2003年コンクールまでの日記
2003年8月3日(日)コンクール当日
 5年ぶりに参加したコンクール。演奏前、舞台袖で順番がひとつ前のグラールウインドオーケストラさんの演奏を聴きながら待つ。終わってこれから自分たちのセッティングとなる時に隣にいた団員がぽつりと「今のところうまいねえ」「うん」との会話あり。
 舞台上での演奏の記憶はあまりありません。ただ、音が出る直前まで緊張気味だったのが演奏中はほぼいつも通りに吹けたなあという気がします。演奏が終わって自然とにっこり。終わってほっとしたというのが第一の感想。
 演奏も無事に終わったところで、団員の顔は明るくなっておりました。そこそこ良い演奏ができたなあという思いがありました。本番につきものの事故はあったものの、実力通りにできなかった、とかひどい失敗をした、とかそういう雰囲気はありませんでした。
 昼食もそこそこに、演奏が終わった気楽な立場で客席へ向かい演奏を聴く。いやはや、自分たちがそこそこうまくいったなあ、なんて思っていたのに他のバンドはたいてい我々よりうまいので、しばらくぼーっとしてしまいました。よくぞここまで仕上げたものだと感心したり、これだけの労力と時間をもっと実際的な生産活動に向けたら日本のGDPはどのくらい上がるだろうか、と不毛な空想にふけりながら最後まで聴きました。
 結果は銅賞。我々のできるだけの演奏ができたからいいかなという気持ちと、それだけの演奏をしてもやはり銅賞なのかというくやしさと、双方入り混じった感情をいだきつつ帰りました。
 さて、審査員評価を読むとほぼ一致した意見として「音程をあわせましょう」とありました。今後の課題としてぜひ取り組んでいきましょう。具体的にどうすればよいか??ロングトーンと音階練習ですかね。地道に取り組むしかなさそうです。
 次回からは来年の定期演奏会にむけての練習が始まります。とりあえず「メキシコの祭り」から。がんばっていきましょう。
2003年8月2日(土)
 練習会場の周りにはゆかたの人々がちらほら。夏祭りの季節です。
 いよいよ前日の練習。緊張感もあり、いい内容の練習だったと思います。嬉しいのはひょっこりかつての団員の方や関係者が覗きにきてくださったりしたことです。応援されているんだなあと感じました。
 2曲通しての練習を何回か。仕上がりは良好。明日はがんばりましょう。
2003年7月27日(日)
 朝少し早めに起きて、市民会館への道のりやら所要時間を調べる。なかなかに中途半端なので歩くことにしたところ大体30分くらいで到着。交通機関を使うより若干5分ほどかかるが、その分200円くらいは浮いたかな?よし、時給2400円だ。などと不毛なことを考えながらステージを準備。準備はさくさくと順調に進んで練習開始。普段と違うところ、ホールという環境での練習のためか、適度に緊張感のある良い練習であったと思います。
 来週はコンクール本番。体と楽器を壊さぬように1週間過ごしましょう。
2003年7月26日(土)
 本日は夜間のコマで練習。会場は久しぶりの中央公民館。なんの疑いもなく矢部に行ってしまい、誰もいないのを見て慌てて中央公民館へ。間抜けですな。幸い矢部の場合は会場開放が中央公民館より1時間早いため、中央公民館には遅れずに到着できました。
 いつもと違う会場のため、聞こえ方が違ってなんとなく戸惑いながら吹いているような印象を受けましたが、練習自体は有意義なものだったと思います。出席状況がいまいちよくなかったのが残念です。
 明日は相模原市民会館での公開リハーサル。楽しみです。
2003年7月20日(日)
 本日も練習。日曜の午前は土曜に比べて集まりが良いので練習は楽しいものですが、残念ながらコンクール説明会が開催される日であり、練習は早退。川崎駅から教育文化会館までてくてくと歩く、暑くて汗だくになりました。当日は涼しいといいなーと思いながら。久しぶりにコンクールに出るもので、段取りがよくわかっておらずに変な質問をいくつかしてしまって恐縮です。丁寧に教えていただけました。
 いよいよ2週間前だと実感がわいてまいります。
2003年7月19日(土)
 本日は朝から夜まで、BAG活動の日でした。コンクールに向けての練習は夜間のみ、でしたが、日中には老人ホーム「サルビア荘」での演奏の機会を頂きそちらで演奏をして参りました。
 坂本九、北島三郎などのおなじみの曲を含めてプログラムを組みました。お楽しみいただけたようでたいへん嬉しかったです。
 夜はコンクールの練習。さすがに朝から12時間近くになるとへばります。
2003年7月13日(日)
 本日も練習。しかも午前・午後続けての練習。午前中はパッサカリアの練習で、午後もパッサカリアを中心に練習致しました。昼休み、食事中に買ってきた飲み物のカンに見慣れた「キリン」の絵が描いてあったりする人あり。じーっと見てみるとノンアルコールビールでした。本物を飲んだりしたりは、団員の皆さんしてないですよね。
 午後、疲れてくるに従って演奏の音は小さくなり、逆に気合をいれようと返事の声がやけに大きくて柄が悪くなっていたり、それでもやはり楽器の音が小さく、短めになっていくところを見るとあまり効果はないようですね…。
 本日は見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
2003年7月12日(土)
 本日は「イギリス民謡による行進曲」の練習。ゆーっくりと正確な譜割を追及して、みんなで合奏。繰り返し繰り返し合奏。つまらない練習だと気に入らない人も多いと思うのですが、個人的にはもう面白くてたまりません。それだけ成果があらわれて良くなっていきますからさらに面白いです。個人練でもできる練習ですが、みなでいっしょにやるのもいいものです。繰り返すごとにアンサンブルが良くなっていく…はずです。
 明日も練習。明日は午前・午後の練習。まるで合宿のようですね。
2003年7月6日(日)
 本日も練習。午前中はコンクールに向けて、昨日はパッサカリアの練習だったので本日は「イギリス民謡による行進曲」の練習です。一番初めはヘナヘナの音でしたが練習が進むとかっちりしてきます。まあ良くなってくること自体は喜ばしいのですが、すぐできるようになることははじめからできるようにしておきたいものです。そうすればさらに先のことができます。
 午後は2週間後にせまった老人ホーム訪問演奏の練習。こちらは残念ながら全員で参加できるスペースがないのでフルート三重奏とバリチューアンサンブルおよびプラスアルファ。楽しい曲目なので練習していて我々が楽しいのはよいのですが、さてこれを楽しんでもらえるようにせねば、と準備中です。
 本日はチューバに新入団の方1名。今後ともよろしくお願い致します。
2003年7月5日(土)
 本番の1ヶ月前なので本日より土曜日練習が開始です。練習曲目はパッサカリア、のみ。1ヶ月前に1曲のみに1コマ使えるというのは久しぶりでした。
 前回の演奏会が4月だったため、少し間隔が狭まっての「本番前」状態になりました。がんばりましょう。
2003年6月29日(日)
 本日は垣見さんの練習。残念ながら私は会社で仕事。というわけで練習の中身は詳しくわかりません。
 しかし、練習を1回休むと実に2週間楽器を吹かないことになるのですね。うむ、大変だ。本日夕方にオーボエの先生に、おまえ最近レッスンこないじゃないか大丈夫かよ大丈夫じゃないだろ今日こいよみてやるから(いや、先生は紳士なので本当はこんな乱暴な言い方では決してございません。心配してお声がけくださったのです。)ということで、ちょっと見ていただきましたが大分技術が落ちていることがわかり愕然として帰りました。いかんいかん、練習せねば。
2003年6月22日(日)
 本日は2回目となる西村さんによる練習。少し慣れてきたのか、と思う部分もあり、まだぎこちない部分もあり。イギリス民謡による行進曲の練習では先週と同じ内容をご指摘されて、なかなか情けない気分でした。テンポの問題、譜わりの正確さの問題はきちりと詰めたいものです。
 同じくマーチのトリオの部分では西村氏による歌詞がつけられ、それでだいぶ演奏がよくなりました。面白いものです。
 歌詞内容については、著作権の問題上ここではご紹介できません(って掲示板にそれらしきものが??)。
2003年6月15日(日)
 本日は約1ヶ月ぶりの合奏でした。また本日は西村氏の指揮による初めての練習。昨年度まで常任指揮者であった松元氏のご紹介にて、次回演奏会で振っていただけることとなりました…「ご紹介」ではありますが、もともと同じ市内の青陵ウインドオーケストラさんの指揮を振っていらっしゃったので以前より存じ上げており、かつての合同演奏会では指揮を振っていただいたこともあり、そういうわけで全く知らないという状態ではございませんでしたが。
 さて、練習。初めての顔合わせであり、非常に不安でしたが、幸い西村氏から「こんなバンドとはやりたくない」と言われることもなく、団員が「あの人怖いよー」と泣き出すこともなく…全く個人的な感想のレベルですが、楽しい練習となりました。「イギリス民謡による行進曲」では、細かい音がころぶという、なかなかみっともない部分の練習になってしまったり(「あ、お母様、ちょっとここのところ忙しくて台所の掃除にまで手がまわらなくて…」の気分?)かと思うと、バンドの反応が良くていつもよりほんの少しいい演奏ができていたり。
 ともかく、本番の演奏会はもちろんのこと、1回1回の練習でも良い時間、空間を共有できたらと思います。よろしくお願い致します。
 本日は見学の方が2名いらしてくださいました。またしばらく分奏で会わない間に木管でも金管でもニューフェースが!これからいっしょにがんばりましょう。
2003年6月8日(日)
 本日も分奏練習。3回連続の分奏練習の最後で、コンクール当日までの練習は今後ずっと合奏となります。
 さて、木管練習では「パッサカリア」の練習を中心に行いました。地味でつまらない練習でありましたが、皆さん真面目に取り組んでいるのですばらしいと思いました。ただ、やはり積み残しも多く、それらは個人個人の宿題となっております。つぶせるだけつぶしたかったのですが、すみません。
 隣の部屋では金管練習。ときおり聞こえる音が妙に楽しそうなのは隣の芝生は緑のせいか、それとも実際に楽しいせいなのか、後者を望みつつもなんかくやしいなと思う練習日でした。
 次回からは合奏、1ヶ月ぶりの合奏です。楽しみですね。
2003年6月1日(日)
 昨日、急に仕事が入ってしまい、本日は練習お休み。ただ2,3片付けなくてはならない用事のために朝練習会場にいってしばらく準備などを。本日の練習会場は大野南中学校。我々が利用させていただくのは実に2年ぶり。野球部の皆さんのわきを通り抜けて練習会場へいきました。
 練習はどうだったでしょう?特に連絡はないので便りのないのはなんとやら、と勝手に安心することにしました。
本日は見学の方が2名いらしてくださいました。ありがとうございます。
2003年5月25日(日)
 本日から分奏期間のはじまり、はじまり。3週間連続なので合奏は約1ヶ月おあずけ。
 木管セクションは大野中公民館での練習。いつも自分で練習を進めていたのですが、今回は前半を他の団員にお願いいたしました。
 当初は「こりゃ楽でいーなー」と思って参加していたのですが、練習をしきるのとは別の体力的な疲れが出てきて「こりゃむしろたいへんかも…」といささがバテ気味で練習を続けました。
 曲の練習は「イギリス民謡による行進曲」を。先日の演奏会の録音を聞いての反省は、(1)縦のアンサンブルがあわない(2)音程が悪い、ということだったのでそれを練習に先立って話していたら、あれ、これつまり「全然だめ!」ってことじゃないの?と思いついてしばし言葉を失う。まあ、つきつめていけば合奏の一番大事な二点ですから、当たり前のことを当たり前に言っただけとなっておりました。
 で、本日は(1)を目的に練習を行いました。
 というわけで次回も分奏です。
本日はTrbに見学の方が1名いらしてくださいました。ありがとうございます。
2003年5月18日(日)
 先週に引き続き垣見さんによる合奏の練習。今年はコンクールに出場することにしたので次回の本番はコンクールなわけで、現在練習している曲は2曲。それだけ深く練習できますし、曲目以外の基礎合奏にも時間が割けます。いいっすねこういう練習。嫌いな方もいらっしゃるかもしれませんが、この後じっくり重箱の隅をツツいていけると思うとぞくぞくします(しません??)。
 まあ、せっかくですからどこまで完成度を高められるのか、じっくりと取り組みたいものです。
 本日は、見学の方が5名(!)いらしてくださいました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
 本日演奏会のCDが出来上がってきました。聞いていつもの通り「もうちょっといい演奏だったはずなのになー」とのたうちまわりました。
 次回は分奏です。
2003年5月11日(日)
演奏会後初めての練習。いつも思うことですが、演奏会後のはじめの練習で次の本番がどの程度のものになるかがわかるような気がしています。つまり、演奏会直前に熱心に練習するのは当たり前のことですので、実際の仕上がりが練習量に比例すると仮定したら「直前でない」時期の練習によって出来は左右されてくるのかと思うわけです。
 さて、その「最初」の練習。ああ、なかなか出席は良いではないですか。音も悪くないですね。ただし雰囲気が暗い、ような気がします。この状態に「活気」がプラスされれば良いと思いますが、まあまあの出だしといえましょう。
 本日は見学の方が3名いらしてくださいました。ありがとうございます。