第9回定期演奏会までの日記
2001年3月4日(日)第9回定期演奏会当日
 第9回定期演奏会当日。天気予報によると「春の嵐」とのこと。前回の秋季演奏会が台風だっただけに、よほど我々は日ごろの行いが悪いのだろうと思っておりましたれば、あれれ、午後を過ぎると気持ちの良い晴天になりました。市民会館前ではちびっこがボール遊び。

 リハーサル終了から本番まで、少々時間がありました。各自で本番にむけて調子を整えましょう、ということで長めに時間をとっておきました。眠る人もいれば、ゆっくりお食事をする人も…一部の方々は当然のように控え室で飲み始めました。まあ、あのローター・コッホも本番前には必ず飲んでいたといいますから…。
 演奏会にいらしてくださった皆様、たいへんありがとうございました。皆様にとって、我々との時間が楽しいものであったことを祈っております。これからも精進いたしますゆえ、どうぞよろしくお願い致します。

 演奏会後は恒例の打ち上げ。今回は疲れがたまっていたせいか比較的おとなしいなあ、という気がしました。が、それはどうも1次会だけのことだったようで…2次会のお話・ウワサをいろいろ耳にしましたが…早めに失礼して良かったと思っております。

 それでは、次回の練習もまたがんばりましょう。
 聴きにきてくださった皆様、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
2001年2月25日(日)
 午前中は垣見さんの合奏。午後は松元さんの合奏。
 なかなか良い練習内容になりました。演奏会が近いと緊張感があってよいですね。パーカッションのエキストラの方が2名いらしてくださいましたが、お二人とも実に大きい方です。団員のほうは背の低い女性なので、まるで小人と巨人のよう。
 午前の練習には参加したものの、体調不良のため帰宅された方もいました。体調には十分お気をつけください。

 練習後は例のレンタカーを返却しに行く。後ろのガラスが割れているので、いくらふっかけられるのかと少々心配しながら返しに行く。ガラスの件を報告すると、車のところまできて「ふーん、ガソリンいれてるときに急に割れたの?ぶつけられたわけじゃなくて?ふーん、不思議だね、こんなことはじめてだよ」
と。その後ガラスの話題は出ることなく、規定のレンタル料金のみでさようなら…。いいのか?本当にいいのか?と思いつつもヤブヘビを恐れて黙って帰る。

 という演奏会1週間前でございました。
2001年2月24日(土)
 ディエスナタリス、海の歌、センテニアル、とチャイムを使用する曲がありますので、演奏会のためにチャイム借用の旅に出ました。
 小雨降るなか、レンタカーのバンに乗り、混み合う道を早稲田まで。
 恐怖体験ドライブでした。
 雨なのでワイパーを使う、しかしあまりにフロントガラスが汚れているために、水がきれない。暗くなると対向車のライトが反射してセンターラインも見えない…。ウインカーが時々止まる…ガソリン補給中にいきなり後部ガラスが割れる…エンジンが熱くなってくるとゴムのこげるような匂いがただよってくる…。アクセルをふむとスピードメーターはすぐに100キロを越える(実際はゆっくり走っているのに)。
 12時にこちらを出発し、帰ってきたのは午後7時40分頃。練習には遅刻。疲れと恐怖(本当に怖かった!)で練習に集中することもできず…。
 さんざんでございました…。
 教訓:車はきちんとした安全なものに乗るべし。
2001年2月18日(日)吹奏楽フェスティバル当日
 本日は、大船の鎌倉芸術館にて吹奏楽フェスティバルが行われました。私どもも参加して参りました。
 風邪ひきが続出し、当日団員はみんな来られるのだろうかと不安でしたが、全員来られたようで安心いたしました。それにしてもあまり風邪が流行しているので、元気なままでいると馬鹿だと思われそうです。というわけで、風邪ぎみのふりをしようかと考えている今日このごろ。
 個人的なことながら、仕事が忙しい時期です。同じ部署の皆様は土日と休日出勤でしたが、わたくしめはフェスティバルのため、日曜の午後より出勤ということで許してもらいました。どうも会社では「大船」という場所は伝わっていたようですが「演奏会」ということは伝わっておらず、「あいつ、今日大船の観音様にお参りで遅れるってよ」「そうか。じゃー仕方ねーなー」というウワサが…。

 来週はいよいよ演奏会の1週間前。よい練習にしたいです。
2001年2月10日(土)・11日(日)
 今週から土曜日に練習が入りはじめました。だんだんと演奏会前モードになっていくのが見ていて楽しい時期です。
 同じ会場で練習しているSWE(相模原ウインドアンサンブル)さんの練習予定の打ち合わせが耳に入ってきました。3月4日は我々の演奏会がききにいけるように練習を早めに終わるとのこと。ありがたいことでございます。
2001年1月28日(日)
 今日も雪の朝。しかし前日は夜から雨となり、先週ほどひどくはないのでひと安心です。
 本日はセクション練習。木管のほうは海の歌とアメリカ古典舞踊組曲を練習しました。海の歌はまあまあ。アメリカ古典…は、あきらかに始めのほうから練習しましたね、という出来。始めのほうがよく吹けていて、後にくるにしたがって吹けなくなってくる。まるで、A〜Dくらいで始まる英単語は得意だがSあたりから怪しくなる受験生のような感じで哀れをさそわれました。たまには後ろから練習してみることで解決しましょう。
 来週は指揮者の松元さんの練習。雪でないことを祈ります。
2001年1月21日(日)
 本日は指揮者の松元さんによるフランス組曲・ディエスナタリスの合奏の予定でした。
 ところが…
 雪の朝。前日の会社帰りはあまり雪がひどかったので、駅からタクシーで帰りました。前を走るTOYOTAのアリストがすべるわすべるわ。斜めになってはたてなおしつつ…、信号待ちが終わって走りだそうとしてなかなか進まず…。
 大雪にすっかり恐れをなして、練習は「自主練」とすることを決定。参加は自由、身の安全を優先させてください、ということで。指揮者の松元さんの了解を得ようと連絡をとろうとしていたところ、逆に松元さんのほうからご連絡をいただき、ほぼ同様のご提案をいただきました。
 というわけで…
 本日は予定を変更して自由参加の自主練習。参加人数は少ないと思いきや、そこそこの人数が集まったので(昨年の今ごろの普通の練習とあまり変わらない人数かも…)途中から合奏にしました。曲目はリードの「センテニアル!」。あまりの数えられなさ(音符は譜面通りの長さで演奏しましょう)と、本当の(風邪による)頭痛で頭をかかえることしばしば。
 午後はクラリネット+サックスパート練習でメトロノーム係を勤めました。メトロノームをみながら正確に手をたたく。パーカッションの方々の偉大さが少しわかったような気がいたしました。
2001年1月14日(日)
 本日は木管・金管とわかれてのセクション練習。金管は先週と同じ部屋。どうも暖房の調子が悪いらしく、今日もとても寒そうでした。ベネットのアメリカ古典舞踊…の出来が悪く、青い顔をしておりました。そろそろみなさんあせり始める時期ですね…。木管はディエスナタリスの速い部分のみを、四分音符80〜100の間で何度も繰り返し練習。地道な作業でございました。 金管の方々に「ベネットがやばい」という話を聞き心配になったので、午後はクラリネットのパート練習をのぞきました。まだまだですが、この調子で練習していけば大丈夫そう、と安心できる練習でした。ひとまずはほっとしております。
2001年1月7日(日)
 あけましておめでとうございます。
 年明け最初の練習は、松元さんによるディエスナタリスの練習でした。
 練習内容は緊張感のあるよいものでしたが…残念なのは気温!暖房のききが悪いのか、あまりに寒いためか、みなさん震えながらの練習となりました。
 午後はクラリネットとホルンがパート練習。クラリネットでは地道にディエスナタリスの速い部分の練習をしていた模様。はやくできるようになるといいですね。
 帰るころには雪がはらはらと落ちて参りました。寒い冬の日の練習でございました。
2000年12月17日(日)
  今年最後の練習は、次回演奏会の指揮者の松元さんとの初めての練習。松元さんと我々は本日が初対面。お互いにいくらか緊張し、いくらか気を遣い…。なかなか面白い練習となりました。
  初対面といいましても、一部(若干2名)の団員は事前に打合せのために一度お目にかかっておりました。私もその一人。どういう人ですか?と尋ねられて、どう説明してよいかわからずに思わず「話に聞いていたとおりの感じの方だが、外見は予想と全く違った」という正直な感想を述べていたところ、練習後にとある団員から「本当に予想外の外見でした」との一言…。いったいどういう意味でしょう?おそらくたいへんしっかりした、誠実な方ですので自然といかめしいような外見を想像していたせいと思いますが…(少なくともわたくしはそうでした)。
  これがお互いにとって幸せな出会いであることを望みます。

  次回の練習は年明けの1月7日。皆様良いお年を。
2000年12月10日(日)
  本日は青木先生による練習。残念ながら出席が悪く、というかパートによってばらつきのある出席状況で…。せっかく青木先生にいらしていただいたのに、もったいなかったです。
  次回の練習で年内の練習はおしまい。演奏会まであと3ヶ月、といえば長いようですが実際練習できる時間は限られております。いつものように直前で苦しみたくないので…今のうちからひとつひとつ問題箇所をつぶしていきましょう。
  先先週あたりから、例のホルン練習がスタートした模様。これでもかこれでもかと重箱のスミをつつきつづける練習は、見ているほうは面白いですがやっているほうは大変でしょうね。クラリネットは年明けから自主練を開始する模様。また青少年学習センターをBAGばかりで占拠してしまうことになりそうです。
2000年12月3日(日)
  本日は久しぶりにアメリカ古典舞踊組曲の練習、それから初めて海の歌の合奏をしました。海の歌は初めてにしてはそこそこの出来。まあ、そんなに難しい曲ではないのでこんなものでしょう。一方久々のアメリカ古典舞踊組曲は散々な出来。細かい単位でひたすら数えるということ、これを癖にしないといつまでも苦労しますぞ、みなさまがた。
  海の歌、と違って編成の薄くなる部分が多く、互いにカバーしづらい曲です。正確に、正確に演奏いたしましょう。

  本日はトランペットに見学の方がいらしてくださいました。入団していただければもしかして最年少団員となるかもしれません。また、先週見学にいらした初心者のトランペット希望の方もいらしてくださいました。合奏中は裏で一人で吹いていらっしゃいましたが、なかなか良い音でした。期待が持てます(…なんて偉そうに…我々ものんびりしていられませんね)。お二人さま、今後ともよろしくお願い致します。
2000年11月26日(日)
  本日は青木先生による合奏の練習。特に焦点になったのは
・細かい単位で数えること(裏拍を数えること)
・アクセントやらなにやらをきちんと演奏しわけること
の主に2点。
  細かな単位で数えること、というのは結構いろいろな場面で使えるワザですので、はやいうちに癖にしておくことを強くオススメいたします。例えば、正確な譜割りで演奏できることだけでなく、細かく数えることでクレッシェンド、ディミニエンドを滑らかに行うこともできるようになります。数えることは大変重宝致します。
  二つ目はつまり(わかりやすさを優先させて、正確さをいくらか犠牲にして言うならば)強い音はちゃんと強くしましょう、ということですね。問題は、それじゃいったいどの音が強いのか、ということですがそれは譜面を見ていくといろいろと手がかりがえられます。例えば、
・1拍目は強い(小学生のころ音楽でならった通りです)
・長い音は強い(かもしれない。そういうことが多いです)
・同じことの繰り返しはだんだん強くなる(かもしれない)
・フレーズの中の高い音は強い(かもしれない)
などなど…。
  譜面をながめながら、ここを強くしてみよう、ここを弱くしてみよう、と考えてそのように演奏してみると楽しいです。一度お試しあれ。

  次回の練習ではフランス組曲をやりますか?と青木先生にお尋ねしたところ、いや今日言ったことをちゃんとやってきてもらってからでないとあまり練習しても意味がないから…、とのことでした。宿題はきちんとこなしてきましょう。

  本日はクラリネットにお一人、トランペットにお二人見学の方がいらしてくださいました。ありがとうございます。今後ともぜひよろしくお願い致します。
2000年11月19日(日)
  本日は先週の練習の復習、といった内容の練習でした。
  テンポや音程を、乱れたテニスラケットのガットを直すように正確にしていく作業。個人的にはこういう練習がすきですね(ただし元気なときに限りますが…。疲れていたり空腹だったりするとまず耐えられません)。

  なにか忘れているなあ、と思いつつ練習を終え、練習の後は係の打合せを行い、食事をして…。夜になってはっと思い出しました。今日聴きに行く予定だった演奏会をすっかり忘れていたのです…。国際オーボエコンクールの審査員たちのコンサート、シェレンベルガー、ゴードン・ハント、モーリス・ブルグ、という豪華な顔ぶれ、チケットは購入済み…。なんというもったいないことを、と悔しい思いでいっぱいでございます。
  まあ、BAGに迷惑をかけるようなことでなくてよかったです。
  …ううう、しかし、もったいない。

 本日もパーカッションに見学の方がいらしてくださいました。ありがとうございます。
2000年11月12日(日)
 本日は金管トレーナーの青木先生による合奏練習。曲目はディエスナタリスとフランス組曲。
 やはり、青木先生の練習はよい内容になりました。我々だけの練習ではただ漠然と良くないなあと感じていた部分を細かに指摘いただくことができました。あそこを練習しよう、あそこもあの人とあわせておこう、と問題点に対して具体的な行動方針をたてられるような練習でした。ありがたや。
  ディエスナタリスは細かな単位(パート内、お隣同士などなど)での音程合わせが重要とよくわかりました。このあたりは全体の練習でやっていたらキリがないので、休み時間などにお互いに顔をあわせたら、あ、じゃあ例の箇所合わせておこうか、と練習できることが重要と思います。
 とはいえ、どうしても合わない練習の必要な箇所ほど、なかなか合わせてみたくはならないもので…世の中ままならぬものでございます。

 本日はパーカッションに見学の方がいらしてくださいました。ありがとうございます。
 それから団員のひとりが本日結婚式をあげました。おめでとうございます。(ちなみにお相手は愛川ウインドオーケストラの方。世の中狭いものですね)
2000年11月5日(日)
 本日はフランス組曲・ディエスナタリス・アメリカ古典舞踊組曲の練習でした。久しぶりのフランス組曲は結構忘れている部分が・・・油断大敵ですね。
 なんと、合奏が始まる前に外で、誰もが「懐かしい」という「アルヴァマー序曲」をアンサンブルしている人たちが。(という私もそのうちの一人でしたが・・・)たまにはこんな息抜きもありですよね?
2000年10月29日(日)
 本日もまたディエスナタリスとアメリカ古典舞踊組曲の練習でした。アメリカ古典舞踊は形がまとまってまいりました。ディエスナタリスはやはり難しいですね。なかなか練習の成果があらわれてきてくれません。  3月の演奏会の曲目が決定しました。「リードの『センテニアル』」と発表されると、部屋のはじっこのほうでは「え、なに?センチュリア?」との声、「ミッチェルの『海の歌』」と言えば「ああー」と悲鳴が・・・。みなさま反応がなかなか素敵ですね。
  いよいよ次週からは11月。久々のフランス組曲の練習も入ります。今までの全体の形をなんとなくつかむ練習ではなく、それぞれの曲の完成度を高める練習になるといいですね。
2000年10月22日(日)
  本日はアメリカ古典舞踊組曲とディエスナタリスの練習でした。アメリカ…に時間をかけての合奏練習。思っていたよりも良い出来で安心できた部分と、思っていたより悪くて心配になった部分と、半々くらいでした。まあ、いつも通りの練習といってよいでしょう。
  アメリカ古典舞踊組曲は譜面に正確に演奏することに注意すると、曲がわかってくる、どんなふうに演奏するとよいかわかってくる曲と思います。正確に、精密にできるよう、丁寧におさらいしていきたいものです。
  一方、ディエスナタリスは音色の美しさ、ハーモニーの美しさ、といった基本的な力量がものを言う曲といえましょうか。ひとつひとつの音を大切に吹くことが重要と思われます。

  本日は見学の方がお二方いらしてくださいました。ありがとうございます
2000年10月15日(日)
 今日は分奏練習の予定でしたが、人数が少なかったため急遽後半をアメリカ古典舞踊の合奏練習にあてました。
 金管は前半からアメリカ古典舞踊を練習しました。パートも揃わないためか少々寂しかったですが、各パートの音がちゃんと聞けて出来ないところをきちんと見ていただけたので良い練習だったと思います。木管も含めてどのパートもまだまだきちんと吹けない部分が多く、沢山練習が必要だなと痛感しました。
2000年10月8日(日)
 3連休の真ん中、ということで出席状況はあまりよくなく、20名くらい。しかし、本日は練習の見学にファゴットの方がいらしてくださいました!ありがとうございます。見慣れぬ珍しい楽器を団員たちは、まるでおのぼりさんが都会の高層建築をみるようにみておりました。すみません。おそらく吹きづらかったのではないかと思います。
 練習はベネットのアメリカ古典舞踊組曲を中心に。まだまだ先は長そうです。
2000年10月1日(日)
 先週の合奏をふまえての分奏練習。木管では、ディエスナタリスの他にも予習ということでアメリカ古典舞踊組曲も少しやってみましたが、とても大変なことになってしまいました。
 体で曲を覚えてしまえばたいしたことはない曲のハズです。はじめはきっちり数えて、正確におぼえていくようにしたいものです。
2000年9月24日(日)
 演奏会後初めての練習。3月の定期演奏会にむけて新しい曲の練習が始まりました。
 本日はハンソンの「ディエス・ナタリス」の練習。思っていたよりもうまくいったような気がしますが、課題はたくさん。地道に、細かい単位での音合わせが必要な模様です。演奏することはそんなに難しくありませんが、うまく演奏することは非常に困難な曲のようです。
 「ディエス・ナタリス」とは「降誕の日」という意味で、ハンソンが幼い頃に教会で歌っていたクリスマスの聖歌の旋律を使った曲だそうです。

 演奏会が終わったからか、前日の土曜日は色々と遊びの企画があった様子でした。ディズニーランドへ行った人たちもいれば、餃子会を催した人々もいるとか。ちなみにわたくしめはソフトボールをやっておりました。慣れないことをしたせいで、練習しながら体の節々が痛くてかないませんでした。