ディエス・ナタリス
H・ハンソン
 ディエス・ナタリスとは「降誕の日」という意味です。序奏、コラール、5つの変奏曲、フィナーレ、で構成され、ルター派の教会でクリスマスに歌われる聖歌に基づいています。
 作曲者のハワード・ハンソンは子供のころ教会でよくこの聖歌を歌ったそうで、数々の作品についてこの聖歌の影響を受けていると自身語っています。ハンソンは40年間学長を勤めたイーストマン音楽学校の50周年記念にこの曲を作曲しました。初演は1972年4月7日、ドナルド・ハンスバーガーの指揮するイーストマンウインドアンサンブルによって行われました。