2005年12月4日(日)冬季演奏会2005当日
 演奏会当日。前日の練習が演奏会場でなかったのは久々だったので、当日の準備に時間がかかるのではないかと少々不安でした。しかし楽器の準備等は順調に終わりました。結局予定より約30分前倒しで舞台セッティング終了。
 照明の準備に時間がかかったり、ちょっと舞台出入りでごたごたしましたが、これは毎度のこと。今回はいつもよりスムーズに開演を迎えられたと思います。
 演奏会最初の曲は「道祖神の詩」。先日の練習にて大藤さんいわく「今回の演奏会の衣装はカジュアルな服装ですね。このラフな感じでパリっと演奏すると、お客さんはおおっと感じると思います。だから最初の音、しっかりくださいね」と。結構この思惑はあたったようで、なかなか良い出だしとなりました。第一部は演奏上の事故もなく無事に終了。なかなか満足した気持ちで舞台裏に向いました。
 休憩時間にトラブル発生。このところ体調を崩し気味ながらも無理して練習に参加してきて、今日も舞台に乗っていた団員が一名、ついに具合が悪くなり、救急車で運ばれました。演奏会の途中で仲間がこんなふうに倒れるのは初めての経験で、舞台裏を担荷で運ばれていく姿をみて、重苦しい雰囲気になりました。救急車には受付のお手伝いをしてくださっていた元団員の方が付き添ってくれました。ありがとう。
 このような事情があり、急遽休憩時間を10分延長しました。いらしてくださったお客様には申し訳なく思います。演奏会では楽しい雰囲気を壊さぬためご説明致しませんでしたが、実は上記のような次第でありました。ホールの方や関係の方にはご迷惑おかけいたしました。きちんと対応いただきありがとうございました。

 それはそれとして、気持ちを切り替えて第二部開演(事件該当パートでは譜面も切り替えて…)。楽しい曲をそろえたプログラムを組んだつもりでしたが、いかがでしたでしょうか。少々ベタな演出もありましたが、暖かく受け入れていただけたようで安心しました。ありがとうございました。
 我々が判断する材料は、客席の雰囲気と拍手の感じしかありませんが、なかなかお楽しみいただけたのではないかと感じております。もちろんあくまで「感じ」にしかすぎず、中には他の感想をお持ちのお客様もいらっしゃったかもしれません。
 いずれにせよ今後さらに良いステージを作っていきます。どうぞお見守りくださいませ。
 演奏会に際しては団員の他、様々な方々のご助力をいただきました。改めて御礼申し上げます。また、今回の演奏会の成功は、いらしてくださったお客様のおかげでもあります。ありがとうございました。

 さて… 演奏会の後には打ち上げがありました。開宴のとき、救急車で運ばれた団員の状況が報告されました。「えー、病院で点滴を受けまして、とりあえず大分良くなったようです。本人は『これから宴会にだけでも行く』と言っていたそうですが、なんとか周囲で説得して家に帰ってもらいました」とのこと。
 安心して飲み食い騒ぎができました。久々に少々飲み過ぎ、情けないことに様々な愚行・奇行を行ったうえ、全てが記憶に残っております。ご迷惑おかけしまして申し訳ございませんでした。次の機会には(忘年会かしら?)おとなしく致します。(注:絶対無理です(笑))

 今後ともBAGウィンドアンサンブルをよろしくお願い致します。
 皆様、ありがとうございました。
2005年12月3日(土)
 演奏会前日の練習。久しぶりの夜間練習です。会場は矢部の青少年学習センター。正式な練習開始は19時でしたが、会場は17時から使用可能でしたので、今日は仕事がなくて早く集れるメンバーは早めに来て音出し。
 朝早めに起床してリードの調整をして、なんとか本番に使えそうなものを2本準備できました。17時に練習会場に着いて楽器を吹いてみると…なぜか全然だめでした。おかしい、と思いましたが原因はわからず。もしかして、腹が減っているせいか?ふとそう思いつき、練習開始15分前に近くの弁当屋へ走ってのり弁当を購入。5分で食べて練習に臨みました。調子はばっちり。
 そうか、腹具合でこんなに違うのか、忘れていた。明日はしっかり御飯を食べよう。
 練習は「道祖神の詩」に少々重点を置いて、全曲を練習。練習には演奏会で司会を務めてくださる、劇団ガロピーヌ・エ・ガロパンの田口氏もいらしてくださり、通しの練習も行いました。
 仕上がり具合はまずまず。明日はがんばりましょう。
2005年11月27日(日)
 演奏会1週間前。なのにリードの調整に失敗したことが確定してかなり憂鬱な気分で練習に臨みました。まあ、これは個人的な話。バンド全体の雰囲気はまずまず。
 本日は大藤さんによる練習。一部にマズい曲や部分が残りましたが、そこそこのところまではいけたのではないかと思います。みんなの表情にも余裕が感じられます。ただ、あと一歩できればなあ、というところや、集中力不足で失敗しそうだなあ、と心配なところが多々あります。
 どんなに用意周到に本番に臨んでも、舞台上での集中力の欠如により演奏がガタガタになる場合があります。皆様、ゆめゆめご油断召されるな。
 昼休みには、みんなで演奏会パンフレットの折り込み作業。経費節減のため折りは自分達でやることにしました。結構時間がかかるのでは、と思ったのですが、20分足らずで終了。みんなでやると早いですね。なんだか嬉しくなりました。
 練習後には演奏会企画係の面々が打ち合わせをしていました。この人たちは演奏以外にも気にかかることがたくさんあるんだろうなあ、と思い、また、こうして仕事を引受けてくれる仲間がいるから自分は演奏に集中できるのだと感謝の気持ちがじわりとわいてきました。リードの調整云々言っている場合じゃないな、演奏会の仕事が少ない分、演奏ではきちんと自分の責任を果たさねば、と思いました。
 次回は演奏会前日の練習。いよいよ最終調整です。
 集中力を高めて、良い練習・良い演奏会としましょう。
2005年11月20日(日)
 演奏会の2週間前。最近急に寒くなったせいで、ティンパニ等が冷たくて、運搬しながら息をはーはーやって暖めることしばしば。
 今日は大藤さんがいらっしゃらず、団員のみでの練習の日。先週の練習後に「だいたい、練習しとくと良い場所、わかりますね?」と大藤さんにスコアをぽんと手渡されてしまいました。そんな感じで迎えた本日の練習。まずは「アイリッシュウォッシャーウーマン」から。譜面をこなすために、ゆっくりからだんだん速くするという練習で、体力を使う練習です。
 困ったやら、うれしいやらで、こういうときに限って見学の方がたくさんいらしてくださいました。作業のような練習をひたすら続けるという、端でみていてあまりおもしろくないのでは?と心配しながら練習してました。(幸い、最後に「楽しかった」との一言をいただけました。外交辞令?かもしれませんが嬉しかったですね)
 午前中はその他、「朝鮮民謡の主題による変奏曲」の最後のほうの部分を中心に練習。 今日は演奏会が近いため引き続き午後も練習でした。演奏会でやる曲を全曲、広く浅く、練習したました。練習も終わりに近づくにつれて疲労が蓄積されて、今日もみなぐったり。午前・午後の練習というのも、効率が悪いかなあ、みんな歳とってきたから、とふと思いました。
  次週は演奏会一週間前。みんなで協力して良い練習にしましょう。
  見学にいらしてくださった皆様、どうもありがとうございました。
2005年11月13日(日)
 本日は3週間ぶりに大藤さんによる合奏練習。場所は矢部、青少年学習センター。私は先週日曜に大藤さんにお目にかかっているのであまり久しぶりという気はしないのですが、大藤さんとしてはバンドに会うのは3週間ぶりとの意識が強いはず。さてさて、2週間の団員だけでの練習成果はいかに?と思っていらしたのではないでしょうか。
 午前中は、さっと「道祖神の詩」を通したあと「朝鮮民謡…」を時間をかけて練習。「朝鮮民謡…」は先週だいぶ時間を使って練習した甲斐があり、今日も良い練習ができました。ただ最後に木管と金管とで拍子の数え方が異なる部分があるのですが、そこに時間がかかってしまいました。実は先週その部分はどう練習してよいかわからずにとばしてしまったのでした…すみません。
 午後は演奏会第2部に予定しているルロイ・アンダーソンの曲の練習。ひととおり終わった後に大藤さん「うわ、なんかうまくなってるじゃん。どうしちゃったの?」との一言。我々はあまり自覚症状がなかったので喜んで良いやら、油断してはまずいと思ったりで微妙な反応しかできませんでしたが…。
 練習が終わって、お帰りになる(正確には夜に本番が控えていらっしゃるそうなので、次の仕事に行く)際に「予想していたより良かったので、次の演奏会でできることが増えますね。良かった。あと2回全日練習があると考えると…来週午後は自主練でもいいかもしれないですよ」とのこと。
 仕上がりは上々ということで、これは素直に喜んで良いことだと思います。
 …しかし私は、今日やらなかった3曲のうち実は2曲がヤバいことを知っている…
 というわけで、大藤さんがお帰りになった後にこの2曲を1回ずつ通しました。やっぱり問題あり。来週きっちり練習しましょうね、と呼び掛けて今日は練習を締めました。大藤さんの次の練習は再来週の27日。だから20日にできるかぎりのことをしておきましょう。
 本日、入団された方1名。ありがとうございます。今後一緒にがんばっていきましょう。
2005年11月6日(日)
 本日から演奏会1ヵ月前なので、通常の日曜午前の時間に加えて午後も練習となります。いつものことですが、演奏会前のこうした全日練習で一日中楽器を吹くのだと思うと、年がら年中楽器を吹いていた頃を思い出しなんとなく学生のような気分になります。ただ練習後半には疲労のため、いやでもおじさん気分全開になるのですが…
 本日は大藤さんがいらっしゃれない日で、団員のみの練習。
 午前中はコンサートミストレスのリードで基礎練習および曲の練習。ひさしぶりに合奏した曲が多かったので、だいぶ以前の練習内容や約束を忘れているとの指摘を受けました。私も譜面に書き込まれた暗号のようなものを解読しつつ吹きましたが、通り過ぎてから思い出すことが多く、しまったが多発する始末。
 昼休みをはさんで、午後は「朝鮮民謡の主題による変奏曲」を中心に練習しました。練習の目的は、合奏に慣れるということ。次回の大藤さんの合奏が楽しい練習になるように、今日はゆっくりからだんだんテンポをあげて譜面をみんなでさらうというような練習(作業)をしました。おかげで練習時間のほとんど、楽器を吹いているという練習となりました。みんなぐったり。しかしぐったりしつつもなんとか練習にしがみついてくれたので良い練習になったと思います。 来週も午前・午後の全日練習。がんばりましょう。
 本日はトロンボーンに見学の方がいらしてくださいました。ありがとうございました。
2005年10月30日(日)
 本日は、久しぶりに矢部の青少年学習センターではない会場での練習でした。古淵駅近くの大野中公民館です。二駅離れるだけなのですが、運搬のための集合時間がいつもより30分早まってしまいました。朝、早くに起床してはいたのですがのんびり新聞読んでいたら時間がなくなってしまい、朝ごはんはコンビニのおにぎりですませることになりました。
 本日の練習は団員のみで、譜面と合奏中の出来事(誰がなにをしているか?自分と同じ事をしているのは?)を確認していく作業を行いました。30分基礎練・60分「朝鮮民謡」・30分「ウェールズの歌」という2時間コース。でしたが最初の基礎練で早くもバテてしまいぐったりしていたところ、後列の金管軍団から笑われてしまいました。いかんいかん。
 朝鮮民謡はひととおりゆっくり最初から最後までやりました。ウェールズの歌は1曲目と3曲目を、ゆっくり2回ほどやった後に1回通すという作業をしました。
 来週からは演奏会前1ヶ月。日曜の午前・午後と練習時間が長くなります。がんばっていきましょう。
 本日は見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございました。
2005年10月23日(日)
 本日は先週に引き続き、大藤さんによる合奏練習。曲の練習の前に基礎練として音階練習を見て頂きましたが、その中でおっしゃるには、大藤さんは音階の魅力に惹かれて音楽の道に進む事にしたとのこと。「一日中音階練習できると思いました」とのことでした。なるほど。それはオーボエ吹きの私が刃物を研ぐのが面白くてリード作りにはまったようなものかしら?いや、ちょっと違うかな?
 まあ、それは置いといて。今までの基礎練の流れを体系的に説明していただき非常に面白かったです。
 曲の練習。先週の練習後に打ち合わせをした結果、今のところ合奏で練習になりそうな曲のみ練習するということで、本日は3曲のみ。来週、再来週と2回の練習は団員のみでの合奏予定ですので、その時に皆でおさらいするような「作業」のような練習をしていく予定です。今までも分奏で同じような「作業」としての練習をしてきましたが、来週は全体の見える合奏でやります。次の大藤さんの合奏までに必要な作業をやっておき、楽しく合奏できるように致しましょう。
2005年10月16日(日)
 先週に引き続き今日も雨。昨日の予報では「曇り」だったのに。運搬では楽器を濡らさないように段ボールで雨を防ぎながらの作業。こういうときの決まり事のように、ちょうど運ぼうというときに降りが激しくなるもの。今日は仏滅だし、仕方ないか。
 練習はまず基礎練から。大藤さんにみていただきましたが、金管セクションの音が良くなっていることに驚き喜んでいらっしゃいました。森本さんのおかげでしょう。ありがとうございました。基礎練が終わるときには大藤さん「予定よりも早く(基礎練)終わりましたね」と嬉しそうでしたが…
 曲の練習はがたがた。久しぶりの合奏のせいか、新しい曲のせいか、先週までのセクション練で奏法が変わったせいか、おそらくこれら全てのあわせ技でしょう。特にクラリネットが従来と比べ音が小さくなったように聞こえたので「ウェールズの歌」「朝鮮民謡の主題による変奏曲」といったクラリネットから始まる曲では、冒頭の音を聞いてバンドに動揺がはしったように感じました。
 うちの楽団、前に演奏している人がしくじったりすると結構動揺するようですね。
 ただ上述のクラリネットに関しては、練習後に大藤さんとお話したところ、単純に音が小さかったわけではなく、今まで音程やアタックの問題で飛び出て聞こえていた部分が、クラリネットセクションとしてまとまりが出てきたためになくなって、それで音が小さくなったように聞こえたのだろう、とのこと。なるほど。
 曲はいまいちでしたが、基礎的な力はついたようです(…少なくともそう思いたいところ)。音程をあわせられるようになったために、今までより曲がへたくそになる、そんな過程にあるのかもしれません。事実はどうあれ、そう前向きにとらえるほうが健全なので、そう思うことにしましょう。
 今日はトランペットに新入団の方1名。ありがとうございます。今後一緒にがんばりましょう。
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 本欄「今日このごろ」、書き手が木管の団員であるため先週までの金管セクション及び打楽器セクションの練習状況が書けませんでした。そこで、金管のメンバーに頼んで4回分書いてもらいました。それぞれの日に追加します。
2005年10月9日(日)
 今日は雨。本日は元々仕事で練習に出られない予定だったのが、意外と早めに片づいたので練習に行きました。いろんな方に「次の練習休みます」と宣伝しておいたので、会う人会う人に「あれ?今日休みじゃなかったの?」と聞かれてしまいました。
 さて、今日で3回連続の分奏練習もおしまい。木管のほうは本日はパーカッションの鍵盤楽器と一緒に「朝鮮民謡の主題による変奏曲」の一つ目の変奏曲と「道祖神の詩」を集中的に練習しました。ゆっくりから、少しづつ速く。
 一方、大藤さんにはひとりづつ「説教部屋」での指導も平行してやっていただきました。早めに終わったので最後に木管全体で基礎練をみていただきました。終わりに「クラリネットが良い音をしていた」とおっしゃっていたのですが、褒められ慣れないためか、団員側では返答に困っていたようで…
 金管も木管と同様に森本さんにいらしていただき、個人の奏法をみていただいております。さて、成果はどうでしょう。
 来週からは合奏楽しみですね。
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 森本さんの個人レッスンの最終日。先週、指導を受けなかった残りの半分の方が見ていただきました。
 この日は朝、人数が少なかったので時間があれば先週指導を受けた方でも受講可ということになって早速Tbの私とMさんが立候補。
 でも途中から練習参加する方が数名いて個人練を見ていただく方が増えたので結局は3回目の個人練は無理でした。(泣)

 あと、森本さんが金管練習用の曲を用意してくださり、それを最後に振っていただきました。
 楽譜一枚一枚に鉛筆書きで注意事項が書いてありました。
 初見と言う事もあってまだ曲にはなっていませんが金管の練習には最適の曲だと思います。
2005年10月2日(日)
 本日は10月最初の練習。最近すっかり秋になったなあと思っていたのですが、今日はとても暑かった。少し夏に逆戻りしたような気候でした。
 朝、倉庫で楽器積み込み。本日は分奏練習。木管と打楽器は同じ会場(もちろん部屋は別)ですが、金管だけ離れています。連絡のためや係の仕事のために朝、倉庫に立ち寄ってくださる金管メンバーがちらほら。倉庫を離れる際に、打楽器パートの団員が「まると遊んでこなきゃ」と近所の犬と短時間戯れていました。すっかり仲良しになった模様。
 さて、練習です。木管は大藤さんがいらしてくださったので前々回と同様に「お説教部屋」を確保しての個人指導、および平行して木管全体での曲練習。曲は「朝鮮民謡…」と「道祖神の詩」をやりました。朝鮮民謡では、私の勘違いで全くさらっていない箇所がありまして、練習でほとんど吹けずに申し訳ない思いをしてしまいました。
 隣の部屋ではパーカッションが練習。基礎練では会場備え付けの移動鏡(演劇やバレエ用でしょうか?)を前に持ってきての「鏡練」をやっていました。その脇を通り抜けて、細い道をいくと、そこが本日の「お説教部屋」。パーカッションの練習会場は演劇用の舞台が備え付けてあり、舞台袖には下手、上手に一つづつちょっとした控室のようなものがあります。そこが今回のお説教部屋です。奥まった場所にあるため、ちょっと秘密めかした感じで個人的には気に入りました。
 木管練、最後には大藤さんに基礎練を見て頂きました。目的はユニゾンの音を重ねること。より正確にはユニゾンを重ねて音をあわせる習慣をつけましょうという練習。ひととおりやった後で具体的に今度の演奏会でやる曲の一節を使用して、ユニゾンをあわせる練習をしていただきました。
 次回も分奏。再来週からは久しぶりに合奏が始まります。合奏までにやり残しがないよう、来週もきちんと分奏しましょう。
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 森本さんによる個人レッスン2回目。この日は参加者の半分が前回より長く20分程度指導を受けることになりました。
 私もこの日、指導を受ける日でもう楽しみにしていました。
 前回のことを踏まえてティップスの7番を吹くことに。
 またまた初歩的なことで恥ずかしいのですがブレスの位置や息の吸うタイミング、小節間での息の配分等今まで本当にいいかげんに吹いていたことをまたまた再認識。ん〜人の10倍は練習しないと追いつけないぞ!
 でも指導を受ければ受けるほどTbが楽しくてしょうがないです♪

 他の方も7番中心に指導を受けたようで隣の個人練習室から聴こえてきました。でも中にはほとんど音がせず、静かな時も。帰ってきた方に話を聞いたら音楽談議に花が咲いてしまったようでほとんどをおしゃべりで終わってしまったとか。(笑)
2005年9月25日(日)
 本日も分奏。金管には森本さんがいらしてくださいました。私は木管なので具体的にどのような練習になったかはわかりませんが、先週の木管と同じく「お説教部屋」を準備してひとりずつ基本的な奏法を指導いただきました。聞くところによると「今日はひとり10分ずつざっとみて、次回からもうちょっと深くつっこんでいきましょう」とのことだとか。森本さんは来週・再来週と3回連続でいらしてくださいます。よろしくお願い致します。
 木管は曲の練習。先週少ししかやらなかった「クリスマスフェスティバル」「ウェールズの歌」を前半にやって、後半は主にアンダーソン「アイリッシュウォッシャーウーマン」を練習しました。先週覚えた危機感から、ちょっとしつこく練習しました。後半部分をゆっくりから何度も。そのおかげで先行きに光が見えてきましたが、この曲の練習終わり頃には皆ぐったり。続けて次の曲に移ろうとしたところ「はあーっ」と大きなため息と無言の圧力を感じたため、思わず10分休憩を入れてしまいました(某最年長団員から「みんな若さがねーなー」と厳しい一言)。
 残り時間では「道祖神の詩」「朝鮮民謡…」を急ぎ足でやって練習終了。結局会場をでる時間ぎりぎりまで練習をしてしまいました。
 個人的には少々不調。今回作ったリードがどうもうまくないためです。調子が良い時は「リードの状態を常に良く保っておくのも奏者の責任ですから」とか言っていますが、こうリードが悪いと「いや今日はちょっとリードが…」と言い訳したくなりますね。不安が残ったので家に帰ってから2ヶ月の乳児が泣く脇でリード調整。とりあえずまあまあになったかな?
 来週も分奏。先週から始まった4回の分奏も残すところあと2回。あと2回で5曲の譜読みをどこまで精密にできるかが12月の演奏会の出来に大きく関わるでしょう。
 来週もまたきりきりさらいましょう。
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 金管”イケメン”トレーナーの森本氏による個人レッスン開始。
 その日出席した全員の状態を一人10分程度見ていただきました。
 私は・・・というと実は”先生”という方にTbを教わったのはこれが初めてで恥ずかしながら初歩の初歩、音の出し方から指導していただきました。
 漠然と教本などでしか得ていなかった知識を実際にやっていただいて、いかに今までTbが吹けていなかったのかを再認識しました。
 他の方の話を聞くとそれぞれ疑問に思っていた事や苦手だったことを指導していただいたみたいで個人練から戻ってくる方の顔が皆、引き締まっていました。
2005年9月18日(日)
 本日から4回(10月9日)までの練習は木管・金管・打楽器に分かれての分奏練習です。空は快晴、風は涼し、秋らしい良い日だなあと思いながら練習会場へ。
 今日の、いや今回の4回分奏で目指すのは個人の演奏技術向上と12月の冬季演奏会の曲の譜読み(もっとも先週yフェスティバルで演奏した曲はほぼ冬季演奏会の曲目とかぶっているので、残り半分5曲の譜読みです)。
 木管セクションは大野南中学校での練習。部屋を贅沢に2つ使い、ひとつは大藤さんによる個人レッスン部屋、もうひとつはいつもどおりの木管分奏部屋。木管分奏部屋から順番に隣のレッスン部屋(俗称「説教部屋」)へひとりづつ順番に入るという仕組み。
 今日譜読みした曲は5曲。チャンスの「朝鮮民謡の主題による変奏曲」、福島弘和「道祖神の詩」、デイヴィス「ウェールズの歌」、それからアンダーソンの「アイリッシュウォッシャーウーマン」「クリスマスフェスティバル」。ひととおりやってみて、「アイリッシュ…」が思っていたより苦戦しそうだと思いました。短い音をきちんと鳴らす、つまり音の立ち上がりをしっかりさせることがポイントと思われます。このあたりは次週以降の課題ということにしましょう。
 大藤さんの個人レッスンでは、音の出だしが膨らみすぎることと、「考えてるときと考えてないときの(音の出の)違いが大きいですね」とのコメントをいただきました。3分くらいで終わってしまい少々寂しい。最後にお帰りになる際に「だいたい思ったとおりのことができました」とのこと。次週以降も楽しみです。
 こういうレッスンは「方向づけ」と思います。こういうところが問題なので、改善のためにこういう練習をしてね、と指導を受け、その後は自分で練習をすすめる。舵を調節するのはトレーナーの方ですが、エンジンはあくまでも我々自身。方向が定まったらひたすら進みましょう。そして時々方向を修正してもらいましょう。
 来週は木管、打楽器はトレーナーなしですが、金管には森本さんがいらしてくださいます。森本さんの「お説教部屋」はどうでしょう?楽しみですね。
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 この日は金管セクションリーダーの指揮で次回演奏会の曲をザックリやりました。
 セクション練初日ということもあって数え間違えて落ちてしまったり、音を外したりとまだまだ道のりは長いぞ!という感じ。
 ただまだ切羽詰っていないせいか、笑いあり、おしゃべりありと緊張感のない練習で帰りのミーティングで幹事から注意を受けてしまいました。
反省…。
2005年9月11日(日)
 今日は巷は総選挙で大騒ぎ。そんな中の本番でした。yフェスティバルの会場である青少年学習センターは普段選挙のときには投票所となります。もちろん今回は違いましたが、投票するつもりで訪れる方もちらほら。ついでに寄っていくかという方もいらしたかもしれません。
 本番は、だいたい昨日想像したとおりの出来となりました。良い演奏になったと思います。お客様もたくさん来てくださいました。
 ただ「良い演奏」といっても今持っている力の範囲内での「良い」演奏にすぎません。この先を目指すには個人的な演奏技術の向上が不可欠です。音の立ち上がりが乱れること、音程が悪いこと、音色自体の問題、個人レベルでこれらを解決していく必要があります。
 次週からはぜひこの先を目指して練習していきましょう。来週からは4週連続で分奏。毎回どなたかトレーナーの方が来てくださり、個人的に奏法を指導してくださる予定。楽しみです。

 本日のyフェスティバルにあたっては同じ青少年学習センターで活動する団体の皆様にたいへんご助力いただきました。特に劇団ガロピーヌ・エ・ガロパンの方は朝早くより当楽団にあわせての照明セッティングをしてくださいました。ありがとうございました。
 本日いらしてくださいました皆様。ありがとうございました。皆様のおかげで楽しく演奏できました。
 本日の演奏会が良いものとなりましたのは皆様のおかげです。ありがとうございました。
2005年9月10日(土)
 yフェスティバル本番前日。本番会場でのリハーサルです。初めはこのようなリハーサルを組むことはできないかと思っていましたが、フェスティバル実行委員の皆様(各参加団体の代表者にて構成される委員会です。今年の委員長は劇団ガロピーヌ・エ・ガロパンの方)のご配慮のおかげでお時間いただけました。ありがとうございます。
 練習は夜間でしたが、yフェスティバルの準備は朝9時から開始でした。当楽団からは私も含めて3名が事前準備に参加。テントをたてたり、屋内装飾をしたり。予定よりだいぶ早く12時頃には終了しました。その後は当楽団の演奏会のパンフレットを印刷しました。
 リハーサル開始前、舞台照明のセッティングを劇団ガロピーヌ・エ・ガロパンの方がやってくださいました。変則的な舞台配置のため、お手間をかけてしまいました。ありがとうございます。
 練習内容は基礎をやってから1回本番通りに司会進行も含めて通し。いきなりの通しですが、先週の最後の音よりも良いので満足しました。その後は1曲ごとに細かく大藤さんにご指導いただき、練習終了。集中力をもって本番に臨めれば良い演奏になりそうです。
 明日は演奏会本番です。がんばりましょう。
2005年9月4日(日)
 本日は合奏練習。先週と同じく、基礎練習−個人練習−曲合奏というメニュー。曲はセクションリーダーたちで分担して練習進行をすることになっていましたが、あいにく本日はセクションリーダーたちの欠席が多く、5曲中4曲を私が進めることになりました。まあ、楽器をあまり吹けないのは痛いですが、これも勉強になってありがたい機会ですね。
 基礎練習の最後に全曲を1回づつ通しました。間の個人練習時間に練習すべき項目を確認してもらうためです。ただ、「個人練習」の時間をいただいて本番仕様に配置を組みなおしたので、あまり時間はとれなかったかもしれません。
 それでも、個人練習前後の曲の出来はだいぶ違いましたね。現在録音を聞きながらこれを書いておりますが、「前」の演奏は聞いていてがっくりするような演奏ですが、「後」はそこそこ、うん、なかなか良いですね。特に「76本のトロンボーン」は出来が良いです。一方「フニクリフニクラ」が心配。結局落ちたり、間違ったところで入ってしまう、途中でテンポがすりかわる事件が消えませんでした。
 来週は本番。本番前日の練習で大藤さんにがしがし拭いてもらえば、なかなか良い演奏になりそうです。
 では来週、がんばっていきましょう。
2005年8月28日(日)
 本日は合奏。会場は橋本の旭小学校。練習会場に朝着いてみると、いつも楽器を降ろしているあたりに大きな観光バスが停まっていました。どうやら小学校の先生方のお出かけがあるらしく、人がいつもよりたくさん来ていました。これから楽器搬入するためにトラックが入りますと仁義を切りにいったところ、こちらが校長です、と何故か紹介されてしまいました。こういうときはどう挨拶すればよいのだろう…0.3秒ほど迷ってから「お世話になります」といっておきました。まあそんなに場違いな挨拶ではないな、うん。
 本日、それから来週もそうですが、団員のみの合奏練習。はじめの45分は基礎練習、次の1時間は個人練習、最後の45分は曲の合奏、というメニューでした。曲の合奏については今回は曲目ごとに担当者(セクションリーダーのなかから割り振り)を決めて、それぞれ交代で練習を進めることとしました。団員みんなの協力のおかげでつつがなく練習は進みました。
 練習中に思ったのですが、みんなの練習と同時に前に立つ団員の練習にもなりそうです。なんにせようまくいってよかった。
 本日はトランペットに見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございました。
2005年8月21日(日)
 本日は少々変則的な練習。前半は管弦セクションと打楽器セクションに分かれての練習、後半は合奏というメニューでした。打楽器には待望のトレーナーの先生が初めていらしてくださいました。打楽器パートのメンバーのうれしそうなこと。良かったねえ。打楽器トレーナーを引き受けてくださった市東さんは柚季さんの紹介で来てくださいました。柚季さんにも改めて感謝。
 さて、後半の合奏では76本のトロンボーンとフニクリ・フニクラの練習。全体的に曲をなんとなく仕上げるための練習。これで後2週間、細かい箇所をつめて、前日に仕上げて、本番当日9月11日のyフェスティバルに臨みます。
 練習終了後に、練習の録音を聞きました。だいぶ整理ができてきて旋律がはっきりしてきました。いや正確には「整理」というよりトランペットの努力が大きいかもしれません。旋律を聞こえるように、トランペットもっとください、との声にきちんとこたえて出してくれる。ありがたい仲間でして、それに頼ってしまっている部分が大きいです。次週からは、伴奏系・リズム系担当パートがきちんと整理できた演奏をして、彼らの努力にこたえねばなりませんね。
 76本のトロンボーンが終わったときに、大藤さんが「うん、このおもちゃ箱をひっくり返したような感じでなかなかいいですね」と一言。ほめられているのか、けなされているのか…とりあえずほめ言葉のようです。
 次回は団員だけの合奏です。さて、どうなることやら。
2005年8月14日(日)
 先週練習を欠席したため当欄にあまり書くことがなく、練習の様子を他団員から聞いて書くと宣言したものの、書きませんでした。練習内容の報告は複数いただいたのですが、「フニクリフニクラがやばい」「新しい基礎練が楽しかったが、内容を説明するのは難しいので今度聞いてくれ」という内容だったため、うーん、書くに書けないなあ、という状態でした。特に後者の基礎練が気になってしょうがないのですが、みんな「説明しづらいから」と教えてくれない。というわけで今日はそいつを楽しみに練習に向かいました。
 本日はお盆期間のため練習欠席者が多く(それでも25人いましたが…大藤さんには「皆さん墓参りいかないんですか?」といわれてしまいました)パーカッションのメンバーが1名のみ。倉庫に寄って積み込みをしました。どうやら先日の大雨のせいで倉庫内に水が少し入ってしまった模様。昨年も浸水があったため、ぬれるとまずい楽器等は浸水対策で底上げした部分においてあったため無事。ただし運搬の時に緩衝材として使用する毛布たちがぐっしょり濡れてしまっていました。逆にここで吸収してくれたから被害が少なかったと言えるかもしれません。このままにしておくこともためらわれましたので、練習会場の青少年学習センターまで持っていって干しました。ちょうどよい石壁と、ちょうどよい好天でしたのでよかったです。
 さて、練習。期待の基礎練は半音階を使ってのウォーミングアップ練習と判明。単なるロングトーンではひとつの音をきれいにならす練習しかできませんので、それを補うために音のつながり・音の均等性・柔軟なアンブシュアを追求するための基礎練として、半音階で下がったり上がったり。なるほど。
 事前に「今日はパーカッションが少ないです」とお伝えしてあったためか、今日は大藤さんにひとりずつ順番にチューニングを見ていただきました。サックスのあるメンバーは丁寧に「お願いします」と挨拶してから見ていただいたのに、1回吹いただけで「ま、そんなもんですね。いいですよ」と言われて「えー、もっといじくられると思ったのに」と少し寂しげ。
 曲はフニクリフニクラから。最初に通して、あらこりゃたしかに大変だ、と思いましたが、練習をすすめるうちに整ってきました。曲が整理されるにしたがって疲労のせいか音程が悪くなっていくのがなんとも悲しかったですが…
 練習終了後、大藤さんから別れ際に「曲になるとどうにもあんなんなっちゃいますねえ」と一言。基礎練でできるのが曲でできないのは、色々と気になる情報が多くなるからでしょう。譜面はできるだけ覚えて、合奏では他のことに集中できるように準備したいですね。
 本日は人員不足にあえぐホルンパートに新入団員1名。ありがとうございます。今後よろしくお願いいたします。(ちなみにまだホルンは不足気味です…)
2005年8月7日(日)
 本日は久しぶりの、実に先月の幼稚園での演奏会以来の合奏。1ヶ月間ばらばらに練習していたメンバーが集まります。
 楽しみ、にしていたのですが、私は仕事のため練習休み。内容については後日団員からの聞き取り調査を行ったうえで補足しようかしらと思っています。
 本日の練習に先立って、練習をみてくださる予定の大藤さんに電話で練習内容等を打ち合わせ。心の中では、ああしましょこうしましょと打ち合わせしても結局自分は出られないのか、ちぇっと少し悲しく思っておりました。
 とりあえず今日は譜面を見ながら寝ることにします。
 来週も合奏の予定。よし、きっちり準備するぞ。
2005年7月31日(日)
 本日も分奏練習。打楽器は別会場でしたが、管・弦楽器は同じ会場の別の部屋、隣の部屋でお互い練習しました。
 日本の夏らしいじめっとした暑い日。会場に着くまでに大分ぐったりしており、休憩時間に水を買いに近くの店まで出ただけでもさらにぐったり。休憩前よりも後のほうが疲れてしまっていたり…こういうの、夏バテというのでしょうね。
 隣だけに、壁を通して聞こえてくる金管の練習が気になってしまいました。金管は音の立ち上がりが悪いのと、タテがあっていないので一つ一つの音がいびつに聞こえるという症状でした。他人のことは冷静に聞けるもの、おそらく金管部屋でも木管の音聞きながら色々思われてるんだろうなあ、と思いながら練習継続。
 次回は約1ヶ月ぶりの合奏です。楽しみですね。
 本日は見学の方が3名いらしてくださいました。ありがとうございました。
2005年7月24日(日)
 本日は木管、金管、打楽器に分かれての練習。但し今回は少し変則的で、「打楽器」は正確には打楽器+低音パートという組み合わせでの練習でした。低音パート(ファゴット、バリトンサックス、チューバ、コントラバス)はリズムを担当していることが多く、打楽器と一緒に練習すると有効なのではないかとの考えから、初の試み。さて、うまくいきましたかどうか。
 さて、木管練習は主に9月のyフェスティバルで演奏する予定の「フニクリ・フニクラ」の練習。旋律は「鬼のパンツ」で知っていましたが、今回取り上げるにあたって調べたところ、なんでも元々はヴェスヴィオス火山の登山鉄道の宣伝歌として作られたものだそうな。なるほど。
 練習は一通り譜面を皆でみていくという練習。譜面はそこそこ読めるようにはなったものの、音の立ち上がりとカウントの不正確さが今後の宿題として残りました。
 来週も引き続いて分奏練習。本日やらなかった曲を丁寧にさらいましょう。
 金管ではホルンに見学の方がいらしてくださいました。何やらおNEWの楽器の吹き初めだったとか。よろしければ今後もぜひよろしくお願い致します。
2005年7月17日(日)
 本日は練習でなく、総会でした。議題は今年度予算について、他。
 予算案が幹事会(当楽団の運営組織)より出されました。事前に説明を受けていましたが、改めて見ると非常に厳しいことを痛感しました。各係ともぎりぎりの予算しか配分されず、きちんと運営できるのかと心配になり、かといってこれしか予算組みようがないなというのも良くわかりました。
 原因は収入の減、つまり団員が少ないことによります。現在団員は42名。せめてあと5人仲間が増えれば大分楽になるのに…。なんとも悩ましいところです。
 今回の総会、予算及びその他の議題も難しい内容で、「意見がまとまらない」「わからない」との声が良く聞かれました。そうだよな、わかんないよな、と思いながら、思い出したのが以下のような話。
 以前、韓国で音楽関係の仕事をしたという方と雑談していた際に、「韓国でのクラシックの演奏会というのはどんな感じなのですか?」と尋ねました。「うん、すごくいいよ。お客さんがね、いいと思ったら熱狂的に拍手してくれるし、悪いと思ったら…フンッて感じではっきりしているから」とのこと。客席の反応で、演奏の評価が良くわかるので、楽団が成長していくだろうとの話でした。クラシックは良くわかんないから、とりあえず曲が終わったら拍手しとくか…というお客さんが多いと、なかなか演奏会が良かった悪かったわからなくて、あまり良いお客さんだとは言えない。間違っているかもしれないが、きちんと自分の考えで良し悪しを判断して、それを表に出す。そういうお客さんが多いから韓国はなかなかいいよ、というお話でした。
 総会で嬉しかったのは「わからない」「まとまらない」と言いつつも、自分の感じたことや意見を述べてくれた仲間が多かったことです。意見を表明する、仲間がそれを批評する、批評を受けとめて考える、これを繰り返すことで人の判断力というのは磨かれていくのではないかと思います。演奏も同様、聞いてもらって、評価をもらって、次に活かす。
 話合いにしても練習にしても、自分の音を素直に仲間に提供して聞いてもらえる、批評してもらえる、それを受けとめて考えられる、そういう信頼関係が大切とあらためて思いました。
 来週は分奏練習。3週間ぶりに楽器を吹くので、気合いを入れていこうと思います。
2005年7月10日(日)
 次回の演奏会に向けて練習が始まって2回目。なんでも譜面はすべて手配できたとか。なんとなく新しい曲を始めるときはわくわくするもの。なにはなくとも楽しい気持ちになります。
 しかしながら…個人的な話で恐縮ですが、残念なことに本日は出社して仕事でした。みんな楽しく練習してやがるんだろうな、ちくしょうめ、と思いながら空調の切れた会社で仕事。
 仕事が意外と早く終わって(これがまた妙に悔しい。忙しいわけではなくて単なるタイミングの問題で休日出勤・練習出られない)、暑くてむしゃくしゃしていたので帰りに寄り道して、リード編「フニクリ・フニクラ」の入ったCDを購入。お金を使うということはストレス解消になるそうで、そのせいかちょっと落ち着きました。帰ってから聴いてみて、曲にも演奏にも満足。
 よし、来週練習がんばるぞ、と思ったら来週は総会でした。総会も大事なことですが、なんとなく満たされぬ思いが湧いてきたのでとりあえず吠えて終わりにしておきます。
がうっ!
2005年7月3日(日)
 昨日の演奏会の余韻がまだ残っていますが、早くも次回12月の演奏会へ向けての練習が始まりました。「早くも」といっても、もう5ヶ月前なので、まあ妥当な時期ではあります。
 今日は木管・金管・打楽器とに分かれての練習。合奏前に譜面をきちんと確認しておくために、今月はずっとこのような分奏練習としています。各セクション毎に会場はばらばら。
 練習会場へ向けて歩いて向っていると、後ろからゆっくり車が近づいてきて…なんだろうなあと思っていたら声をかけられて…ああ、トロンボーンの団員の方でした。「歩いている姿が哀れだったので」ということで、木管の練習会場まで送ってもらいました。いやいや助かりました。ありがとうございました。
 練習ですが、初めての練習ということもあり、譜面にかじりつきの練習となりました。それはそれでいいのですが、あまりにもアンサンブルが乱れて苦笑してしまいました。せっかく前のサックスがテンポを決めてくれたのに、クラリネットが一致団結して「自分達のできるテンポ」で吹きはじめて、ずっこけました。吹けなくてもいいので、テンポを保つように演奏しましょうね。ひとりでさらっているわけではないので。
 練習後はパートリーダーが集まって、今後の練習等について相談。とりあえずホルンパートが2名と危機的に少ないのでなんとかせんといかんねえ、とため息。ホルンパート急募です。
 来週もまたがんばりましょう。
2005年7月2日(日)たけのうち幼稚園訪問演奏会当日
 本日はいよいよ、たけのうち幼稚園での演奏会当日。夜のうちに降った雨はあがり、涼しい朝に。天候はばっちり。
 演奏会の前に現地でのリハーサル。全体を通しながら注意点を確認するというリハーサルでした。途中「マツケンサンバII」にて着用する衣装(金ぴかのあれです)を大藤さんが袖を通して着ようとすると…あらら、なんと帯の長さが足りなくて着られない…団員爆笑、大藤さんがっくり。その後のリハーサル、なんとなく落ち込み気味の大藤さんの指揮で続けました(幸い本番までには対策して、なんとか着用可能になりました)。
 さて本番。たくさんの、本当にたくさんのお客様(お子様たちと保護者の皆様)が来て下さっていて、どきどき。多分幼稚園の方々がたくさん宣伝してくださったんだろうなあ、と感謝。同時に変な演奏会をしたら来年はもうやらせてもらえないだろうなあ、とどきどき。お客様は昨年より多いようで、とても有り難いです。ただあまりにお客様との距離が近すぎて、あら、こりゃ間違えたら即ばれるなあ、と緊張感がいつもより増しました。
 今回は踊りあり、指揮者体験あり、企画いっぱいの演奏会でした。お客様にも楽しんでいただけたようで、とても嬉しかったです。指揮者体験では、予想外に多くのおともだちが希望してくれて、大藤さんは指揮どころではなく、結局曲が終わるまでずっとお子様たちのお世話を(中には何故か泣き出してしまう子も。どうしたの?心配になりました)。依頼の書面には「指揮」と「リハーサル」は書いたけど、「子供の世話」は書かなかったなあ…申し訳なかったなあと思いつつも、結構楽しそうだからいいかな、とも思ったりして。
 最後に幼稚園の先生のアナウンスで「今日はいっぱい元気をもらった気持ちがします」と言って頂きましたが、むしろ元気をもらったのはこちらのほうです。できるだけ、精一杯の演奏をして、聴いていただいた方々に喜んでもらう、とても幸せなことです。ありがとうございました。
 明日からは12月の演奏会に向けて、新しい曲の分奏練習が始まります。今度の演奏会、形態も曲目も本日とはだいぶ異なりますが、お客様によろこんでいただけるように、今のうちからシビアに練習していきましょう。
 本日は、幼稚園の園長先生をはじめその他の先生方にたいへんお世話になりました。ありがとうございます。また来て下さった皆様、ありがとうございました。楽しい舞台ができたのも皆様のおかげです。
 今後とも当楽団をどうぞよろしくお願い致します。
2005年6月26日(日)
 暑い!うだるような暑さ。正確に「うだる」とはどういう意味かは知りませんが、今現在自分が確実に「うだって」いることはわかる、そんな完璧な暑い日。楽器倉庫まで歩いていくだけで汗だく。運搬車がまだ倉庫到着していなかったので、倉庫近所の柴犬と戯れようとしたところ、柴犬くんも暑さのためかだらりと寝そべって反応悪し。ああ、練習大丈夫かしら。
 それでも練習は順調。会場は旭小学校、幸いクーラーがついており、快適な環境で練習することができました。
 来週土曜日はたけのうち幼稚園様での本番であるため、本日の練習冒頭は通し練習を行いました。大藤さんがおっしゃるには「朝イチで通すのと、本番で通すのと、大体出来は同じくらいだ」と。つまり本番で緊張し体が固い状態での演奏と、朝イチで体が固い状態での演奏には通じるところがあるとのことです。通しの練習は演出も加わって非常に楽しいものとなりました。但し出てくる音はあまりよろしくないもので、音は鳴らずミスは多い。楽しくやるのは大いに結構ですが、演奏に関しては厳しく、できるかぎり良い演奏をお届けするようにしましょう。
 ちなみに、通し練習で一番ウケていたのは司会の「お兄さん、お姉さん」という言い回し。どうみてもオレら「おじさん」じゃないの?ということで。一応これでも3分の2以上は30才以下なんですけどね。
 …どうでもいいことですが、練習中、団員からの「大藤(おおとう)さん」という呼び掛けが「お父さん」に聞こえて、ひとりで笑ってました。
 来週はいよいよ本番です。今回は楽しい企画がいっぱい。皆様はりきっていきましょう。
2005年6月19日(日)
 本日は、たけのうち幼稚園様での演奏会の練習第4回目。天候は曇りで心配でしたが、なんとか雨にはならずにもちこたえてくれました。雨ですと楽器運搬が大変なので、良かったです。
 本日は大藤さんによる練習。今までの2回はざっと全曲を通して慣れるためでしたが、本日は細かく曲作りをしていただきました。練習の最初はエンジンがかかるのに時間がかかりましたが、だんだんと良い感じになってきました。初めの時間が少々もったいないですね。
 合奏について、細かな打合せも行いましたので皆様くれぐれもお忘れなきよう(こっそり私、今日の練習録音しておりますので、よろしければお聞かせ致します)。
 意外と…と言ってしまってはなんだかですが、意外と良くなってきていて合奏が楽しいです。タテをきちんとあわせる、テンポをキープする、ユニゾンをそろえる。当り前のことで、できるようになってきたことが少し増えたかな、そんな気がします。
 練習中、大藤さんが何度か「そこは仕事だと思って」「仕事に徹してください」「メカ吹きしてください」とおっしゃる場面がありました。何かというと、後ウチ等でつまらないところだが、正確に淡々と演奏してくださいとの指示。私は個人的にはそういう箇所が楽しいのですが…(ちなみにベートーヴェンの交響曲第8番の3楽章(メトロノームを意識して作曲したとか)なんていいなと思っています)。
 次回は本番前最後の練習です。司会や踊りつきで通しの練習もする予定。はりきっていきましょう。
2005年6月12日(日)
 本日は快晴なり。昨日梅雨入りとの報道でしたが、練習日の今日は晴れ。暑いくらいのいい天気なので、思わず楽器運搬用の毛布(絶対なにか小さな生きものが住んでいる)を地面にひろげて干してみたり。
 練習会場に着いて、さあ楽器を降ろすぞとトラックの方へ行くと、あれ?トラックが微妙に入り口から離れてとめてあるな、なになに、下の黄色い点字ブロックを塞がぬようにとめたのでしたか。本日の運転手はBAGのジェントルマンとの異名を持つトランペットのM氏。うーん、さすがジェントルマン。
 で、それから練習開始。今日は特にトレーナーを呼ばないで、自分たちだけでの練習。前半は基礎練。内容はいたって単純で、みんなでロングトーンをしました。筋トレ、といったところですね。ロングトーンの際にコンミスより「本当はテンポ60でやりたいところですが、皆さんお年寄りになってきたので、63にしました」とのコメントがありましたが、団内年輩陣より抗議(60でも大丈夫だ!)あり、結局60のテンポで。
 それから休憩を挟んで曲のセクション練習に入りました。幼稚園での曲をゆっくりと。小さな子供たちに聴いてもらうのですから、きちんとした演奏にしたいものですね。
 来週は大藤さんの練習です。
2005年6月5日(日)
 幼稚園での演奏会へむけての練習の2回目。昨日大雨だったので、天気が心配でしたが今朝は晴れ。楽器倉庫前では近所の柴犬が通り掛かりの猫に吠えていました。のどかな風景のなかで積み込み。
 本日も練習は大藤さんにみていただきました。本日の「重点練習曲目」はアンパンマンマーチ、星条旗よ永遠なれ。それからマツケンサンバも再度録音しました。アンパンマンの練習中、大藤さんは顔はアンパンマンで体はジャイアンだなーと失礼な(?)ことを考えてしまいました。
 練習中にひどく驚いたのですが、楽器を演奏しながら音名を頭で浮かべない人が結構いると知りました。以前に、大藤さんが「譜面をみて音程は関係なく、ドレミで歌うと結構効果がある」とおっしゃっていて試したところ、不思議と指がまわるようになったので助かったなということがありました。その話で大藤さんはかつて、譜面に書かれていることと指使いが直結していて「ドレミ」を浮かべながら演奏することがなかったとおっしゃっていました。その時は、へーそういう吹き方する人もいるんだ、珍しいなと思っていたのですが、本日も音名で歌うという練習をしまして、その中で「楽器を吹きながら音名を歌う(頭に浮かべる)」タイプ、「譜面をみて指づかいが浮かんでそのまま演奏する」タイプ、「にゃー、等を頭に浮かべる」タイプ、皆さんどれですか?という質問がありまして、「音名」タイプが半分くらいだったのに驚きました。ほとんど皆そうだと思っていたので。今後練習に役立ててみようと思いました。
 本日は最後に「マツケンサンバII」の録音。途中でミスして最初からやり直したりしましたが、無事終了しました。
 本日はフルートとファゴットに1人づつ見学の方がいらしてくださいました。ありがとうございました。
2005年5月29日(日)
 演奏会翌週です。なんとなく先週が演奏会という気が全くしません。それもそのはず、もう来週には次の本番1ヶ月前なのです。次回は7月2日にまた「たけのうち幼稚園」様で演奏させていただけることになりました。楽しみで、ありがたいことです。
 朝、練習にみんな来るかしら?というのが一番の不安でした。演奏会が終わったばかりで、ちょっとしか参加しないとか…ないよね、と不安に思っていましたが、パーカッションが寂しいという以外はまあほぼみんないてくれました。お、これは今後期待できそうですね。幼稚園の演奏会だけでなく、その次も。
 今回7月の演奏会、指揮は木管トレーナーとしてご指導いただいている大藤さんです。さっそく本日の練習も大藤さんにみていただきました。
 チューニングから大藤さんがみてくださいました。各楽器を「響き」と「芯」とに役割を分担して、ハーモニーをつくる作業といった感じで、こういうやり方もあるのかと新鮮に思いました。音程としては少々荒くなりますが、自分の耳を頼りに、バランスと音程をとっていく、楽団の体質そのものをチューニングするような練習だと感じました。
 さて練習内容は、まず最初にざっと全曲を通し、間に30分個人練習の時間をはさんで、最後にもう一度合奏という形式。本日は「マツケンサンバII」の録音(幼稚園で事前に踊りの練習をするためとか…)も。まあ、なんとか旋律は流れて録音できたという感じですが、さすがに今日最初の練習でいきなり録音したためちょっとお粗末なので、来週もう一度録音して差し換えようかとかなんとか。いずれにせよ、まだ良くなる余地が大きいです。きちんきちんと、丁寧に仕上げていきましょう。
 なお、「たけのうち幼稚園園歌」を通した後、大藤さんが「これ、すげーいい編曲ですね」と誉めていらっしゃいました。これは前の当楽団常任指揮者、松元さんの編曲によるもの。当時ご自身も「うーん、名アレンジャー」と自賛されていたのであえて特記しておきます。
 本日はクラリネットに見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございます。よろしければ今後もぜひよろしくお願い致します。