ウェールズの歌 |
A.O.デイヴィス |
アルバート・オリヴァー・デイヴィスは1920年オハイオ州クリーヴランドに生まれ、アリゾナ州立大学等に学びました。後年(1968〜1972)はオハイオ州立大学マーチング・バンドの編曲者として多くの作品を書きました。 その1つとして1970年にラドウィッグ出版社から出版したのがこの組曲です。 ウェールズはイギリスでも民謡の宝庫として有名な地方で、丘や谷の多い美しい風土には世界でも最も美しいメロディの民謡があります。 その中から6曲の有名なメロディを選んで組曲にしたのがこの曲で、三つの楽章にはそれぞれ次のような民謡が含まれています。 ・第1楽章 Land of My Fathers (我が父なる国ウェールズ国歌) The Marsh of Rhuddlan ・第2楽章 Venture Gwen ・第3楽章 All The Day (フォーク・ダンス) Rising of the Lark Vale of Rhondda いずれも美しいメロディの民謡が巧みな編曲により優しく歌いつがれてゆきます。 参考文献: コンパクトディスク「BAND MUSIC "EVERGREEN"」(解説 秋山紀夫) |