第8回定期演奏会までの日記
2000年2月28日(月)第8回定期演奏会当日
 昨日、無事に第8回定期演奏会を終えました。たくさんのお客様に御来場いただき、団員一同大変喜んでおります。ありがとうございました。
 さて、演奏のほうは恥ずかしながら、事故の多いなかなかスリリングなものとなってしまいました。幸い、寛大なお客様方にはそれにも関わらずお楽しみくださったようで、あらためて感謝申し上げます。昨日の演奏会の成功は皆様のおかげでございます。
 昨年予約した今回の演奏会場のパルテノン多摩小ホールは、現在のBAGにとっては少々窮屈でした。なんとか会場の方々の御協力によりつめこむことができました。また客席との距離も近く、お客様が舞台からもよく見えました。舞台上では笑顔をこころがけておりますが、昨日は緊張のあまりひきつった笑いになっていたかと思います。おはずかしいかぎりです。
 まだまだ未熟ではありますが、今後ともBAGウィンドアンサンブルをよろしくお願い致します。
********(ここからは内輪の話題になります。関係者以外の方は楽しめないかと思います…)********
 演奏会後の打ち上げは非常に恐ろしいものでした。いや、なんといいますが、イイ年した大人があんなに羽目をはずして騒いでよいものかという…。開始直後から危険を感じた私は早々に比較的静かな一角に逃げ込みました。しかしこれが間違いでした。トロンボーンの方々に「どこからともなくビールのわいてくる不思議なコップ」を持たされ、始まってから15分後にはもう既にガソリン満タン状態に。誰かが(誰でしたっけ?)白鳥の衣装を着るというので、なんと飲み会の席でオーボエをとりだして(お店の人ごめんなさい)リードを水のかわりにビールにひたし(なんという暴挙!!)チャイコフスキーの「白鳥の湖」を吹きました…。酔いがさめてからまず初めにしたのは楽器の手入れ。今まで何度も酔っぱらって醜態を演じてきましたが、ここまでの暴挙にでたのは初めてでした。
 とりあえず、どのリードを使って吹いたのだろう?においを嗅いでみたがよくわからない。
 幸い楽器もリードもナイフも無事。しかし楽器を粗末に扱ったことを非常に反省しています。もう酒は(しばらく)飲まないぞ(楽器を手許においては)と決心する今日このごろであります。
2000年2月20日(日)
 土日と2日続けての練習でした。本日は少々木管と金管で休憩をずらして、分奏の練習を15分ほどとりました。金管の練習のときに聞いていましたが、こうしてながめてみるとずいぶんと人数が増えたものだなあ、と今さらながら思いました。今日の合奏にきた人数(36人)のうち去年の今頃にいたのは…6人ですね。こうして一緒に演奏してくれる人がたくさんいるというのは幸せなことと改めて思った次第です。楽団にとっての一番の財産は人ですね。
 演奏は問題はいくつもありますが、全体としてよい仕上がりです。来週はよい演奏会ができるでしょう。
 とはいえ、興行というものは博打と同じで「打つ」ものですから、何が起こるかわかりません。できるところまでやったなら、その後は神様や猿の手にでもお祈りしましょう。
 本番1週間前です。団員のみなさまにおかれましてはくれぐれも風邪や交通事故にはお気をつけください。
 本日、3月以降にハンソンの「ディエスナタリス」をやります、と発表しました。トランペットのあたりから「うああ」という悲痛な声が聞こえたのは…気のせいですよね。
2000年2月13日(日)
 関さんによるホルストの第2組曲、ウェールズの歌の合奏。最近練習場のイスが足りず、となりの部屋から毎回かりてきています。片づけも大変だろうなあ、と思いつつも、楽器をかたすのが遅い私はいつも手伝っていません。ごめんなさい。
 風邪が流行っているもよう。団員の中にもつらそうにしている方がちらほら(最近は馬鹿でない団員も増えてきているのです)。くれぐれもお気をつけ下さいませ。
2000年2月12日(土)
 本日は3日連続の練習の第2日目。練習は夜からでしたので、昼間はシンバルを買いに田原町まで行ってきました。新しいシンバルは良い音がします(あるいは、よい音がする気がするだけか?)。
 練習は春の猟犬とわらべ唄。さすがに本番に近いのでそれなりの音はしてきました。まだ課題はたくさんありますがつぶせるだけつぶしていきましょう。
2000年2月6日(日)
 演奏会前はいつもそうなのですが、不安になって色々特殊な行動にはしったりします。
 私の場合、次のような症状が出てくると、ああもう本番直前なんだな、と感じます。
・演奏会とは関係のない曲の練習をしてしまう
(ろくに吹けもしないのにモーツァルトのコンチェルトとか…)
・充分な数のリードがあるのに、練習するかわりにひたすらリードを削って時間を過ごしてしまう
(オーボエ奏者に特有の症状。悪化するとリードを削る前段階の「ナイフを研ぐ」だけになることも)
・目覚ましに練習している曲を使おうとする
(そのくせ、なりだすと嫌なので必ず目覚ましより早く起きてとめてしまう)
 というわけで演奏会3週間前でございます。
 本日の練習は「わらべ唄」と「春の猟犬」。そこそこの出来なれど、木管の不安定さは痛々しいほど。次回の練習ではきっちり仕上げられるようにしましょう。あんまり不安なので練習の後に木管の方を集めて(おせっかいながら)色々とお話させていただいてしまいました。
 よい演奏会になるよう、シビアに練習していきましょう。
 練習はシビアに、本番は楽しくいきましょう。
2000年1月30日(日)
 関さんによるホルストの第1組曲とウェールズの歌の練習。今日は練習を録音してみました。これが聞いてみるといままで気付かなかったヤバイところが、あららあるわあるわで…。不安になってしまいました。最近金管のアンサンブルが非常にしっかりしてきたので、よし、いいぞ、と思っていたら、その一方で木管ががたがたになっていたようです。
 今度の土曜日は木管練です。金管に負けないように練習していきましょう。
 本日、トロンボーンに入団された方が1名。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
2000年1月29日(土)
 本日はホルンパートの自主パート練習がありました。朝から夕方まで、その後は公式の金管練習。さすがに夜になるとホルンのみなさんは疲れきっていました。ほんとうにお疲れさまでした。
 練習内容は「わらべ唄」。なんとかまとまってきたようで安心しました。この調子ならうまくいくと思います。
 明日は関さんによる合奏です。ホルンの皆様、ゆっくりお休み下さいませ。
2000年1月23日(日)
 本日の練習は木管練。木管トレーナーの木村さんに練習をみていただきました。実際に楽器を吹きながら指導してくださるのでわかりやすくて助かります。曲目はわらべうた、ホルストの第2組曲。音程とアーティキレーションを中心に練習をみてくださいました。アーティキレーションを変えてみると縦の線があったり、となかなか面白い練習でした。
 演奏会のためにステージ図を作成中です。ただ、昨年の今頃(当時の団員11名!)に会場を予約して、そのころはこんなに団員が増えるとは思っていませんでしたので…舞台が狭いのです…。トランペット、トロンボーンの皆さんは1人横幅70cmの割り当てとなってしまいました。できるだけ演奏しやすいような配置を考えつつ試行錯誤しているところです。でも、基本的に嬉しい悩みです。団員がたくさんいると楽しいですからね。
 22日の練習でチューバの方が1名、楽器をもって見学に来て下さいました。1人しかいないチューバの団員は「すごく嬉しい」と言っておりました。ありがとうございました。今後もぜひよろしくお願い致します。
2000年1月16日(日)
 本日の練習は久しぶりのホルストの第1組曲、それから第2組曲の2曲でした。そこそこの出来でしたが、まだミスが目立つ粗い演奏です。大きな音のところで音をはずす、小さな音で音がへなへなする、これらに気をつければきめ細かな演奏になることと思います(それが難しいのですけれど)。
 音程はあってきたようで、今日はチューニングにあまり時間がかかりませんでした。良いことです。
 また、本日は係決めの話がありました。ついでにパートリーダーについても話しましたが、ひとりしかいないオーボエの私はどこに入るのかわかりませんでした。結局フルートに引き取ってもらうことにしましたが…。オーボエとファゴットの人を増やして「ダブルリードパート」を作れるといいな、と考える今日このごろであります。
 今日は見学の方が3名もいらしてくださいました。トランペットに1名、ホルンに1名、クラリネットに1名。今後ともよろしくお願い致します。
2000年1月9日(日)
 本日は今年初めての公式の練習。わらべ唄と、星条旗よ永遠なれ、の初めての合奏でした。
 星条旗…は丁寧に演奏する練習に時間を使いました。こんなに神経をつかうとは思いませんでした。音を小さな窓を通して届くようにトリオを演奏しましょう、という練習。疲れました。
 日本民謡組曲わらべ唄は、1曲目が金管のアンサンブル、2曲目は木管のアンサンブル。1曲はお休みできるので、星条旗で疲れていた分ちょうどよかったかもしれません。
2000年1月8日(土)
 あけましておめでとうございます。
 今年最初の練習は個人練。年末・正月で間があいた分のウォーミングアップ、および新しい譜面の練習の時間の確保を狙ったものです。参加は任意、としていましたので、参加者はいつもより少々少ない15人。
 土曜日の夜は他の団体の練習も多いようです。隣りではどこかのオーケストラの金管セクションがドヴォルザークの「新世界より」の練習。下の階ではまた別の吹奏楽団が練習。なかなかにぎやかでした。
1999年12月26日(日)
 1999年最後の練習でした。
 本日の練習でも第2組曲をやりました。前回の演奏会の後、ずっと第2組曲のみを練習した1ヶ月です。名曲にじっくり取り組むことは楽団自体の実力を上げてくれるものです。この1ヶ月でBAGの実力もあがったのではないかな、と希望的観測をしております。一皮むけた状態で、来年からまた新たな曲の練習を始めましょう。
 第1組曲に取り組んできたおかげで、今月の第2組曲の練習は意外にまとまりが早かったと思います。この次は更にはやく曲をまとめていけると…思いたいですね。
 それではまた、来年もよろしくお願いいたします。
1999年12月19日(日)
 早いもので、今年の練習も次回で最後となります。
 本日の練習は、第2組曲をやりました。丁寧に課題をつぶしていくという内容の練習でした。細かい点ではいろいろとありますが、全体的にはまとまってきてよろしいのではないかと思います。
 怖いのは「鍛冶屋の歌」!。なにが怖いって、別に演奏がまずいとかそういう意味ではなくて、物理的な恐怖です。パーカッションのほうから金づちがとんできそうで怖いのです。今日も早速合奏中に金づちの頭がとれてしまって…。恐ろしいのなんの。血まみれの演奏会なんて嫌ですから、飛ばさないでくださいね。
 また、本日は2月の演奏会の曲目が全て決まりました。それから来年度の係のお話もされました。気付いたらもう、そういう時期であります。
1999年12月12日(日)
 演奏会後の初めての関さんの練習でした。曲目はホルストの第2組曲のみ。2回目にしては悪くない出来でしたが、前回とくらべると良くない演奏でした。合奏の完成度は、それぞれの集中力に大きく左右されます。もう少し、音を出さないときに静かにできるといいですね。
 演奏会を成功させる、ということがいかに重要であるか、これは先の演奏会の成功を通じて良くわかりました。それと同様にひとつひとつの練習も成功させていかねばならない、それを改めて感じた次第でございます。
 本日は見学の方が4名もいらしてくださいました。そのうちお二方はさっそく入団届けを出してくださいました。ありがたや。
1999年12月5日(日)
 演奏会直後の練習というものは不安なものです。なぜかというと、演奏会前はあんなに熱心に練習していたのに、終わったとたんに誰も来なくなって練習にならなかったり、ということになることが往々にしてあるものですから。
 しかしそんな心配はいりませんでした。今日も出席率もよく、良い練習ができたと思います。
 本日はホルストの第2組曲の初めての練習でした。最初にしてはなかなか悪くない出来だったと思います(あくまでも「最初にしては」ですぞ、おのおのがた、ゆめゆめ御油断召されるな)。この調子でいけば2月の演奏会では非常に良い演奏ができると思います。今から楽しみです(でも、「この調子」でいければ、の話。御一同ゆめゆめ御油断召されるな)。
 また本日は、見学の方が3名もいらしてくださいました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。