ、と。最近、借りている楽器倉庫の入口付近を大家さんがきれいにしてくれたのですが、雨でぬれるとよく滑るようになってしまいました。みんな恐る恐る楽器を運んでいましたが、転倒者が1名でてしまいました…幸い怪我なくて良かったですが。
 本日の練習は久しぶりの大藤さんの練習。曲目はグリーンスリーブスと、海の上のピアニスト。グリーンスリーブスはテンポキープができずに、ずるずると遅れていってしまっていましたが、まあそんなに深刻な状況ではなく、何度か練習をすれば治ると思います。譜面にまだ慣れていないのが最大の原因でしょう。海の上…は、ただただ練習あるのみ、といった感じです。特に後半は、ゆっくりから丁寧にさらっていくしかないでしょう。
 練習が終わったら、雨があがっていい天気になっていました。こうなると気分が明るくなります。単純なもんですね…

 さて話題は変わりますが、来月3月は、練習している公民館等の行事がたくさんあるため、なかなか会場確保が難航しております。どうしても合奏できる広さの部屋が確保できない日がありましたが、練習終了後にお願いしたところ…同じ矢部の青少年学習センターで活動している「劇団ゆ」さんが、「いや、公演の直前ですからね、どうぞ」と1コマ譲ってくださいました。ありがとうございます。助かります。

 来週もまたがんばっていきましょう。
2007年2月11日(日)
 ああ、もう2月11日になってしまった。演奏会まで2ヶ月を切りました。残り練習回数は今日を含めてあと14回。気づくともうこんなに残り少ない…あんまり暖かい冬なので季節の過ぎるのを実感できなかったじゃないか!と暖冬にあたってみる。理不尽にあたって申し訳ないと思ったが、どうせ暖冬は人でも物でもないからいいかとも思ったり。いずれも根本解決にならない現実逃避な考え。
 本日は西村さんがいらっしゃり、サンダーバード、海の上のピアニスト、の練習。「海の上…」がなかなか難物で苦戦中です。他の曲は、回数をもう少し重ねればなんとかなりそうだと見込みはついておりますが、こいつは意外と難しく、困っています。
 難しさの最大の要因は、それぞれの役割を担当するパートが薄く書かれていることではないかと思っています。少しどこかがへこたれたり、へくったり、小さなひずみが重なって…。本日も西村さん、苦笑しながら曰く「こんな船、乗りたくない…」
 やばいやばいと言っていても曲が仕上がるわけではないので、ここは、問題点を分析・リストアップして、ひとつひとつつぶしていくこととしましょう。
 次週は久しぶりに大藤さんの練習です。
2007年2月4日(日)
 本日は先週に引き続いて西村さんの練習の日。先週はプスタでしたが、本日は「素晴らしきヒコーキ野郎」「80日間世界一周」「海の上のピアニスト」といった映画音楽の練習でした。
 そんなわけで前日に私は「素晴らしきヒコーキ野郎」の映画をビデオで見ました。内容などはこれから見る人もいるだろうから詳しくは述べませんが、簡単な感想は「上品になった『モンティ・パイソン』」といったところ。譜面を読むのにとても役立ちました。まだ見ていない団員はぜひ。
 練習に先立ってのチューニング、妙に音程があわないなあと思っていたら「それ本当に442か?」という指摘あり。ハーモニーディレクターの画面を確認すると「442Hz」となっているので、多分442ですよ…と答えたが、どうやら「純正調」モードになっていた模様…、わかる人がポンとボタンをおして「平均律」に直してくれました。しかし、良くわかりましたね、そんな微妙な違い。やはりいつもの吹奏感で音程が合わないので気づいたのでしょうか。とても感心しました。
 今回の練習曲目は前回の「プスタ」に比べて練習量が少なかったため、なかなか…なかなか…。特に「海の上のピアニスト」は、曲のツクリも凝っているので、なかなか難しく…ただ、今後わかってくると面白くなってきそうな予感がして楽しみです。
 練習が終わって外に出ると、赤ちゃんづれの元団員が3人(赤ちゃん含めて6人)並んでいました。出産でやめる人も最近多いですが…子供が大きくなったら一緒に帰ってきたり…と期待してしまったり。
 午後は演奏会の準備のための打合せ。まだスケジュール的に余裕があるせいか、あまり厳しい雰囲気はなく、関係ない話も多く、なかなか楽しい話し合いになりました。あ、もちろん真面目な話もきちんとしましたけどね。
 来週も引き続いて西村さんの練習です。
2007年1月28日(日)
 本日より演奏会に向けて指揮者である西村さんの練習が始まりました。6月の演奏会以来なので約半年ぶりですが、私はちょくちょくお会いしたりしていたのであまりそんな気はしませんでした。皆さんはどうだったかな?
 ただ、確かに練習は久しぶりでしたが、メンバーの異動はほとんどなし(減りが少ないのは良いことだけど、もう少し入る人もほしいなあ)。西村さんから「しばらく見ないうちにうまくなった」と言っていただけたのは、同じメンバーで継続して練習できたからでしょう。なお西村さんからは先の発言の後「でも音程悪いね。やることはいっぱいあるね」と。
 そう、本日はチューニングが合わなかった。いつもはサックリ終わるところが手間取って、時間がかかりそうだったので無理矢理終わりにしてしまいました。来週はしっかりあわせたいですね。
 本日の練習内容はプスタ。演奏会に向けての指揮者初練習というのはいつも緊張します。ある作家が、編集者が最初の読者だと思う、と言っていましたが、それと同じように指揮者は最初の聴衆だとも言えるからです。自分達だけで練習してきた結果はどうですかね?と。幸い本日は初回の練習としてなかなか悪くない出来。ほっとしました。
 次回も西村さんの練習。またがんばりましょう。
2007年1月21日(日)
 1日前の土曜日は天気が悪く、このあたりでも初雪が降ったとか。雪が降ったり雨が降ったりすると楽器の積み込みがたいへんなんだよなーと思っていましたが、本日はいい天気になってくれました。積み込みが終わって練習会場に行く途中に「良かったですねー」なんて天気の話をのんびりと。
 このところ団員だけでの練習が続いていました。来週は西村さんの練習の予定なので、その前にぜひとも大藤さんに見て頂きたいなあと思っていましたが、残念ながら調整がつかず。ですが昨年も一度お世話になった岩田さんをご紹介頂き、練習をみていただけることになりました。
 団員だけでもある程度は練習できますが、やはり、イマイチな箇所に気づいてもうまく修正する方法がわからなかったり、そもそも悪い箇所に気づかず素通りさせてしまうことが多いものです。ああ、なるほどね…、あらそんなトコロもありましたっけ?と指摘してもらい、指導してもらうことがなんとも楽しい練習でした。
 来週は今回の演奏会に向けては初めての西村さんの練習で、プスタの予定。がんばっていきましょう。
2007年1月14日(日)
 年明けの練習2回目。寒いながらも天気のよい日。だが、事情により自分は本日練習欠席…。このところ4回の練習のうち1回しか出席していない。欠席の理由は仕事である。そんなわけで良い天気にもかかわらず気持ちはどんより。
 ただ、譜面を届けたりいろいろ用事があったために朝の倉庫の楽器積み込みには参加。練習の進行を12月と同様にクラリネットの「組長」氏(髪型から昨年よりこのように呼ばれるようになった氏。ただ最近はすこし髪が伸びて来たので「住職」氏ではないか、との説あり)に託しました。聞くところによるとこの「組長練」結構おもしろいらしい…ちぇっ、いいな。
 来週は練習にいくぞ、と思う今日このごろです。
2007年1月7日(日)
 あけましておめでとうございます。本日は年明け最初の練習です。
 天気予報では「連休は大荒れ」と言われていたので、年明け最初が大荒れじゃあ嫌だなあと思っていましたが、この地域は幸い荒れずに…それどころか快晴、良い天気となりました。
 本日は団員だけでの練習。
 当楽団の練習でだけ楽器を吹いている人は、本日は実に3週間ぶりに楽器に触ることになります。私はたまたま12月23日に木管五重奏がありましたので2週間ぶりでした…不安だったので前日に楽器を吹いてみましたが吹く体力ががくんと落ちていてびっくりでした。おそらく本日はそんな、「やけに楽器を吹くことに疲れを感じる」人が多かったのではないでしょうか。いきなり音が元気になったかと思えば、次には音がでなくなってしまったり。何人かそういう人を見つけました…
 それでも容赦なく、吹く時間を多くとって練習しました。前半はプスタを比較的細かく(それでもあえて見のがしたところは多いですぞ)、後半は演奏会でとりあげる曲で譜面が手元にあるものを全て通すことをやりました。
 結果…プスタはだいたい予想通りの出来。今後整理していきましょう。アメリカーナ等の去年何回か本番で使った曲は、指揮が悪かったのでうまくいかなかった点、体力がなくなってうまくいかなかった点はありますが、まあなんとかなるでしょう。それ以外の曲は「海の上のピアニスト」がおさらい作業が足りない模様。来週できればじっくりやりたいですね。
 12月は仕事の都合で2回も練習を休んでしまいました。だから多くの人とは顔をあわせるのは約1ヶ月ぶり。合奏で仲間の顔をみて、あらためて一緒にできることの幸せを密かに感じながら練習しました。
 演奏会当日まで残りの練習はあと…18回。がんばりましょう。
2006年12月23日(土)
 本日は古淵のとあるマンションでの演奏会。自治会のクリスマス会だそうで、先日の小学校の演奏会を聴いた関係の方が依頼をくださいました。ありがたい。
 全員での演奏ではなく、会場のスペースにあわせて少人数での演奏でした。木管五重奏とユーホ二重奏、計7名でお邪魔しました。ケーキを食す組長の図
 演奏会の前に控室にてお茶とお菓子をご馳走になってしまいました(写真はケーキを前にご満悦の「組長」氏)。おいしいね、おいしいね、と後先考えずに食べていたらお腹がいっぱいに…。すぐに本番前の時間になってしまいました。
 意外とお子様のお客さんが多く、ちょっと選曲を間違ったかなと思いましたが、それなりに楽しんでいただけたようで良かったです。今後も小さなアンサンブルのレパートリーを増やして、演奏の機会も増やしていけるといいなあと思いました。
 演奏の録音を後で聞く。今回のご依頼をいただいてから毎週練習したので、また8月の横山公民館での演奏会と同じ曲もとりあげたので、練習回数は結構とったつもりでしたがイマイチ、アンサンブルの精密さが欠けるというのが感想。個人の技術と努力の寄せ集めでしかなく…アンサンブルの性能として、ザッツと音量バランスを追求していく必要がありますね。
 これで今年の活動は全て終了。また来年がんばりましょう。
2006年12月17日(日)
 本日は年内最後の練習日。早いものです。
 今日もまた団員のみでの練習でした。練習をすすめてくれたのは、最近その風貌から「組長」とあだなされるクラリネットのH氏。

 まずは基礎練習から。30分程度時間をかけていつものメニューをやりました。特に本日はハーモニーの練習にも時間をかけました。曲の練習は先週に引き続いて4月の定期演奏会へ向けての練習をしました。とても丁寧に練習した模様ですが、組長はどうも練習した「海の上のピアニスト」を「海の家のピアニスト」と勘違いなさっている様子。何度も「海の家」と間違えていました。

 …以上が練習の様子。ただ伝聞です。この日も仕事で練習をお休みしました…ちっ。
 年内の最後の練習日ということで、練習の後は忘年会。こちらには参加しましたが、楽し気に練習の話をするみんなに、心のなかで「いいよな…みんなは。練習に出られて…」とナガサワ君のようにつぶやいていました。

 来年もまたがんばりましょう。
2006年12月10日(日)
 練習の日です。本日は4月の定期演奏会に向けて新しい曲の練習でした。ただ残念ながら私は仕事で練習はお休みしました。前日は練習する曲(プスタ)のスコアを見て少し研究。シンプルな曲です。きちんと拍子に従って強弱をつけたり、タテをあわせるべきところを逃さぬこと、これらをきちんとやるか否かで出来が大きく左右されそうな曲と思いました。
 …さて、練習はどうだったでしょう?
2006年12月9日(土)たけのうち幼稚園訪問演奏会・・・のはずが
 本日は幼稚園での演奏会の日…でした。しかしながら先方のご都合により急遽日程変更となりました。残念ですが、色々とツメが甘い部分もありましたので、逆に更に完成度を高められて本番に臨めると、前向きにとらえたいと思っています。
 今のところ、幼稚園での演奏会の日程は未定。
 楽しみにされていた皆様、すみません。ただ、その分趣向を凝らして楽しい舞台にしますのでどうぞよろしくお願い致します。
2006年12月3日(日)
 冬です。12月です。今年もあともう1月。早いなあ。来週は演奏会本番、そう思うとますます早い。
 本日は演奏会直前の練習なので、司会も含めて進行の練習もやりました。色々と考えて準備しても、やはり実際に通してみるとうまく行かない部分もあるもの。いくつか修正点を残しました。
 曲の仕上がり具合は悪くありません。小学校の時と同様、集中力を持って臨んでいきたいものです。後は幼稚園のみんなにうけるような進行をつめなくてはと思っています。
 来週は本番。がんばりましょう。
2006年11月26日(日)
 寒い。考えてみればもう来週は12月なのだから寒いはず。空は曇りで雨が降ってきそう。余計に寒く感じられます。楽器倉庫での唯一の暖房機具である電球に手をあててあったまろうとするも、これがなかなか暖まらない…。これからもっと寒くなるのかと思うと…。
 練習会場は矢部の青少年学習センターでしたが、ここの暖房もついに冬仕様となったようで、建物のなかは非常に暖かかく、ほっとしました。また、さすがに本番の2週間前なので出席も良く練習中は寒いということはありませんでした。
 本日は大藤さんの練習。基礎的なこと、特に音程あわせに時間をかけてもらいました。再来週の幼稚園での演奏会と、先週の小学校での演奏会の曲目がだいたいかぶるので、基礎的な練習に時間が割けます。丁寧に基礎練習をして、再来週の本番には、同じ曲でも更に良い響きのする演奏をしたいものです。
 本日、ちょっと驚いたのがトランペットの「自由奔放セッティング」氏がやけにうまくなっていたこと。まだ楽器を始めて1年もたっていないのに、たいしたものです。ただ、基礎練だとまだイマイチな音が多く…練習後のパートリーダー会でも話題になりました。「うん、やつもそろそろ認めてやってもいいな」「しかし、あの基礎練と曲との演奏の差はなんなんだ?」「まあ、それはムラ系ということで…」云々…。いずれにせよ彼が努力して結果を出しているのは確かな事。がんばっている仲間がいるのはとても励みになることです。自分もできることをきちんとやろうという気になります。
 来週もまたがんばっていきましょう。
2006年11月19日(日)
 演奏会から一夜あけて、本日は通常の練習日。昨日はあんなにいい天気だったのに今日は冷たい雨が降っていました。
 「すみません、トロンボーン全員討ち死にです」なんていうように本日の練習については欠席の連絡をたくさんもらっていたので(昨日の演奏会のために時間を空けたために日曜日が仕事の人もいた模様。ま、そりゃそうですな)、少ないだろうなあと思っていました。その通り、少ない人数でした。16人。いつもなら嘆くところですが、本日は(1)始めからわかっていた(2)昨日の演奏会がうまくいった、ということであまり落ち込みはせず、むしろ楽しくなってしまいました。少人数ならあんまりできないああいう練習もできそうだな、と。本当はあまり良くないのですが、こういう少人数の練習、実は結構好きです。高校生の頃、冬休みの吹奏楽部の練習がこんな感じでした。金につられて郵便局の年賀状バイトに走る部員が多く、毎年冬休みは出席率が低かったのですが、少人数で集まった部員たちでなんとも言えぬ連帯感が生まれたのを覚えています(実は高校1年生の頃、部活やめようと思っていたのですが、この冬の練習で考えを変えたのです)。
 というわけで、本日の練習のテーマは「丁寧」ということとし、昨日崩壊の危機にあった「せんばやま」を中心に練習を進めました。当初の予想よりも皆さん優秀で(失礼…)、練習は予定よりも少し早めに終了しました。
 幼稚園の本番まではあと練習が2回。ほとんど昨日と同じ曲です。更に完成度を高めて臨みたいものです。
2006年11月18日(土)大野小学校演奏会当日
 大野小学校での演奏会本番です。快晴、ですが寒い!演奏会場は普通の体育館なので、おそらくそこも寒いのだろうと思いながら、早くもそのときから演奏の服装はもうちょっと暖かいものにしたほうが良かったかも、と反省点をあげてしまいました。
 前回の練習の様子があまりよろしくなかった旨聞いていたせいか、前々日くらいに演奏会本番が大コケする夢を見ました。朝目覚めて本当に夢で良かったと思いました。主催してくださっている小学校PTAの皆様と本番まで連絡を頻繁にとっていましたが、皆様期待してくださっています。是非とも良い演奏会にしないと。
 不安でしたが、朝楽器倉庫前に集まってみるとそんな考えは隅に追いやられていました。不思議なものです。本番前だとなんとなく楽しくなってしまうのです。やはり好きなのですね。
 倉庫前で運搬車を待つ間、団員のひとりが散歩で通りかかった黒犬に「おーい、わんこ」と声をかけると「遊んでくれるのか?」という顔をして、御主人の制止を振り切って黒犬くんがその団員めがけてダッシュ。飛びついてじゃれつきはじめました。お、なんだか関係ないような気もするけど、なかなか幸先がいいぞ。
 演奏会場に着いて、準備を開始。少し早めに来ていたメンバーがある程度進めてくれていたので準備は予定より少し早めに終わりました。順調です。リハーサルも予定通りに開始、終了。
 リハーサルで恐ろしかったのが「せんばやま変奏曲」通しの途中、止りはしなかったものの崩壊の危険にさらされました。本番では指揮の大藤さんは、件の崩壊の恐れあり部分を裏拍も含めてメトロノームのようにカチカチと振ってくださいまして、なんとか乗り越えたという感じ。その他の部分はなんとか、お客様方の盛り上げもあり楽しく作れたのではないかと思っています。
 演奏会の後、大藤さんは「ぎりぎりでしたね」と一言。成功か失敗かのぎりぎりのラインをなんとか成功に踏み入れた感じでした。成功できたことを喜びつつ、次回はもっと余裕を持ちたいと思いました。
 次の演奏会は12月の「たけのうち幼稚園」さんでの演奏会。こちらに向けてがんばっていきましょう。
2006年11月12日(日)
 大野小学校での演奏会の1週間前。いや正確には6日前。とにかく本番前の最後の練習です。会場は清新公民館。本日は司会つきでひととおり通しの練習の予定です。
 しかし、事情あって私は練習を欠席してしまいました。直前ですが…みなさん申し訳ない。そんなわけで詳細はわからないのです。ただ、たいていたまに欠席しても、その日の練習の状況がどんなだったかは、いろんな人から伝わってくるものです。珍しく今回はほとんどなにも聞こえてきませんでした。まあ、便りがないのは良い知らせかな、と思っていたら、ぽつりと「私語が多くて集中力の欠けた練習だった」とのお知らせが…。演奏会本番は午前中、リハーサルの時間は短かめ、集中力如何によって出来が変わると思っていただけに不安でなりません…
2006年11月5日(日)
 人の性格は色々なところに出て来て面白いものです。さて写真A写真Bをご覧ください。これらは練習の休憩時間に見つけたものですが、当楽団のトランペットパートのメンバーの席です。写真Aの方は椅子を贅沢に使った快適さを追求した自由奔放なセッティング。一方、写真Bの方は誠に几帳面なセッティングで、ミュートから楽器から飲み物の入れ物まで一直線に並んでいます。非常に面白いので思わず写真に撮ってしまいました。
 …さて、練習です。本番2週間前で、まだまだやるべきところはありますが、本番までの仕上がり状況としては可もなく不可もなく、といったところ。但し本番にむけて1つ大きな心配事があり、本日はそれが如実にあらわれた練習でした。
 つまり、吹きはじめてから調子が出るまで時間がかかる、ということです。
 本日の吹きはじめはひどかった…。音は鳴らず、だから音程も合わず。本番の開演時間を思って、不安が募るばかりでした。再来週の本番は開演が午前11時。あまりウォーミングアップの時間がとれません。本日のような状態で本番に突入などしたら…と考えると不安でなりません。
 短時間で効率的にウォーミングアップする方法を確立することが大切ですが、本日
の練習についてはそれ以前の問題で、集合が遅すぎました。練習開始の5分前に来てもそりゃ音は出ません…。もう少し早く来ての音だしが肝心ですね。
 本番まではあと練習が1回。課題をひとつでも多くつぶして、良い演奏会にしましょう。
2006年10月29日(日)
 本日は大藤さんの合奏練習2回目。会場は大野小学校での演奏会本番の会場のすぐ隣、大野中公民館でした。窓からはまさに演奏会場の体育館が目の前に見えます。
 先日、小学校のPTAの窓口の方からご連絡があり、なんでも400人もお客様がいらっしゃる予定とのこと!嬉しいと思い、緊張し、練習にも気合いが入りました。
 基礎練習の後、曲の練習は「せんばやま変奏曲」から。最近は金管のまとまりが音でも人でも良く、バンドとしては嬉しいかぎりですが木管プレイヤーとしては危機感を抱いております。木管も負けずにレベルアップせねば。緻密なアンサンブルで「木管の音」を作って、音色と敏捷さで金管を圧倒したいものです…と、多少誇張して書きましたが、まあ、お互い競い合って全体でうまくなっていければいいですね。
 全体的に粗削りが完了して、だいたい形が見えたというところ。あと2回でもう一歩、ニ歩、さらに詰めて完成度を高めて御披露したいところ。なんといっても400人です。がんばりましょう。
 本日はトランペットに見学の方がいらしてくださいました。久々の見学でとても嬉しく、練習にも気合いを(更に)入れてしまいました。ありがとうございました。
2006年10月22日(日)
 大学のときの専攻はイギリス近現代政治でした。あるとき教授がイギリスの国会議事堂について話してくれました。なんでもイギリスの国会議事堂は議員全員が入るには狭すぎるのだとか。第2次大戦の頃にすでに狭すぎたのですが、ヒトラーに空襲されて国会議事堂が焼けた後もまた同じ大きさのモノを建てたので、今でも狭くてしょうがないとのこと。なぜまたわざわざ狭く作ったのか?教授厳かに曰く「国会議事堂は昔からその大きさだったからです」。…かっこいい。まるでウィーンフィルの伝統を守り通す精神のようだ、その時そう思ったものです。
 本日の練習場所は矢部の青少年学習センターの「音楽室」。現在の我々にとっては狭すぎる練習場所ですが、なんとか工夫して入りました(こういう時に限って出席率がよかったりするもので、本日の欠席は4名のみ…ぎちぎちでした)。今日の練習場所は狭いんですよ、と大藤さんにお伝えすると、ほう、じゃあ熱気溢れていいですね、と。…で、上記のイギリスの国会議事堂については伝統だから」という理由の他に「狭いほうが熱気溢れて良いから」という説もあるとか。そこで学生の頃聞いた話を思い出した次第。
 さて、練習は「せんばやま変奏曲」から。なかなかよろしいということで褒められました。その後は「ふるさと」(こちら、5月に1回練習をみてくださった岩田さんの手による編曲。すごい!)及び「ディズニーメドレーI」。「ディズニー」については「思い出で吹かないでください」とのコメントあり。練習が終わった後に大藤さん「おもしろいですねー。せんばやまがあれだけ譜面に正確に演奏するのに、ディズニーになった途端にテキトーになっちゃって…」。まあ、確かにそんな感じでしたね。
 午後はパートリーダーと有志で集まって選曲の話しあい。決定の権利と義務はパートリーダーにあるとしても、案を作る段階ではできるだけ大勢でワイワイ話したほうが良いかな、と思いました。昨日もなかなか楽しく話合いが進み、一応案がひとつ完成。有意義な時間となりました。
 来週は少し時間が短かめの練習です。みなさま遅刻しないでね。
2006年10月15日(日)
 今朝は寒さで目覚めました。天気は良く、昼までには陽の光によりだいぶ暖かくなりましたが、秋は確実に深まっている感じがします。
 本日も引き続き分奏練習の日でしたが、同じ会場で別の部屋が複数確保できたため久々にみんなが一緒にそろいました。
 その、本日の会場というのは市内の中学校なのですが、今日は中学校の吹奏楽部の皆さんが練習をしていました。厄介なことに(?)ここの学校の吹奏楽部が結構上手なのです。向こうに聞こえると思うとちょっと緊張してしまいます。いつもより少し練習が厳しくなったかも知れません。
 人間は弱いもので、「事実」を見つめているつもりで実は「自分の見たいと思うこと」を見ているに過ぎないことが多々あります。今日の朝、そういう自分の弱さの証を発見して愕然としました。「せんばやま変奏曲」の最後の変奏(Variation 8)のテンポ、1拍の速さが92だと思っていたら、2拍の速さが92でした。そんなわけで、その部分のスピードアップのためのおさらいに1時間。あうぅ。
 あとは本番まで合奏が4回。毎回の練習を確実に成功させて、演奏会の成功につなげたいと思います。
 今日は金管セクションのご指導に森本さんがいらしてくださいました。合奏前の準備として各々がどのような基礎練習をすべきか、ということを主にご指導くださったとのこと。ありがとうございました。
2006年10月8日(日)
 今朝の感想は「寒い」でした。朝、外に出ると青空が広がっていましたが寒くてびっくりしました。「放射冷却現象」という言葉がふと頭に浮かぶ、秋も深まってきました。先月の今頃はyフェスティバルで半袖Tシャツで演奏していたとは。このように最近急に寒くなったためか、体調を崩して練習をお休みのメンバーも。お大事に。
 練習前、朝からパートリーダーが集合して選曲について話合い。寒いし眠いし、あまり話がはずまないか、と思いましたが結構面白い話ができたので良かったです。話合いの後、各練習場所に分かれて移動。
 本日も先週に引き続き分奏練習。木管は大藤さんがいらしてくださって、また個人個人ひとりずつ奏法の指導をいただきました。一方、別部屋では木管の曲練習昨年からユニゾンの音程という面では大分改善されてきているのですが、本日新たに発覚したのは「タンギング」。楽器により得手不得手はあるもので、サックスの皆さんが意外とタンギングに苦しんでいました。正確にはタンギングと音の立ち上がりですね。「発音」という言葉でくくることもできると思います。リード・舌の動き・息づかい、と要素のからみあう問題、地道に研究して解決するしかないですね。まずは口で「たたた」「ななな」「ののの」とか言う練習からでしょうか。
 木管についてまだできない部分は多いですが、「せんばやま変奏曲」の課題が3点にしぼれて参りました。後はこの部分に集中して練習して解決してゆけるでしょう。
 次回で分奏練習は最後。来週は金管に森本さんがいらしてくださいます。楽しみですね。
2006年10月1日(日)
 早いもので、もう10月になってしまいました。今日からは3週間続けて分奏です。
木管と金管はそれぞれ大藤さん、森本さんというトレーナーに来て頂いて、個人的な奏法や技術を見て頂くことになっております。団内で「お仕置き部屋」と呼ばれる練習室を確保し、そちらで個人レッスン、一方残りの部屋ではみんなで曲のさらい練習。去年のちょうど今頃、同じような練習をしてとても効果があがりましたが、今年もうまくいきますように…
 さて、曲の練習のほうは、あくまで雰囲気からの判断ですが、みなさん「せんばやま」が好きなようで結構吹けるようになっていました。意外と地味な曲が好きなようですね。ここは難しいぞ、と練習してきてわかったところはそれなりに良くなっているのですが、ゆっくりなところをきちんと数えて、正確なリズムで演奏しテンポキープする、というのがこの曲で一番難しいところかもしれないと思いました。
 お仕置き部屋での様子、他の皆さんはどうだったかわかりませんが、私は「もっと細かく歌えるように」とのご指導を賜りました。つまり旋律のひとつひとつの音の音程を全音はきちんと1の間隔をあけて、半音はきちんと0.5の間隔で、オクターブで他の楽器と重なるところは高くなりすぎないように、等…精進致します。
2006年9月24日(日)
 今朝、練習にむかうため家を出ると寒いくらいの涼しさ。天気は快晴、秋晴れです。
 今日の練習は先週に引き続いて曲の譜読みのための合奏でした。主に「せんばやま変奏曲」を中心に。譜面を読めないためにうまくいかない場所には時間をかけ、奏法の問題、技術の問題については来週以降にまわすことにしました(来週からは3回連続で分奏です)。本番までの練習回数を考えると、少々不安になりますが2回目の練習としてはこんなもんでしょう。後は分奏と大藤さんの練習で仕上がると思います。
 本日の問題点は、簡単なところが妙にヘタクソであること。今までやってきた「音の出をまっすぐにすること」「縦をそろえること」がおろそかになっているためと思います。技術の問題というよりは集中力の問題と思います。せっかくできるようになったことを、不注意でやらなくなり、それが癖になってまた元に戻るなんてもったいないのでぜひ気合いをいれていただきたいところです。まあここは今後のトレーナーの方々の練習でゴリゴリやってもらいましょう。
 来週もがんばっていきましょう。
2006年9月17日(日)
 yフェスティバルを終えて、初めての練習。今日は次回の小学校での演奏会および幼稚園での演奏会に向けて新しい曲の練習をしました。曲目は福島弘和「せんばやま変奏曲」。あの「あんたがったどっこさー」の変奏曲です。
 本日は団員だけでの練習。音源が入手できなかったので、事前にスコアをじっくり読んで音を想像しておきました。前奏とテーマと8つの変奏曲。そんなに構造の難しい曲ではないのでだいたいわかったつもりで練習に臨みました。
 難しいところは難しいところで、ほとんど吹けなかったりもしますが、思っていたより大分いい音が出て「おおっ」と思いました。なかなか良いので、皆さんにはたくさん吹かせてしまいました。ただ自分が吹かないもんだから、練習している側の疲れがイマイチわからず、途中で「休憩!」と要求されてしまったり。終わった後はみんなぐったりしていました…失礼。
 来週もまた本日のような「さらい合奏」の予定。この調子だとなかなか悪くない仕上がりになりそうです。楽しみです。
 今日は見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございました。

…さて練習の後には「BAG慰安旅行」という企画が実行されました。団員のうち12名+その家族3名+見学の方(!)1名の総勢16名で、天下の険、箱根に温泉につかりに出発です。あいにくの天気でしたが、夜の宴会がメインイベントのためあまり気にはならず。仲間の意外な一面や意外でないけどやっぱり面白い一面が見られて楽しいものでした。個人的に印象に残っているのは「もー、今日の練習、何匹たぬき殺せばいいんだかって感じで…」との言葉。せんばやまにはたぬきの死骸がいくつ…?
 翌日は、白糸滝経由で河口湖の小作にほうとうを食べに行く、という、なんで箱根にいったんだよ的観光ルートを楽しんだ後に、各自帰宅。みなさん無事に帰れましたようで、なによりです。
 なお、今回の旅行のMVPは、夜中に酔っぱらって足を負傷しつつトイレに行き、大量出血して部屋を汚しまくり、みんなに翌朝から掃除をさせることになった、ユーホニウムのN氏に決定。足傷を癒すためか、昼には「熊肉ほうとう」を召し上がっていました。まあ、怪我が大事ないようで良かったです。
 また来週、元気に練習しましょう。
2006年9月10日(日)yフェスティバル当日
 今日はyフェスティバル当日。おっ矢部駅前にたくさんの人が、もしやyフェスティバルの影響か?と思いきや、近くの大学で資格試験があったようでした。残念。
 演奏会開演は13時半でしたが、団員は朝から集合して練習を行いました。ただ打楽器は昨日からもうすでに舞台袖にセットしてしまっていたので、充分には参加することができず残念でしたね。
 午前中は演奏会に向けての練習を行いましたが、その最中にもyフェスティバルの準備をするため出たり入ったりしてくれる団員がいました。ありがとうね、と思いながら練習。今回は(珍しく)曲の仕上がりに不安がなかったので基礎的な練習にも時間を割いてもらいました。大藤さんは「呼吸法などは抽象的な話になりがちで自分はあまり指導に入れないのだが…」と断りをいれつつ呼吸について解説。しかし抽象的どころか、非常に具体的でなかなかわかりやすかったのではないでしょうか。
 さて、午後には本番。なんだかあっという間に終わってしまいました。曲も3曲のみでしたので、時間自体も短かったのです。終わった後に「アンコール!」とのご声援を賜ったのですが、どうにも対応できず申し訳なかったです。でもとても喜んでいただけたようで、嬉しかったです。
 客席には出産のため当楽団を退団したメンバーが子連れで集結していました。中に私の奥さんもいましたが、帰宅したときに「なんだかうまくなった?」と言われました。うん、うまくなったんだよ、実は。
 今後もこの調子で続けていきましょう。
 さて次は11月に大野小学校での演奏会が、12月にたけのうち幼稚園での演奏会が予定されています(考えてみると、8月からは10月を除いて毎月演奏会があります。ありがたいことです。)また引き続きがんばっていきましょう。
2006年9月9日(土)
 本日は土曜日ですが、翌日のyフェスティバルでの演奏会本番に向けて練習を行いました。練習会場は明日の本番と同じ青少年学習センターのホール。
 私は朝から仕事で会社におりました。明日は演奏会なので早く仕事をおわらせようと、昼食はとらずに働き、予定より早めに会社を出ました。電車にのってから空腹に気付き、昼を食べていないことを思い出しました。横浜線の大口駅で途中下車し、マックに寄って食物を買ってから大口駅前の公園へ。公園では私の他にフルートの練習をしているおじさんが一人。ひたすらロングトーンを続ける姿勢にひたむきさを感じて、暖かい気持ちになりました。おじさん、がんばれ。
 食物で腹を、おじさんで心を満たした後、再び電車に乗り練習会場へ。いや、その前に楽器倉庫に行きました。車に楽器を積み込んでいると、倉庫の大家さんがいらっしゃって「明日聴きにいくよ。楽しみにしてるからね!」と、お菓子とサイダーをくださいました。それからやっと練習会場へ。会場に着いたらもうすでに平台まで組んであり、とても申し訳なかったです。
 練習は曲の練習を中心に約2時間半。最後には司会も含めての通し練習も。
 本日、明日のスケジュール等を書いた紙が団員配布されました。担当の団員からは「直前になり、ご迷惑かけてすみません」とのコメントあり。まあ確かにそうですが、当楽団の仕事の他にも明日の「yフェスティバル」全体の実行委員長も務めてくださっているのだから、大目にみたいですね。こういう人が動いてくれるから演奏会ができる。不備はあるかもしれませんが、基本的にはやっぱり感謝感謝です。
 明日は演奏会。がんばっていきましょう。
2006年9月3日(日)
 さて、まずは本題とはあまり関係のない話題から…
 本日の練習は矢部の相模原市立青少年学習センターでした。近くに大きなマンションが建ったせいか、最近「大きな音声」を出す活動について制限が厳しくなりました。「制限が厳しく」といっても、きちんと窓を閉めなさい、カーテンも閉めなさい、という程度なのですが。というわけでセンターには写真のような張り紙がしてあります。この張り紙、なぜか「てください」が強調されていまして、変なのー、間違いじゃないのかと団内でちょっとした話題になっておりました。ですが、気付きました。多分間違いではなく意図があって強調しているのだろうと。おそらく強調されている部分だけを読んでも意味が通るようにしているのでしょう。うん、ちょっとすっきり(でもやっぱり違和感は残ります…)。
 …あまり関係のない話題は終了。
 本日は本番1週間前で、大藤さんによる練習。練習が終わった後、大藤さん「今日は皆さん、ツッコミどころが多くて楽しかったですねー」とおっしゃってましたが、逆もまた真なりで、大藤さんもなかなかツッコミどころが多くて楽しかったです。
 練習の内容は曲を中心に。配置も本番と同じ配置に。大藤さんは「なんとか響きがまとまってきて良かったですね」とおっしゃってましたが私にはそんな実感は全くなくて「え?そうですか?」と言ってしまいました。後で練習の録音を聞いてみると、ああなるほど確かに悪くない、と思いました。配置のせいか、中で聞くのと録音で聞くのとではいつも以上にバランスが違っていました。
 本日の特記事項を2つ。
 ひとつめ、ユーホのアタックが劇的に改善されたこと。今まで楽器の特質で物理的に音の立ち上がりをまっすぐにすることが難しいのかと思っておりましたが、どうやら方法論の問題だったようで、大藤さんのちょっとしたアドヴァイスでまっすぐ出るようになりました。今後楽しみです(来週になったら元にもどっている、なんてなしにしてくださいねー)。
 ふたつめ、気温の高低が合奏のテンションの高低にそのまま反映するということがわかりました。配置をいつもと変えると、空調の冷たい空気が直接木管パートにあたるようになりました。木管のメンバーは寒くて寒くて…元気もなくなってしまいました。練習終わった後にトロンボーンの人に「寒かったでしょー。金管の後列はいつもあんな感じなんだよー」と。うぬ、今後はちょっと椅子の位置を考えなおしたほうが良いかも知れないですね。
 来週はyフェスティバル本番。がんばりましょう。
2006年8月27日(日)
 本日は合奏練習。団員のみでの練習日。いままで3回連続で大藤さんの練習でした。曲の練習よりも個人の基礎的な技術向上に的を絞っての練習で、あまり曲の練習時間がなかったので今日は曲をたくさん練習できるように心がけて練習を進めました。
 普段は12時半まで練習するのですが、本日は午後に横山公民館での本番を控えているため、11時半までの練習としました。9時半開始でしたのでちょうど2時間の練習です。yフェスティバルで取り上げる曲が全部で3曲ですので、事前に「基礎に30分、各曲に30分ずつ、計2時間」と時間配分を決めておりましたが、同時に「そんなにうまくいくわけないよなー。多分時間が余るな」とも思っておりました。
 ところが、終わってみるとちょうど予定通りの時間配分で練習が進みました。各曲ともに(1)1回全体を通して問題点をピックアップ、(2)途中で止めながら問題点をつぶす、(3)時間に余裕があれば再度通す、という3段階で練習を進めましたが、これがちょうど30分くらいかかりました。ふむ、今後の参考にしたいと思います。
 なかには、なんだか理由は良くわからないけれど(1)の段階で問題だと思ったのに、もう一度やってみたらよくなっていたという気持ちの悪い現象もありました。良くなっているなら良いといえば良いのですが、原因がわからずによくなっているということは原因不明で悪くなる可能性もあるわけです。やはり練習では要因をつきつめていくことが重要でしょう。(今日は結局わかりませんでしたが…)こんなときは、やはりきちんとした指導者がいてくれると助かるなあと感じます。
 来週は本番の1週間前です。がんばっていきましょう。

 さて、午後。横山公民館での演奏会です。公民館主催で「わくわくコンサート」と題された本日の演奏会には、全員ではなくアンサンブルで演奏させていただきました。サックスアンサンブル、ユーフォ二重奏、ホルンアンサンブル(三重奏と四重奏)、木管五重奏です。対象が小さなお子さんだったので、私はピンクのクマの着ぐるみをかぶって司会を務めつつ、演奏もしました。演奏での誤算は、耳が聞こえづらくなること。ちょうど耳の遠いお年寄りの、電話での話し声が大きくなるように、どうやら演奏の音も大きくなりすぎていたようです。今後の反省事項のひとつにします(今後ぬいぐるみを着て演奏する機会がはたしてあるのだろうか…?)。ただ、演奏会自体はお客様に楽しんでいただけたようで、良かったです(一部、近づくクマをみて泣き叫ぶ子供がいましたが…)。
 帰宅して、奥さんに使用したぬいぐるみのクマを洗濯してもらいました。曰く「結婚した当初、旦那の下着や会社の作業服を洗っていると、ああ自分は結婚して妻になったのだという実感がわいたけれど、今日クマを洗っているとなんとも言いようのない実感がわいてきた」とのこと。うーん、それはクマと結婚したと思って諦めてもらうしかないですな…。
2006年8月20日(日)
 本日も先週に引き続いて大藤さんによる合奏練習。このところは直近の演奏会である9月の「yフェスティバル」に向けての練習をしておりますが、曲目が3曲と少ないことと、曲自体もそんなに難易度が高くないので、基礎的なメニューに時間をかけて見ていただいています。本日も2時間のうち実に1時間半は基礎練習。課題は引き続き音をまっすぐ出すこと、出だしをそろえること。
 ひとりずつつかまえてくれるので、それぞれのメンバーの状態がわかって面白いというのは毎回書いていることですが、今日はああ、この人がんばってるな、うまくなってるな、と思うことが多くひとりニンマリしておりました。
 休憩をはさんで曲の練習に入りました。練習といってもあまり時間がなかったのでざっと全体を通すだけのようになってしまいました。大藤さんとしては本当に通すだけで終わりにしたいと思っていらしたようですが、あまりにあまりな出来に少々時間も内容も延長。すみません…次の仕事間に合ったかしらとちょっと心配になりました。
 今日は見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございます。

 さて、上記で直近の演奏会は9月と書きましたが、実はもうひとつあります。会場の都合で「吹奏楽団」全体としての演奏会ではありませんが、来週27日に横山公民館で子供向けのアンサンブルコンサートをやらせていただきます。本番1週間前なので午後にはそちらの練習に励むメンバーも多くいました。

 来週は練習と演奏会本番、いずれも良いものとなるようがんばりましょう。
2006年8月13日(日)
 本日も先週に引き続き旭小学校での練習。今日もまたまた好天でした。朝は適度に涼しく快適ですが、暑くなりそうです。
 練習開始時間が近づいても大藤さんが来ないなあと思っていたら、自分の時間連絡ミスに気づきました。団員には「9時30分開始」と連絡しておいて、大藤さんには「9時45分開始」とご連絡していたのです…。すみません皆さん。大藤さんが遅刻したわけではありません。
 さて、本日はお盆ということで練習出席が少ないと連絡受けておりましたので、事前に大藤さんにもその件お話しておりました。大藤さんは「今日ここに来ているのは夏休みに行くところも、予定もない人、ですね」とコメント。練習を避けて予定を組んでいたり、もう既に夏休みが終わった人が意外と多かったようです(練習の後には、夏休み終了組の皆さんから各地のお土産をもらいました)。
 人数が少ないので、本日もまたひとりずつチューニングを見て頂きました。少ないとはいえ20人くらいいたのでそこそこの時間はかかってしまいます。自分が吹いていない時間のほうがずっと長いのですが、他のメンバーの音(と大藤さんとのやりとり)を聞いているのが楽しくて飽きません。音を出さなくても、仲間の音を聞いて、どんな人が知るというのも合奏の一部だなと思います。
 途中「いつもバリバリ吹くのに今日はどうしたの?悪いことでもあった?」「実は追試が…」との会話あり。試験を受けるだけでも偉いと思う私は留年経験者。学生の頃はオーケストラの練習と試験が重なったら間違いなく練習を優先させてたなあ、などと昔のことを思い出したり。
 曲はyフェスティバルで取り上げる3曲を全て練習。正確にはアメリカーナをきちんと練習した後に残りをさらりと通す程度。出だしをそろえる、まっすぐ音出すということを中心課題とした練習。これは個人の発音の技術の問題が大きいですな。9月以降の練習でちょっと個人技の向上を狙った練習を組んでみようと思います。
 来週もまたがんばっていきましょう。
2006年8月6日(日)
 本日の練習会場は橋本の旭小学校。どうやら今日は橋本の七夕祭りの日らしく、校庭は臨時駐車場となっていました。おそらく近くの駐車場が祭りのために徴用されたために、代わりに近くに住む人が駐車するためでしょう。
 全体での練習が始まる前、部屋の中では自分の音が聞こえないため、また夏のきれいな青空に誘われたため、校門近くで大藤さんをお迎えするため、外の日陰でロングトーン・音階練習をしました。なかなか清清しい気分。
 大藤さんがいらっしゃって合奏練習開始。基礎練習に時間をかけて、本日もまたひとりずつ音をみてもらいました。笑いながらの毒のあるコメントをぴしりぴしり、と。
 チューニングの最中、4年くらいつかっているハーモニーディレクターがついにおかしくなりました。色々な楽器の音を選択できるのですが、使用中にかってに「ハープシコード」の音色になってしまう。うぬぬ、修理に出す必要ありですな。
 その後はヘンリーマンシーニメドレーとアメリカーナを練習。思ったとおりの出来で、ほぼ思ったとおりの練習展開となりましたが、ときどき先週吹けなかった人の旋律が聞こえて「おお」と思ったり、先週練習したはずの譜割りができなくなって「はあ」と思ったり…。一進一退いやニ進一退くらいですかね(そう思いたい…)。
 引き続きがんばっていきましょう。
2006年7月30日(日)
 本日の話の前に、まず前日29日のことを。
 来月の8月27日に、横山公民館で演奏させていただけることになっております。対象はお子様たち。全員で演奏できるスペースはないので少人数でのアンサンブル演奏の予定です。私は他メンバーとともに木管五重奏の編成で演奏しますが、その練習がありました。練習は充実したものとなりましたが、普段の合奏と違い、3時間ほとんど吹き続けでしたので非常に疲れました。
 で、今朝鏡を見てみると…唇の真中部分が上下とも赤くなっている…。かつてはこんなことはなかったのですが、やはり週1回ペースだと体がなまってしまうようです。
 さて、本日の練習。本日はトレーナーなしの練習でしたが、来週は大藤さんがいらっしゃる予定でしたので、今日の目的は来週にむけて「ヘンリー・マンシーニ」メドレーを、譜面に慣れるようにできるだけ合奏練習することでした。曲が簡単なせいか、あるいは仲間のがんばりのせいか、おそらく両方と思っていますが出来は予想よりも良く満足でした。
 で、思ったより時間が余ったのでアメリカーナの練習に移ったのですが、これがなかなかうまくいかない。各自譜面はそれなりにさらえている、とりたててひどく乱れる箇所もない。しかし旋律が聞こえない、ハーモニーが汚い、テンポキープできない、曲にならない。更に悪いのはその原因がうまく特定できないことで…これは大藤さんに頼ろうと、早々に(といってもいつもより10分早いだけですが)練習を切り上げました。
 アメリカーナ、意外と難敵です。
 本日は見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございました。
2006年7月23日(日)
 本日は練習ではなく総会。今年度の活動や運営に関する年1回の定時総会です。
 総会の日は確か仏滅だったなあ、あんまりこだわりはないけれど、新体制発足の日が仏滅なのは嫌だなあ、と現代人にあるまじき非合理的な理由で朝は気分が憂鬱でしたが、会場に着いてカレンダーを見てみると、あら仏滅は明日ではありませんか。というわけで明るい気持ちで総会に臨むことができました(その分、明日仕事にいくのに気分が重くなったりして…)。
 ここは紛糾するだろうな、という議題や、ここは感情的になりがちだからしっかり議事の流れを見ておかないと、と心配した箇所については、事前に回答や発言すべき意見を準備しておいたのですが、意外と意見のまとまりが良く、予定よりも早めに終了致しました。
 ということで仏滅を回避できたせいかどうかわかりませんが、総会自体は無事に終わりました。
 ただひとつ悪い点は、私自身がふたたび楽団代表になり、色々な課題をもらってしまったことです(…うう)。これが私個人の「悪い点」に留まり、楽団にとっては「良い選択」となるよう、団員各位の助力をあてにしつつ務めていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
 本日、総会の後に大野小学校のPTAの方がご挨拶にいらしてくださいました。秋に小学校での演奏依頼をいただいているためですが、お土産もいただいてしまい一同非常に恐縮してしまいました。演奏の機会をいただけるだけでもありがたいというのに…ご丁寧にありがとうございました。これは絶対失敗できないなあと改めて思った次第です。
 次週からはまた練習。がんばっていきましょう。
2006年7月16日(日)
 本日は分奏でした。できればパート単位に分けたかったのですが、会場確保の都合から(1)フルート・オーボエ・クラリネット、(2)サックス・ファゴット、(3)金管・打楽器、の3つに分かれての練習としました。
 私は上記の(1)チームだったのですが、練習会場は初めての「光が丘公民館」でした。バスに乗って向いました。途中お祭りの準備をしている公園を2つほど見かけました。盆踊りの季節ですね。
 練習はいつもの基礎練習メニューをやったあとにyフェスティバルの曲を3曲。基礎も曲もそうですが、人数が少ないだけにタテやユニゾンが少しでもあわないととても気になります。というより、少人数だからあわないと悔しい、という感じがしまして。
 最後に練習した「ヘンリーマンシーニメドレー」。木管の高音パートだけだと、旋律の裏での合の手らしきものばかりで、「ピンクパンサー」のテーマの部分はまるで映画の効果音だけのよう。どんな曲だかよくわからなくて寂しいと口にだしつつ、これはこれで変な雰囲気が楽しかったりしました。
 来週は総会です。
2006年7月9日(日)
 本日は大藤さんによる合奏練習でした。しかしながら私は仕事のため欠席致しました。ただ練習開始まで、楽器運搬と会場セッティングには参加しました。そしてその後、到着された大藤さんが一息つく間、全体のウォーミングアップを前で仕切るというお役を承りました。
 いつもは前に出て自分も楽器を吹きながらやるのですが、今日はもともとお休みの予定だったので楽器はなし。皆様の音をじっくり聞きました。
 …開始時点はまあまあなのですが、だんだんロングトーンが怪しくなって…ばてるのか、飽きるのかわかりませんが、音が途中でしぼんだり、出だしがあわなくなってくるのが良くわかりました。途中で声をかけるとその直後は良くなるのですが…。誠に素直というか、わかりやすい状況ですね。
 出席状況、全体的には良くも悪くもないという感じでしたが、パートにより偏りがあり、見た目がアンバランスな感じになってしまいました。フルートとクラリネットが少なかったので前から見ると右側はたくさん人がいて、左側はさみしいという状態。
 ウォームアップ終了後、急いで会社に移動し、キリキリ働きました。楽器が吹けなかったのは残念ですが、多少なりとも練習に参加できたので心を落ち着けて仕事ができました。
 今日は見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございました。
2006年7月2日(日)
 梅雨です。曇りや雨の日が続いています。今日の朝は曇りながらもなんとか持ちこたえそうな天気でしたので、久しぶりに傘を持たずに練習に向いました。今日の会場は旭小学校。
 本日の練習曲目は、一応アメリカーナとインスタントコンサートの2曲でしたが、アメリカーナにほとんどの時間を費やしました。本日の練習の目的は、譜面通りにきちんと吹けるようになること。曲の後ろのほうから、地道に譜面の確認をして、できた部分を通していくという練習をしました。前で練習を進めたのは私ですが、練習途中に、いろんなところから突っ込みやら助言があってなかなか楽しい練習となりました。
 アメリカーナを約1時間半、その後にインスタントコンサートを少し練習しえ終わりにしようと思いましたが、皆さんの疲れが目に見えて…というか耳に直接聞こえてきたので、2回通すだけで終わりにしました。
 来週は大藤さんの練習です。ひきつづきがんばっていきましょう。
2006年6月25日(日)
 本日は久しぶりに青少年学習センターの「音楽室」での練習。かつては普通にこの部屋で合奏練習をしていたのですが、さすがに現在の人数では狭かったです。たまたまパーカッションパートの出席者が少なく、ティンパニを運搬しなかったので入りましたが、やっぱりきつかったですね。ただなんとか入ってしまうあたりちょっと寂しかったです。演奏会直後で団員数が減る時期ではあるのですが、数えてみたら現在35人!クラリネットは5人にまで減ってしまいかなりブルーな気分です。…いや、ブルーになっていてもしょうがないので気を取り直して、改めて団員確保に動きましょう。
 さて、本日は大藤さんによる練習。まだ次回取り上げる曲目が決定していないので、今日は基礎練重視で、曲は選曲の判断材料になる程度でお願いします、ということにしておりました。ということで、個人個人のチューニングに長めに時間をとりました。こういう個人チューニングだと、自分がやっていないときは結構だれてしまったりするものですが、大藤さんとの掛け合いが面白かったり、へえこの人こんな音してたんだ、という発見があったりで非常に面白い時間でした。雰囲気からしてみんなもそう思っていたようですがいかがでしたかね。個人的にはトランペットのある仲間の音に感心。大藤さんからは「あなたは魔法の唇を持っているんだからちゃんと吹きなさい!」とはっぱかけられてましたけど、いや「魔法の」とは言い得て妙ですな。非常によい音色でした。あとはまっすぐ、しっかり息を入れるだけです(ってそれだけでも十分難しいんですけどね…)。
 他の方もいろいろと仲間の音を聞いて発見があったのではないでしょうか。こういうことも一緒に練習することの楽しみにつながりますね。
 曲のほうは先週に引き続き「アメリカーナ」「ゲールフォース」の2曲を。練習後に大藤さんを交えて相談し、直近の演奏会であるyフェスティバルには「アメリカーナ」をもっていきましょう、ということで決定。また先日の演奏会でアンコールに取り上げた「インスタントコンサート」も。
 本日は見学の方が2名いらしてくださいました。ありがとうございました。一緒に演奏できたら嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。
2006年6月18日(日)
  本日は定期演奏会後の初めての練習日。先週、一応「自主練」という形で個人練習は参加任意で実施しましたが、公式の練習は初。演奏会直後の練習は出席状況が心配ですが、今回は…数えてみると、出席率は65%(出席人数/団員数)。少なめですが、演奏会直後としてはまあまあかな。とりたててよくはないですが、出発としては悪くないですね。
 本日の合奏は、今後の演奏会での候補曲2曲の初見合奏。1曲目はP・グレイアムの「ゲールフォース」。アイルランド民謡を最近の風情に編曲したようなもの。曲そのものはそんなに難しくはないのですが、速い部分で木管の指が難しい箇所があります。実は私、先週の自主練でこの曲の(指が)一番難しいと思われる部分8小節だけを練習して、1時間半かけてやっと指定テンポの60%ほどまで近づけられたという状態で、正直かなりうんざりしていたのですが、やはり本日も皆さん苦労したようです。ただ金管パートは一部を除いてそこそこ楽そう。
 もう1曲はF・エリクソンの「アメリカーナ」。こちらはまあ楽に通って時間が余ってしまうと思っていたら、意外と合奏に苦戦。なかなか合奏練習すべき箇所がありました。今後練習していくと楽しくなっていきそうですね。
 いずれも手ごろな難易度。前者は個人練習が、後者は合奏練習が面白そうな曲でした。
 合奏も終わりに近づくとだんだん疲れがよく目に見えてきて、音が小さくなりテンポが遅くなる…あまりに分かりやすいので笑ってしまいました。いや、みんなは一生懸命やっているのだから笑っては申し訳ないのですが。そういやこの前の演奏会も疲れが露骨に見えて、みんな年寄りになってきたなあと思ったものです。
 次回は大藤さんの練習です。がんばっていきましょう。